2005年10月30日

★2005年10月第5週

[10月30日 100kmを1人で4時間ちょうどで走りました。]
(1)博物館便り
当館は財団法人が運営する博物館で、ご存知の方も多いと思うが(財)シマノ・サイクル開発センターという財団が運営している。
この財団はさまざまな事業を行うが、その中の1つに博物館の運営があるという位置づけである。財団名に開発センターとあるが開発スタッフがいるわけでなく、研究開発事業を外部の大学等の研究機関に委託している。そしてその委託事業の研究の結果を公表していただく発表会を先週行った。
発表内容は以下の通りである。
(1)近畿大学工学部の野口教授による「自転車部品のアルマイトに関する研究」
(2)岐阜大学工学部の王助教授による「自転車部品のトライボロジー」
(3)大阪府立大学の東教授による「6000系アルミ合金の高性能化」
残念ながら私は文系の人間で、こうした理系の話はチンプンカンプンである。この事業を私が担当するようになったので、この博物館の活動に役立つ「自転車と健康」に関する研究を今年はお願いしている。
今年は名古屋市立大学の高石助教授に「日常生活における自転車走行的の運動強度に関する基礎研究」をお願いしている。その発表を来年していただくので、お楽しみに!
(2)通勤サイクリング便り
何度も走ろうと思っても雨に降られて4時間走行ができていなかった。
24日月曜日は晴天に恵まれ、いつもの7.5kmの周回コースを使い4時間走った。結果的に100km走っていた。
ツールドおきなわの120kmを走るので、4時間走行に体を慣らすためである。泉北ニュータウンはアップダウンがあり、決して楽ではないので4時間で80km〜90km位走れたらいいかなと走り出した。 暖かそうな陽射しもあり半袖、半パンツで走った。少し肌寒い感じがしたが、走り出すと汗も出る。
結果的に100km走れたのは少し肌寒い位の方が発汗も少なく、あまり水分補給を必要としなかったこともあったようだ。ボトルを2個用意したが1個しか使わなかった。エネルギー補給にウィダーを2個持って1時間ごとに補給した。
思ったことは通勤サイクリングでは朝と夕方(夜)しか走らない。従って暑い日中に走る事に体が慣れていない。 この日は日中だが10月下旬で気温が上らず、私の体に適した気候に恵まれた。そう考えると一昨年のツールドおきなわの80kmで200人中42位で走れたのは、雨で気温が上らず涼しい状況で走った事が好順位につながったと考えられる。
その前年は晴天で、順位は61位でタイムも悪かった。雨天で全体にタイムは落ちたが、私は逆にタイムが少しだが上り、順位も上げることができたのだ。
今年と来年はおきなわの120kmを走り、再来年は200kmに最初で最後の挑戦をする。というのは200kmは参加資格が60歳未満となっているので、59歳での参加が再来年になるからです。  (中村博司)
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2005年10月22日

★2005年10月第4週

[10月23日 通勤に長いレースパンツが必要な秋が来た。]
(1)博物館便り
先週に続き堺まつりの報告をしたい。15日は終日雨に降られた。大仙公園の野立ては開催不可能だったと思う。和服は雨に弱いので、雨天に高価な着物を着ることはできない。
さて、この日はTV大阪の収録が行われた。吉本の芸人さんが堺市長のミッションを受け、堺市内自転車マップを作るため自転車で回るというストーリーだ。出演してくれたのは間寛平、石田靖、武内由紀子、ランディーズの5人だ。当館より貸出した自動変速機等を装備した自転車で、雨の中を雨合羽を着て元気に走って行きました。
放映は11月3日(祝)お昼頃にテレビ大阪より行われます。堺の魅力、自転車の魅力がふんだんに紹介されますのでぜひ観て下さい。
翌16日は前日と違い、全くの晴天に恵まれ堺まつりパレードが行われた。豪快な火縄銃の発射音はすごい迫力だった。堺の鉄砲隊の他に彦根や根来、雅賀衆、会津の鉄砲隊もあり少々驚きました。
自転車のパレードは、当館の貸出したクラシック自転車のレプリカ等に古い時代衣装を着て、見せ物としては形になっていました。しかしもっと楽しく面白い見せ方はあると思います。
来年も機会はあると思いますのでしっかり案を練って、周到に準備してやりたいものです。
(2)通勤サイクリング便り
先週からついに長いタイツを着用するようになった。大阪の南部は温暖で雨も少なく、自転車に適した土地だと思うが、朝の風が冷たく感じられるようになった。一番薄手の長いパンツを着用した。
家から走り出してしばらく走り、体が暖まってしまうと少し脱ぎたくなるが、汗が出て困るといった程度にはならない。
帰路は泉北ニュータウンの丘の上の家に帰る。直前に700mの直線の登りが待ち構えているが、家に到着しても汗まみれにはならない。公園も多く、堺の旧市街に比べ気温は1〜2℃位違うので、登り坂でも空冷効果があるのだろう。
10月に入るまでは必ず家に着くと汗が止まらずシャワーを浴びるのが日課だったが、今は汗をかいているがすぐ止まるので、洗面所で顔と頭の汗を流していれば体の汗は止まってくる。着換えをし、体が暖まっているので犬を連れて近くの遊歩道を散歩して体を冷やしている。晴わたった夜空を眺めて名月を見上げる。自転車に乗っている時は月や星を見ることは少ない。周りの自動車や信号、道路の穴や空き缶等、常に緊張状態にあるので、夜空を眺める余裕はないのだから当然だ。そんな緊張感があるから、ゆっくり遊歩道を歩きリラックスした気分を楽しめるという事なのだろう。トトロの森のような大きな木の繁る道で美しい月を見上げ、わけもなく感動した。  中村博司

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2005年10月15日

★2005年10月第3週

[10月16日 若い日々にも使命感を持って突っ走っていたようだ。]
(1)博物館便り
今年32回目となる堺の秋の最大のイベント、堺まつりが10月15・16日に行われ、16日の堺まつりパレードに自転車パレードが出現する。
第一部の過去をテーマにしたパレードでは、当館のクラシック自転車12台がパレードに参加する。また現在をテーマにしたパレードでは、自転車スポーツを紹介する。ただロードレース等はスピードが速すぎて、時速2〜3kmのパレードには似合わない。そこで大阪大学と桃山学院大学のサイクルサッカーチームが協力してくれることになり、ボールを交換しながらパレードを盛り上げてくれる。
サイクルサッカーは、ドイツを中心に盛んな室内自転車競技で、2人でチームを組みサッカーと同じゴールにボールを入れる事を競う。
1970年頃には日本の大学の自転車部にサイクルサッカー用自転車が貸与されて始まった。2001年11月頃には鹿児島県加世田市において世界室内自転車競技選手権大会が開かれた。
私も母校の恩師がこのサイクルサッカー連盟の会長をしていて、多少のお手伝いをした。種目はこのサイクルサッカーとサイクルフィギア(自転車の美しく曲乗りを競う競技で英語では Artistic cycling と呼ばれる)が行われたのだ。
第三部の未来をテーマにしたパレードでは、環境保全を中心としたパレードになる。このパレードの先頭はベロタクシーが行き、そのあとは学生の環境活動に取組むエコ・リーグという団体が中心となる。この学生達は自転車に乗って市町村の首長を訪問したり、街頭活動を行う‘‘自転車きゃらばん''しながら堺にゴールした人達だ。私も何回か、彼らの活動に協力参加をしている。そして’’安全で長持ちする自転車’’の規格BAAのパレードがある。安価な輸入車は安全性や耐久性に問題を持つものが多い。そこで自転車業界としてBAA(自転車協会認証)マークをつけて自転車を選べるようにしたのだ。
パレードは南海高野線 の堺東駅 から歩いて5〜6分の所、大小路シンボルロードを使って行われます。
パレードスタートは10月16日正午より過去、現在、未来のパレードが行われます。午後3時からは堺の「ふとん太鼓連合保存会」によるパレードが始まります。
(2)通勤サイクリング便り
トレーニングのため10日(祝)に4時間走行を計画したが、1時間程走ったところで雨が強くなりあえなくそこで中止した。休館日の翌日も朝から雨だった。
10月10日体育の日は結婚記念日で、久しぶりに妻と京都比叡山の山腹にあるホテルへ食事に行った。実は29年前に京都で披露宴を行い、その夜はここに泊まったのだ。ただその時のホテルは取り壊され、新しいフランス的で開放的なレストランのあるホテルに生まれ変わっていた。ホテルへは京都東インターを出て、湖西道路、山中越え、比叡山ドライブウェイを経由した。この山中越えは近江神宮と下鴨神社あたりを結ぶ道で坂は長くきびしい。
35年前の大学時代はトレーニングによく走っていた。一度は琵琶湖畔で合宿をして、午前中にこの山中越えを何度か登り、午後はトラック練習をしたのだ。 あの頃も関東の大学のレベルに劣る関西の大学の自転車部に呼びかけてレベルアップを目指しての合同合宿だった。 関西学生自転車競技連盟の委員長として突っ走っていた。 どうも昔から、この種のテーマを持つと何とかしなければという使命感にとりつかれて夢中で突っ走っていたようだ。
この性格は30年たっても変わっていないのは相変わらずで若さを保っているのか、進歩がないのか・・・、また何年かたってから考えよう。  (中村博司)

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2005年10月09日

★2005年10月第2週

[10月9日 若者にも中年にも人生の輝きは平等に与えられる。]
(1)博物館便り
自転車の存在が、自転車以外の世界から注目されるようになって久しいが、いよいよ本物になってきたようだ。ここ数日のあいだに3つの論文執筆の依頼が舞い込んだ。
1つ目は「エネルギー・資源」の論点から自転車の利用、活用の話。2つ目は「交通科学」の観点から都市における自転車利用の話。3つ目は「自転車社会実現」の論点から自転車交通、自転車ライフの楽しさの話などである。〆切は11月末、 12 月末あたりで多少の余裕時間はある。 しかし、時間はあると安心してはいけない。恐いのは11月にはまた新しい仕事が必ず入ることだ。しかし反面、先の心配をしていては仕事から逃げる事になり、断られた人は仕事を私に頼まなくなる。そうすると情報も入ってこなくなる。情報は発信するから、レスポンスとして入ってくるものだと思う。
自分が動かなければ他人は動かない。自転車は健康に良い、環境に良いと念仏のように唱えても人は自転車に乗ってくれない。自分から乗り、その効用を訴えてこそ説得力を増すと思う。またイベント企画・実行して一緒に走る事が一番求められていると思う。
そんなわけで論文の依頼は3件とも引受けることにしました。また私の新しい挑戦にもなりますし、私のライフワークにも役立つものにもなるはずです。
私が書きたい健康の話は正月休みに少しずつ書き貯めて、 次の出版の機会を待ちたいと考えています。
(2)通勤サイクリング便り
先週の南大阪は月曜日は晴れたが、火曜・水曜と雨が降った。
月曜日は家の近くの周回コースを2時間程で50km程走ったり、脚に疲労感を覚えていたので、良い休養と考えることができた。
沖縄の120kmのレースでは約4時間走ることになる。体を慣らすため、何度かは4時間走る練習をする必要がある。できれば本番のレース車で走っておき、体とバイクの最終調整をする必要がある。 しかしなかなか4時間走る機会を作れずにいる。
週末は仕事があるし、天気の良い日に朝8時から昼まで家の近くの周回コースで走ってみよう。そして午後から夜まで仕事をすれば良いのだ。10月に4時間走を3−4回行い、11月に入れば少し強度の高いスピード練習を行い、レース前一週間は通勤でゆっくり走るだけにして体を休め体力を回復させるつもりだ。
私がレースのために練習するのは120kmを完走するのが目的で、決して上位で走ることは考えていない。今の私にとってレースは一つの楽しみであり、80kmのレースから120kmへのレベルアップは自分への挑戦と考えているからだ。知力においても体力においても若者には若い時代の輝きがあるはずだし、50歳〜60歳においても一味違う輝きを持ちたいと思う。脚力は衰えても少し脚力をうまく自転車に伝えるペダリングやペース配分で市民レースに出てくる若い人と互角の走りができる可能性がある。
知力においても記憶力や理解力は衰えても経験から得た知識の蓄積とその知識を生かせる能力、思考能力はまだ衰えているとは考えていない。長い人生の中で作り上げた人のネットワークが、かえって若い時に出来なかった事が出来ると考えれば、今の人生もまた楽しからずやといったところである。  (中村博司)

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2005年10月01日

★2005年10月第1週

[10月2日 季節の変り目はウィンドブレーカーやウォーマーを活用しよう]
(1)博物館便り

当館の最大のイベントは夏休みこども絵画コンクールだ。5歳以上の幼児と小学生を対象に自転車の絵を描いてもらうのだが、今年は初めて25,000点を越える応募作品が集まった。大阪では最大の絵画コンクールになるそうだ。
テーマとしては@人と自転車の生活風景ー環境にやさしい自転車との生活風景を描いてもらう A博物館内の自転車の写生ー来館して館内に展示されている自転車の絵 B夢の自転車ー作ってみたい自転車 以上のものがある。
応募作品は、写生は来館して描くので作品は少なく2,300点程。生活風景は6,000点、夢が一番多く17,000点程だった。
当館が絵画コンクールを行うのは子供達が自転車を描く事を通し、自転車の仕組みや自転車が環境保全に役立つ素晴しい道具である事を知り、自転車にもっと乗って健康になってほしいと願っているからだ。
自転車を描くには、自転車をしっかり見つめる事が必要だ。それは自転車という機材の仕組みを知り、科学の目を養い絵を描く能力がつけば、言葉以外のコミュニケーションの手段を持つことにもなるはずだ。子供の持つ才能の発見にも役立つはずだ。そんな思いは学校の先生方も強く思っておられるので、私達のコンクールが堺市以外の応募も増える原因となっているようだ。
子供達の描いた自転車には、子供達の自転車に対する熱い思いが込められていて、素晴しく魅力的だ。
優秀な作品500点、是非見に来て下さい。

(2)通勤サイクリング便り
急に秋風が吹いて、朝のウィンドブレーカーが必需品になった。 何度も書いたが私の家は丘の上にあり、スタートは下り坂で始まるからだ。
3〜4km走ると平地になり体も暖まるので、信号待ちの時間を利用して素早く脱いで、半袖ジャージーの後ポケットに押し込む。朝はそれでOKだが、困るのは夕方だ。ウィンドブレーカーの上に安全のため反射テープのついたベストを着用している。体が暖まり、反射テープのベストとウィンドブレーカーを脱いでまたベストを着用するのが面倒なのだ。
そろそろ腕と脚用のウォーマーを活用する季節が来たようだ。暖まってきた時、腕のウォーマーは肩の方へ上げるより、手の方へ下げるのが簡単だ。外気温と自分の体の暖まり具合を微調整できるので重宝する。
夏が終って朝夕は涼しくて走っていると、とても気持ちが良い。しかし秋への季節の変り目は体の対応が遅れたり、夏の疲れが出たりと風邪を引き易い。無理せず安全に通勤サイクリングを楽しみましょう。 (中村博司)
posted by bikemuse at 15:13| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする