2006年04月29日

★2006年4月第5週 

[ 4月30日 自転車の有効利用により持続可能な社会を実現したい]
(1)博物館便り
第3週の日記で書いた東京・南青山にあるオーブで自転車入門セミナーを行ってきた。
受講者は6名で、気軽に話が出来る人数となり、参加した人も喜んでいただけたと思う。
ここ数年自転車にはまって、奥さんとも走りたい30歳後半位のIT技術者、若い頃は何泊もするサイクリングに行ったが、また始めたい50歳台の男性、脂肪を燃やしたいという女性、自転車雑誌の表紙に出るという女性モデルさんなどである。
「自転車の誕生とその歩み」というビデオを見てもらい、自転車発達の歴史で重要な4つの自転車(ドライジーネ、ミショー型ボーンシェーカー、オーディナリー、セイフティー)のスケッチを描いてもらった。
オーブを出て南青山墓地を抜け、皇居と神宮外苑、迎賓館前など1時間弱をゆっくり自転車で散歩。もう桜はほとんど終っていたが、新緑は春の陽射しの中で美しく、大東京の真中にもこれほどの自然が残されているのは嬉しいことだ。オーブに戻って自由に質問してもらい、私の知っているコーナーの曲り方、自転車が安全快適に走るルート捜しのポイント、自転車の選び方などをお話しし、予定より大幅に延長して4時半頃終了しました。この自転車入門セミナーは6月3日(土)、9月9日(土)にも予定しています。東京周辺にお住まいの方の参加をお待ちしています。お申込は、オーブ(03-5785-0403)です。
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スケッチを描いてもらっているオーブでのセミナーの様子です。







(2)通勤サイクリング
今週は春らしい天候にも恵まれ、毎日走っていた。
暖かくなると日没後もあまり気温が下がらず快適だ。ただ自宅に帰ると汗びっしょりになる。すぐに着換えて犬の散歩にでる。我家の愛犬ココはハイブリット犬である。ラブラドールと柴犬の間に生まれ、3歳になる。両親は血統書付だが、このココには当然だがない。両親のサイズの中間の大きさで、ラブラドールの白が美しい毛並みを持ってとてもかわいい。
近くの公園をゆっくり歩く。枯れたよう見えた木々は新しい芽が出て、自然の力強い生命力を感じる。
先日の朝、犬の散歩で珍しいものを見つけた。「あめんぼ」である。体長1cmか1.5cm位の昆虫で水溜りに浮いていた。1円玉が水面に浮く原理だそうで、6本の足にたくさんの毛が生えていて水面を素早く走れる。子供の頃はよく見たが、最近は見た事がなかったのでとても懐かしく思った。
泉北ニュータウンの自然には、まだまだ自然が残っていることを嬉しく思った。しかし新しい道が開通したりで、交通量も増えている。ただこれからも環境保全を考えると・・・。
自転車人として考える事はいつも同じだ。 ━ 自転車の有効活用により、持続可能な社会を実現したい━ ということだ。  (中村博司)

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2006年04月22日

★2006年4月第4週 

[ 4月23日 初めての著作の増刷が決まりました。]
(1)博物館便り
1992年4月18日にこの博物館は開館した。私はその時はシマノの宣伝課にいた。
自転車に詳しく、展示やイベントを手伝ってほしいとの依頼を受け、お手伝いをした。特に3階部分は展示コンセプトを作り、自転車は人や地球に優しいということを表現するため、世界の街を走っている自転車を集めた。ブレーキや変速の体験展示を作り、自転車の仕組みを学べるコーナーも作った。
それから14年たった。さすがに展示も経年変化に対応できていない。
15周年は展示を一新して迎えたいと、今準備を進めている。現在はその中身をお知らせ出来る段階にないが、作業の進行に従ってお知らせ出来ると思う。
一方博物館の敷地に植えられた桜はますますその輝きを増している。美しい桜をお楽しみ下さい。
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サイクルセンターの八重桜

(2)通勤サイクリング
今週は気温が上らず風が強いので、春を満喫した楽しい通勤サイクリングとはいかなかった。しかし幸いにも、雨にもあわず毎日走れた。
ある日「先輩、速いですね」と後から声をかけられた。
元シマノチームでアトランタオリンピック代表の住田選手である。この日も向い風が強くてスピードを上げられる状況ではなかったが、ちょっぴり嬉しくなった。B型人間はおだてられると弱いのだ。
話は変わるが、昨年9月に出版された、私の初めての著作「大人のための自転車入門」の第2刷が決まった。出版元の日経新聞の在庫がなくなり増刷が決まったのだが、売れ行きに勢いがあるわけではないので少量の増刷と聞いている。
たぶん第3刷はないと思いますので、買うかどうか迷っている方は早めに買って下さい。
読者からの声はあまり聞かないが、知人から手紙をもらったら、その方の甥の中学2年生がサイクリングにはまっていて、私の本を一晩で読みあげたという話を聞き、少し嬉しくなりました。  (中村博司)

06.4-4

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2006年04月16日

★2006年4月第3週

[ 4月16日 自転車を楽しむソフトの提供が一番遅れている]
(1)博物館便り
4月9日のシマノもてぎロードでのツーリングイベントはとても楽しめました。
会場の栃木県は土曜日は少し雨が降りましたが、日曜日は青空も出て、晴れ渡り、自転車で走るのにちょうど良い気候(15〜20度位)で、まだ桜も美しい田舎の舗装路を60km程走りました。時々は交通量のある国道も走りましたがほとんどは車の姿もなく、排ガスの臭いもなく、信号も少ない(2〜3km走って一箇所ある程度)ので、疲れも少ないのです。改めて都会では @自動車に注意し A信号が多く、発信・停止が多くなり、エネルギーロスが大 B排ガスが強いと頭痛がする C景色は殺風景で、自転車で走る楽しみが削がれていると思いました。
なぜこんな事を書くのかは、ツーリングイベントの参加費が5,000円を超え、決して安くはないからです。サーキットの中のレースだと、普段絶対に自転車では入れない所を走るだけでなく、レースに参加する機会が与えられえます。しかしツーリングは一般道を走るので、誰もがいつでも走る事が可能です。それに対してお金を払う意味はどこにあるかを考えた時、先程の都会におかれた自転車愛好者の環境の悪さも一因として考えられると思うのです。
今回のツーリング参加者には満足していただいたようですが、都会のマイナス要素がなくても、もっと参加者の満足度を上げる努力が必要だと思いました。その土地でしか体験できないものを提供し、人と人との触れ合いを演出する工夫は私自身の課題でもあります。
4月22日(土)午後には東京、南青山のオーブで「自転車入門セミナー」を行います。
私の自転車の知識と経験をうまく生かして魅力的なセミナーにしたいという期待を持つと同時に不安もあります。
06.4-3






豊かな自然の中をロードバイクで走る。



(2)通勤サイクリング
桜は咲いても雨が多く、あまり楽しめない一週間でした。
雨が降ると気温も下がり、桜が散らないのは良いのですが、暖かい春を迎えての自転車に乗る楽しさでワクワクする感動がないのです。しかしこれは贅沢というものでしょう。
厚着を余儀なくされていた冬の通勤に比べ、今は何と身軽で軽やかなウェアで走れるかを感謝したいと思います。
以前も書きましたが、機材の向上は目ざましいものがあり、通勤バイクの手入れは本当に楽になりました。またウェアも伸縮性に豊み、薄くても十分に保湿性の高いものが増えたのは嬉しいことです。
シューズも、昔の本皮製は雨に濡れるとなかなか乾かず、濡れた靴を履く時の嫌な思い出がありました。今の合成皮革は水を吸い込まないので、乾くのが早く快適です。こうした機材の進化があった事も、自転車愛好家を増やす原動力になっていると思います。そう考えると、自転車を楽しむ環境の整備は欧州から遅れています。自転車を活用するためのソフトの提供が一番遅れているのかもしれません。
自転車を楽しむ情報発信基地を自認する当自転車博物館の役割を考えると、少々身震いをしています。(中村博司)


posted by bikemuse at 11:59| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

★2006年4月第2週

[ 4月9日 毎日、桜並木を走っています。]
(1)博物館便り
3月28日から4月4日までの堺市内のショッピングセンター、ダイヤモンドシティーの展示は大成功だったと思う。自転車10台(大正時代の運搬車、昭和30年代の軽快車、1980年頃のジュニアスポーツ車、キャンピング車、リカンベント、キムタクのTV番組使用車、荷物を積んでもふらつかない自転車、自動変速車、BAA規格車、最新コンピュータ自転車)と自転車のまちづくりの説明パネル、そして総合学習に取組んだ堺市立錦西小学校の、校区の危険箇所を調べた大きな地図2枚の展示である。8日間で合計7,488人が足を止めて展示を見て下さった。
私の狙いとして「自転車のまちづくりの活動」「自転車博物館」を多くの方に発信し、少しでも認知していただけたと思う。毎年展示したいので協力してほしいと要請もあったので、より良い展示に改めて続けたいと思う。
また中高年以上の世代が青少年の時代に必ず憧れたコンソールレバーや、方向指示器のついたセミドロップの自転車の前では必ず足を止めて息子さんに向って何やら話しかける光景がいつもあった。
「自転車は人間のふれあいの機会を作る道具である」というのは私の持論だが、それが実証されているのを見てとても嬉しかったのである。
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(2)通勤サイクリング
毎日が花見サイクリングである。
私の住む泉北ニュータウン一帯は桜並木が多い。その桜並木は自動車の通る道ではなく、緑道と呼ばれる人と自転車の通る道沿いに多く植えられている。というわけでこの季節は自動車の通る道を避けて緑道を走るようにしている。
緑道は基本的に住宅地と泉北高速鉄道駅を結ぶ形で作られている。光明池に向う道を通ったり、栂美木多駅に向う道を走ったりとコースを変え、桜並木をゆっくり走る。
朝はきらめく日光にまぶしく桜が咲き誇り、夜は桜独特の妖艶な姿を月明かりで眺める。特にしだれ桜は美しさと不気味さが同居している。
日本はソメイヨシノという桜が多いようだが、私は山桜や八重の桜が好きである。私のいる博物館の事務所から見える八重桜は遅咲きの桜なので、2週間位あとに満開の桜を紹介したいと思っている。  (中村博司)

posted by bikemuse at 10:30| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

★2006年4月第1週 

[ 4月2日 桜の咲く4月は通勤サイクリングの喜びが倍増する。]
(1)博物館便り
4月15日(土)に、環状線 森の宮駅から東100mにある大阪府立健康科学センターで、自転車セミナー「生涯スポーツとしての自転車通勤を楽しむ」と題してセミナーを開く。担当するのは私と、梶山泰男医師(健康スポーツ医)である。
午後1時からトークショーの形式で2人で30分間話をしたあと、1時半から2時半までワークショップで個別に相談に応じたいと思っている。
「自転車の選び方」「安全で楽しい走り方」「自転車と健康」について大阪サイクリング協会の方にも協力していただく予定です。是非参加して下さい。
申し込みは、大阪府立健康科学センター事務局(06-6973-3535)まで御連絡ください。
そのあと「健康サイクリング教室」を行います。その日は @大阪城教室で2時半にセミナーを終了して、大阪城公園と大川河畔を走ります。
A門真教室は4月23日(日)午後9時より門真市役所前集合で、淀川河川敷を約16km程を走ります。午前中に終了します。
申し込みは 大阪サイクリング協会(FAX 0721-54-1717)へお願いします。
B大仙公園教室は、4月29日(祝)、午前9時より自転車博物館へ集合し、仁徳陵を回ったあと環濠都市堺の濠に沿って、鉄砲屋敷、利休屋敷跡など17km程を走ります。
申し込みは、自転車博物館(TEL 072-243-3196)へお願いします。レンタサイクル(1台 300円)もあります。

(2)通勤サイクリング
今年の冬がようやく終ろうとしている。12月に入って急に寒くなり、3月には三寒四温のはずが、桜が芽吹いた途端に寒の戻りで3月30日は寒かった。京都では雪まで降っていた。 私の風邪もようやく治ってくれて、週の後半には通勤サイクリングを再開した。
寒いのでウインドブレーカーは2枚着ているが、耳あて付の帽子はもう着用せずに走る。手袋も真冬用をやめて少し薄手の指付の手袋にしている。さすがに少し寒いが、痛みを感じる程には冷えないのは3月下旬ということだ。朝には北風に向って走るので、スピードに乗って走れない。しかし風邪が治ったばかりで無理は禁物と自重して走る。それでも自転車で走れる喜びは代え難いものがある。何よりも自転車に乗っていないと体調が良くない事がある。眠りも浅くなるようだし、運動していると食事も美味しいのだ。
桜が咲く4月にはもっと楽しい通勤サイクリングが待っている。自転車博物館に隣接する大仙公園の桜も満開の樹が目立つようになってきた。
大仙公園の桜の特長は、種類の多様さにおいて日本でも特筆できる桜の名所と言って良い。当館の入口、駐輪場の横の桜は「十月桜」という名前の通り、10月頃から咲き始め、冬の間にずっと咲いている。さすがに4月になると散り初めになっている。
駐輪場の右側が散り初めの10月桜であり、左側はようやく満開になった「しだれ桜」である。
4月上旬には大仙公園に向う御陵通りの桜並木は開花し、御陵通りは道全体が桜色にそまり、それは素晴しい景色となる。
残念ながら桜が満開の頃、私は4月8日〜9日の週末にはシマノ茂木ロードに行き、ツーリングイベントのお手伝いをする予定だ。  (中村博司)

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