(1)博物館便り
第3週の日記で書いた東京・南青山にあるオーブで自転車入門セミナーを行ってきた。
受講者は6名で、気軽に話が出来る人数となり、参加した人も喜んでいただけたと思う。
ここ数年自転車にはまって、奥さんとも走りたい30歳後半位のIT技術者、若い頃は何泊もするサイクリングに行ったが、また始めたい50歳台の男性、脂肪を燃やしたいという女性、自転車雑誌の表紙に出るという女性モデルさんなどである。
「自転車の誕生とその歩み」というビデオを見てもらい、自転車発達の歴史で重要な4つの自転車(ドライジーネ、ミショー型ボーンシェーカー、オーディナリー、セイフティー)のスケッチを描いてもらった。
オーブを出て南青山墓地を抜け、皇居と神宮外苑、迎賓館前など1時間弱をゆっくり自転車で散歩。もう桜はほとんど終っていたが、新緑は春の陽射しの中で美しく、大東京の真中にもこれほどの自然が残されているのは嬉しいことだ。オーブに戻って自由に質問してもらい、私の知っているコーナーの曲り方、自転車が安全快適に走るルート捜しのポイント、自転車の選び方などをお話しし、予定より大幅に延長して4時半頃終了しました。この自転車入門セミナーは6月3日(土)、9月9日(土)にも予定しています。東京周辺にお住まいの方の参加をお待ちしています。お申込は、オーブ(03-5785-0403)です。

スケッチを描いてもらっているオーブでのセミナーの様子です。
(2)通勤サイクリング
今週は春らしい天候にも恵まれ、毎日走っていた。
暖かくなると日没後もあまり気温が下がらず快適だ。ただ自宅に帰ると汗びっしょりになる。すぐに着換えて犬の散歩にでる。我家の愛犬ココはハイブリット犬である。ラブラドールと柴犬の間に生まれ、3歳になる。両親は血統書付だが、このココには当然だがない。両親のサイズの中間の大きさで、ラブラドールの白が美しい毛並みを持ってとてもかわいい。
近くの公園をゆっくり歩く。枯れたよう見えた木々は新しい芽が出て、自然の力強い生命力を感じる。
先日の朝、犬の散歩で珍しいものを見つけた。「あめんぼ」である。体長1cmか1.5cm位の昆虫で水溜りに浮いていた。1円玉が水面に浮く原理だそうで、6本の足にたくさんの毛が生えていて水面を素早く走れる。子供の頃はよく見たが、最近は見た事がなかったのでとても懐かしく思った。
泉北ニュータウンの自然には、まだまだ自然が残っていることを嬉しく思った。しかし新しい道が開通したりで、交通量も増えている。ただこれからも環境保全を考えると・・・。
自転車人として考える事はいつも同じだ。 ━ 自転車の有効活用により、持続可能な社会を実現したい━ ということだ。 (中村博司)