(1)博物館便り
先週は私にとって超多忙な一週間だった。
6月18日(日)は東京で開催された、日本学生自転車競技連盟の理事会と設立70周年記念誌の検討会に出席しました。
6月20日(火)は北九州市の環境ミュージアムを訪問。今年の夏休みに自転車の展示を行いたいとの要請に対し、展示場を確認しました。約15台の自転車を貸出し、当館の絵画コンクールにも参加して作品を募集してもらうことになりました。
6月21日(水)は名古屋市立大学の大学院、システム自然科学研究科 高石助教授を訪ねました。
当博物館では自転車の研究開発事業を行っており、高石先生には「日常生活における自転車走行時の運動強度に関する基礎研究」をお願いしています。
今回の訪問目的は、来春の開館15周年の博物館改装にあたり、自転車と健康をテーマにした展示のアドバイスを受けるためです。
自転車と健康ではテーマがわかりにくいので、女性向けには「自転車でダイエット」という内容の展示が出来ないかと考え、高石先生にお聞きしました。しかしエネルギー効率の良い自転車運動では、短期間にダイエット効果を期待できない。しかし少し坂を上るなど負担をかければ、筋肉が発達し、ヒップアップ効果などは期待できるので、「自転車でビューティーアップ」というテーマで進めることにしました。有酸素運動を続ければ、美しい筋肉が生まれます。美しい筋肉を育てることで魅力的な体形を保持し、基礎代謝量が増加して、太りにくい体質になるのです。
22日(木)は地元の堺北警察署を訪問し、自転車利用の啓発イベント「自転車デー」で交通安全イベントを協力して行うことを打合せました。7月18日の堺市役所前で実施する方向で、内容の詰に入ります。
23日(金)は15周年の改装計画プレゼンテーションを財団の理事長に行い、大筋で了承を得ました。かねてからの課題であった「自転車のまち堺の展示」、「収蔵庫内の自転車を見せるための収蔵システム」について私の考えが通ったので一安心です。
(2)通勤サイクリング
今週は出張が多くあまり走れなかった。
それでも名古屋へ行った日は、自宅に5時頃帰れたので、すぐに着換えていつもの7.5kmの周回コースを6〜7周回った。
今週は夏至という昼間が一年で一番長い季節だから、7時半頃まで明るいのはうれしい。お気に入りのアルミのビアンキでゆっくり走り出したが、コースは適度?なアップダウンがあり、39×23Tで無理せずにペダルを回した。
ただ最後の方になると水分不足を感じてきた。「常に水筒を持って走りましょう」と言っている本人が、今日は慌てて走り出したので、水筒を忘れたのです。
小銭も持っていましたし自販機もあったのですが、ガマンして走り続け、7時15分頃にトレーニングを終了しました。なぜガマンして走り続けたかは、シャワーのあとのビールをさらに美味しく飲むためでした。
自転車って本当に素晴しいですね。 (中村博司)