2006年03月26日

★2006年3月第4週

[ 3 月 26 日 4月22日OVE の自転車セミナーを担当します。]
(1)博物館便り
先週は東京へ出張した。1月の第5週に書いた OVE という南青山のお店で自転車ライフセミナーを4月22日(土)に開催する事が決まり、その打合せを行った。
13時30分から約30分で自転車の歴史の話をする。歴史的自転車を走らせるビデオを14分で上映し、その後私が実物を前に説明する。その後1時間で南青山周辺を走り、最後に自転車の選び方を話し、質疑応答の時間も作りたい。
15時30分頃終了の予定で参加費は3 , 000円である。参加費に見合う満足度の高いセミナーにしたいと思っていますので、是非ご参加下さい。申込は OVE (03-5785-0403)までお願いします。
OVE の打合せをこの週にしたのは、3月21日午後1時〜3時半頃まで赤坂にある自転車会館で行われた「 Do ! Cafe in 東京」に参加したかったからである。道と自転車に語ろう!というタイトルで、主催は自転車活用推進研究会。自転車 Do !と(財)道路空間高度化機構である。共催として(財)日本サイクリング協会とエコサイクル・マイレージ研究会である。まずステージには自転車パワーの発電装置とそのパワーで動くアンプ他の音響機器が並べられ、時間になったところでボランティアのサイクリストによる汗の結晶でエコライブが始まった。演奏は井上氏他と、トークとステージ上でのイラストを描くのは利久氏でなごやかに進行した。
ステージで演奏が終ってトークが始まり、最初に名古屋大学の産学連携コーディネーター片岡氏の活動報告があった。そして本来なら疋田智氏が来るまでのつなぎ役として、進行役の小林成基氏からお呼びが掛かって参加させてもらった。私も堺で取組んでいる自転車を活用したまちづくりの報告をした。また来場していた国土交通省の自転車が好きな担当者もステージに上り、自転車の環境整備を進めるための白熱した議論になり、楽しい Cafe になった。
06.3-4   





エコライブ

(2)通勤サイクリング
先週は東京出張とスケジュールが過密になり、風邪も加わって1日しか自転車に乗れなかった。そんなわけで今日は「イタリアの自転車工房物語」の紹介をする。
ヨーロッパのプロロードレースの写真を20年以上撮り続けている、日本を代表する自転車競技の写真家である砂田弓弦氏がイタリアの手作り自転車メーカーを訪問取材し、まとめたものだ。
私は自転車競技、それもロードレースの出身であり、今も「チネリ」「デローザ」を保有している。「チネリ」は1969年に購入し、1970年のニュージーランド遠征に使用し、3日間と6日間のステージレースで使用した。「デローザ」は1973年に欧州プロレースにデュラエースが参戦した時、私は9ヶ月欧州に滞在し、自転車レースの情報収集のためベルギーの「シマノ・フランドリアチーム」と共にすべての有名レースに同行した。
レースのない時はしばしばミラノの長沢義明氏のもとへ通い、イタリアの自転車について教えてもらった。当時長沢氏はデローザで働いており、その時購入したものだ。この本の13ページにある当時の長沢氏と、ウーゴ・デローザ氏の写真を見ると感無量になった。もちろん自転車博物館としても所蔵自転車の由来等説明文の参考にできる非常に良い本です。
発行は八重洲出版で定価2 , 400円+消費税です。  (中村博司)
06.3-4-1 








イタリアの自転車工房物語表紙
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2006年03月18日

★2006年3月第3週

[3月19日 自転車を掃除する本当の理由]
(1)博物館便り

先週13日は月曜日で本来は休館日だが、重要な来客があり見学いただいた。
UCI(世界自転車競技連合)の会長、PAT MCQUAID氏である。
シマノは自転車レースの発展を願い、UCIを支援するスポンサーの一員になっているが、新会長に就任されたのでシマノに挨拶に来られ、合わせて博物館の見学を希望し来館されたのである。
会長は元レーサーで父親もレーサーだったし、兄弟は自転車の輸入を仕事とするなど自転車一家である。そのためか自転車の歴史にも造詣が深く、自転車が大きな発展をとげた19世紀にはすぐれた科学者が自転車産業にいて自転車の発展を支えたという事を述べられた。そこで1876年に作られたスターレー・ソーシャブルという三輪自転車の所へ案内し、その三輪車のステアリングがラック&ピニオンのシステムであり、また大きな三輪車が機敏に走れるようにディファレンシャルギアを装備している事を説明した。言い換えればベンツはガソリンエンジンを発明して、当時存在した三輪自転車にエンジンを乗せた事から自動車の歴史が始まったということだ。
またこの博物館に大変すぐれたコレクションが揃っているのにも驚いておられた。当館のコレクションはオランダのバタバス社が持っていた博物館(自動車やオートバイも含む)の自転車140台を25年前に購入した事も説明した。

(2)通勤サイクリング
先週は出張もあり、またまた満足に乗れない日が続いた。
雨も多く、路面が濡れた状況は走りにくいものだ。特に路肩には水溜りが出来やすい。茶色く濁った水溜りの底がどのような状況か確認できないので、水溜りには入りたくない。しかし避けるために急に右に進路を変えると危険だ。後方から追い越してくる自動車との接触は絶対に回避したい。
そんな事を考え、注意を集中させて走ると疲れも増す。そんな時は無理せずに歩道を走るのも良い選択だと思う。車道に比べデコボコで快適とは言い難いが、車道を走るストレスより少しは疲れが少ないと感じる。もちろん路側帯の内側に十分にスペースがある時は歩道に上る必要はない。
こうして無事に博物館に到着。しかし自転車は泥だらけ。特に車輪の汚れがひどい。マウンテンバイクなどのVブレーキは雨天の制動力を増すため摩擦力の高いブレーキシューを使っているので、タイヤをはめる金属の台(リムのこと)のサイドが少しずつ削られて汚れる。これを機会に一度綺麗に掃除しよう。
掃除は決して自転車を美しく保つためだけではない。ブレーキシューの滑り具合、ネジのゆるみやタイヤの傷など故障を未然に防ぎ、安全に走るために必要不可欠なことだから。  (中村博司)

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2006年03月10日

★2006年3月第2週

[3月12日 休みをとって梅を観賞してきました。]
(1)博物館便り
堺観光ボランティア協会の全体研修での講演、「健康寿命を伸ばし生活の質を向上させよう」は85名の参加があり、なごやかに終了できた。少しは笑いをとろうとネタを用意して話した結果はまずまずの成果、手ごたえを感じることができた。 普段から面識のある方が全体の4分の1位もいらっしゃったので、協力していただけたのかもしれない。
一方まちづくりについてだが、2月の下旬に市役所のロビーで活動をPRする展示を行ったが、今度は同じ堺市内のダイヤモンドシティーというショッピングセンターで、3月28日より4月4日まで展示を行うことが決まった。
このショッピングセンターは地下鉄御堂筋線の北花田駅に隣接しており、キーテナントの1つであるイオン鰍フ依頼から、堺市が政令指定都市昇格を記念する展示を行いたいのでと、当博物館に展示の協力があったのである。こうした展示を通して自転車のまちづくりの活動と当館をPRし、自転車が活用される社会の実現に向けて努力していきたい。
私も週末の4月1日〜2日は展示の説明のため、行く予定をしている。
(2)通勤サイクリング
博物館の休館日に堺観光ボランティア協会の講演を行ったので、週の中ばに休ませてもらい、泉北ニュータウンにある荒山公園の梅を見に行ってきた。暖かい陽気で、平日にも関わらず多くの人達が梅林の中を歩き、写真を撮っていた。幼稚園児が50〜60人来て、先生の指示により、一列に声をかけて整列していた。とてもかわいくて思わず微笑んでしまった。
観梅の人が多いので、私も自転車を押しながらゆっくり歩いた。梅を観賞してからは、いつも自転車散歩で走っている道を天野街道に向った。今日は1人なので、道草をしながら気ままに走った。泉北ニュータウンには縦横に緑道が設けられており、その緑道がどのようなネットワークを形成しているかわからない。変化に富み、起伏のある地形により道が作られているのでパズルを解くような楽しみがある。随分行き止まりもあり、新たな道も発見できたので、今年4月からの「健康サイクリング」のイベントにも使うことになりそうだ。
「健康サイクリング」とは20km〜30kmを走るイベントだ。従来の「自転車散歩」イベントは、初心者には厳しすぎるので、今年は10km位をゆっくり走る「自転車散歩」と、20km〜30km走る「健康サイクリング」の2本立てで、実施することにしました。   (中村博司)

06.3.2




荒山公園の梅の花は見頃だった。
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2006年03月05日

★2006年3月第1週

[3月5日 日も長くなったので梅の花を見に行きましょう。]
(1)博物館便り

講演の機会がすこしづつ増えてきた。特に春に多いのは自転車は春が本番のイメージがあり、それに先駆けて室内のイベントを済ませるねらいがあるようだ。3月4日は京都府バイコロジーをすすめる会の「市民フォーラム」に参加した。今回は「健康で安全な自転車利用をみんなで推し進めよう」というテーマで行われた。
京のアジェンダ21フォーラム自転車タスクチームリーダーの山田章博氏が ━自転車が本当に使える街の仕掛けと仕組みをつくる━ 、 NPO法人「環境市民」の自転車チームリーダー藤本芳一氏が ━自転車マップからまちを変える━ を話されていた。
私は京都在住でないので、健康について話した。 ━自転車で楽しく健康づくり━ である。1人20分の枠で話し、あとはパネルディスカッションと参加者との質疑応答であった。今回は天候がサイクリング日和とあって参加者は20人を超えず、決して盛況とは言えないが、継続することが大事だと思う。
3月6日(月)、地元「堺観光ボランティア協会」の全体研修会で「健康寿命を伸ばし、生活の質を向上させよう」というテーマで1時間半の講演をする。約100人近い方が来られる。主に定年退職後に社会に貢献したいと参加されている方で、案内ガイドという肉体的、精神的に負担の多いボランティアなので「ガイド活動をするには健康第一」である。
力不足だが、人前で楽しい講演を心掛けてはいる。欧米人のように冗談やユーモアを交え、笑いを誘う講演をしたいものである。
いつも思うのだが、面白い話、笑える話しは退屈しない。すなわち話を聞くことに集中できていると言える。さらに笑いとは心がリラックスしている状態だから、聞いている人の心に内容が素直に入っていくように思う。こう考えていくと、ビジネスの世界にも共通しているように思えてきた。会議の場でのプレゼンテーションにおいて、自分の考えている事を出席しているメンバーに真剣に聞いてもらう場面がある。堅苦しい話し方で、出席者を退屈させ居眠りを誘うのか、少し笑いを誘う話し方で会議に集中させるやり方で、議論を活発化させることで結果的には良い結果を生むように思う。
(2)通勤サイクリング
3月に入ると例年、空気が暖かさを持つものだが、今年は当てはまらず冷え込みは厳しい。フリースのマスクを卒業したいのだが、なかなか手放せない。
北風が強くロードバイクでもなかなかスピードに乗り切れず、足も回らず、息ばかりが上ってくる。
先週は梅を見る自転車散歩を予定していたが、あいにくの雨でイベントは中止になり、今年はまだ梅をゆっくり見ていない。
泉北ニュータウンはまだ冬の気温だが、梅の名所で有名な荒山公園の梅林は見頃を迎えているはずだ。自転車通勤の皆さん、ちょっと早めに帰って梅を見るサイクリングに行きましょう。  (中村博司)

posted by bikemuse at 11:13| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする