2006年06月24日

★2006年6月第4週

[ 6月25日 自転車に乗ったあとのビールは最高です。]
(1)博物館便り

先週は私にとって超多忙な一週間だった。
6月18日(日)は東京で開催された、日本学生自転車競技連盟の理事会と設立70周年記念誌の検討会に出席しました。
6月20日(火)は北九州市の環境ミュージアムを訪問。今年の夏休みに自転車の展示を行いたいとの要請に対し、展示場を確認しました。約15台の自転車を貸出し、当館の絵画コンクールにも参加して作品を募集してもらうことになりました。
6月21日(水)は名古屋市立大学の大学院、システム自然科学研究科 高石助教授を訪ねました。
当博物館では自転車の研究開発事業を行っており、高石先生には「日常生活における自転車走行時の運動強度に関する基礎研究」をお願いしています。
今回の訪問目的は、来春の開館15周年の博物館改装にあたり、自転車と健康をテーマにした展示のアドバイスを受けるためです。
自転車と健康ではテーマがわかりにくいので、女性向けには「自転車でダイエット」という内容の展示が出来ないかと考え、高石先生にお聞きしました。しかしエネルギー効率の良い自転車運動では、短期間にダイエット効果を期待できない。しかし少し坂を上るなど負担をかければ、筋肉が発達し、ヒップアップ効果などは期待できるので、「自転車でビューティーアップ」というテーマで進めることにしました。有酸素運動を続ければ、美しい筋肉が生まれます。美しい筋肉を育てることで魅力的な体形を保持し、基礎代謝量が増加して、太りにくい体質になるのです。
22日(木)は地元の堺北警察署を訪問し、自転車利用の啓発イベント「自転車デー」で交通安全イベントを協力して行うことを打合せました。7月18日の堺市役所前で実施する方向で、内容の詰に入ります。
23日(金)は15周年の改装計画プレゼンテーションを財団の理事長に行い、大筋で了承を得ました。かねてからの課題であった「自転車のまち堺の展示」、「収蔵庫内の自転車を見せるための収蔵システム」について私の考えが通ったので一安心です。

(2)通勤サイクリング
今週は出張が多くあまり走れなかった。
それでも名古屋へ行った日は、自宅に5時頃帰れたので、すぐに着換えていつもの7.5kmの周回コースを6〜7周回った。
今週は夏至という昼間が一年で一番長い季節だから、7時半頃まで明るいのはうれしい。お気に入りのアルミのビアンキでゆっくり走り出したが、コースは適度?なアップダウンがあり、39×23Tで無理せずにペダルを回した。
ただ最後の方になると水分不足を感じてきた。「常に水筒を持って走りましょう」と言っている本人が、今日は慌てて走り出したので、水筒を忘れたのです。
小銭も持っていましたし自販機もあったのですが、ガマンして走り続け、7時15分頃にトレーニングを終了しました。なぜガマンして走り続けたかは、シャワーのあとのビールをさらに美味しく飲むためでした。
自転車って本当に素晴しいですね。  (中村博司)

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2006年06月17日

★2006年6月第3週 

[ 6月18日 通勤サイクリングを楽しくする新ルートの開拓]
(1)博物館便り
昨年も実施した経済産業省がフリーターやニート対策として支援する、 「地方自立・民間活用型キャリア教育プロジェクト」が今年もスタートした。今年は6校で実施予定で、初回として堺市内の中学生150人程に、「こんな自転車欲しかってん」というテーマでものづくりのプロセスを学んでもらうのだ。
@シマノからミッションを受ける
A自転車を徹底分析
Bグループで企画書作成
Cグループで役割分割を決める
Dパワーポイントで企画書を完成させる
E審査会でプレゼンテーションを行う
大まかな流れはこのようなものだ。
私はこのミッションを与える講師を担当した。子供達に何か強いインパクトを与えたいと思い、私はレーサージャージーにヘルメットを着用してロードバイクに乗り、体育館のステージに現れるという田舎芝居的演出をした。
まず私の中学生時代から、なぜ自転車博物館で働くようになったかを語った。私は「我青春に悔いなし」と思えるようにスポーツに挑戦した話や、ニュージーランドで6日間のステージレースで1,000kmを走ったが、これは大阪から東京を6日で往復することであり、自転車は人間をスーパーマンにしてくれる道具であると説明した。
最後に、19世紀の人は自転車を発明し安全に走れるものにした。20世紀の人は自転車を誰もが買えるようにし、変速機を改良して快適に走れるようにした。どこでも走れるマウンテンバイクも作った。
21世紀の自転車は、あなた方が自転車をどう活用するかで自転車の未来が決まります。必要は発明の母と言います。自分が乗りたい自転車、誰かに乗ってもらいたい自転車、笑顔で喜んでもらえる自転車を考え、提案して下さい。期待しています、と締めくくった。その後、@ロードバイク Aマウンテンバイク B自動変速・サスペンションバイク の説明をグループに分かれて、シマノ広報室のメンバーと共に説明した。
7月には発表会が行われます。どのような発表になるかとてもワクワクします。

(2)通勤サイクリング
梅雨に入りましたが、大阪にはあまり雨が降りません。陽射しが強いので、可能な限り木陰の道を選んで走るようにしています。距離も伸びますし、見通しの悪い道を走るのでスピードはいつもより遅めで、時間もかかりますが、その分楽しく走っています。
泉北ニュータウンに緑道という、人と自転車の道とバイパスが出来て、車がほとんど通らない昔の曲りくねった道を組合わせると、私の家から10km近くも信号が2ヶ所しかないルートが出来ました。夏になっても涼しいだろうし、排ガスも少なくとても気に入っています。
陽射しの強い昼間はもちろん、夜になってもハブダイナモの強いライトが、街灯のない暗い道を明るく照らし、歩行者にも自転車の接近を知らせることが出来ます。
自宅と博物館を毎日10年間も走っていたのに、この新しいルートを知らなかったのです。毎年新しい道が作られています。その結果、あまり使われていない道、使われなくなった道が出来、自転車にとって走りやすい道になったんだと改めて実感しました。
通勤サイクリングを楽しんでいる貴方も、今一度ルート開拓をしてみてはいかがですか?きっと新しい発見がありますよ。  (中村博司)

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2006年06月10日

★2006年6月第2週 

[ 6月11日 与えられた時間で、効果的な練習とは何かを考えています。]
(1)博物館便り
堺の自転車のまちづくりの活動では、「堺自転車環境共生まちづくり企画運営委員会」が先週久ぶりに開かれた。今回は初めて、市民の会のメンバーも5人程傍聴してくれて気合が入った。
事務局より昨年度の事業報告、収支決算と本年度の事業計画、収支予算の報告があった。
本年度については、人づくりのための「自転車まちづくりアカデミー」設立に向けた取り組み、「自転車総合学習プログラム」の普及促進活動の報告があった。 最後に「自転車まちづくり・市民の会」からの提案として「自転車デー」を通してルールやマナーの向上、学校へメンバーが出向いて「ルールとマナーの向上」を講習したい旨、 市民の会の笹山氏より発表があった。また「サイクルマップ」に関しては、観光振興のために堺市観光部への提案と協力をしていきたい。
放置自転車問題の解決に向けてハードの整備をする事は、市民の力では無理だが、行政や警察との協働を行い、少しずつ改善に努力したいと考えている。
こうした市民の会の活動を報告すると、まず警察からも自転車デーに協力したいとの嬉しい話や、教育委員会、大阪府土木部、堺市観光部、交通計画課などからも前向きな発言が続き、今までより見通しが明るくなったことは収穫だった。
終りの挨拶に新田委員長(大阪大学、大学院教授)より、市民の会はこれだけ活発な活動をし、なお計画書まで提案しているが、行政の担当者は何の資料も持たず参加している。
次回は計画書に対し何を実施し、これからの計画を持って、この委員会に出席してもらいたいと締めくくってくださった。
さすがに目の付け所が違うと大いに感心し、嬉しくなった。

(2)通勤サイクリング
いよいよ梅雨入り宣言が出た。出る前に走っておこうと、その前日は、自宅への帰途に周回コースを30km走り、通勤と合わせて60km走った。多少のアップダウンのあるコースで、平均30km/hを上回る事はなかったが、まずは快調に美しい通勤車と走れた。
自動車も少なく気温も適度で、夏と秋のレースに向けて準備は少しずつ進んでいる。こんな時はとても充実感を感じる。
たぶん同じ事をしていても、目標を持ち、それを実現する為のスケジュールがイメージできている時は、その実現の可能性は高くなる。イメージができない時は、その目標なり、スケジュールなりに無理があるためだと思われる。
今年のツールドおきなわで、120kmのレースを制限時間内に完走する事は、私にとって大きなハードルに違いない。また完走するイメージは十分にできているとは言えないが、自分に与えられた時間をできるだけ有効に使い、効果的練習に励みたい。実は次の出版のために、自宅で原稿書きに取組んでいて、与えられている時間は決して多くないのでイメージが固まらないのです。  (中村博司)

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2006年06月04日

★2006年6月第1週 

[ 6月4日 美しい通勤ロードバイクが一台増えました。]
(1)博物館便り
4月6日のニュースで、警察庁が今後5年間で歩行中や自転車乗車中の、交通事故死者数を2割減らす重点目標の「交通安全対策プログラム」を策定したとあった。これを受けて悪質な自転車利用者を取締まるニュースをよく聞くようになった。
先週もあるテレビ局から取材したい旨連絡があった。開館前の博物館の展示室でインタビューを受けた。私は以下のような話をした。
当館の自転車乗り方教室は、年間1,400人の受講があり、お母さん方は子供が自転車に乗れるようになる事は熱心だ。しかし交通ルールを学ぶ教室は、年に2回の開催しかない事情もあって、年間250人程にとどまっている。
自転車に関わる問題解決は、警察と行政が協力して取組まないと解決できない。自転車を取締る事は必要だが、21世紀の課題、高齢化社会の健康や環境保全に役立つ素晴しい自転車を活用する視点が必要で、欧州では自転車レーン、自転車道を整備している。
こうした事を無視して、歩道を走る自転車を取締れと行っている人は 、自転車に乗らない人だと思う。こういう人は困ったことに、自転車は車道を走るべきだとは言わない。たぶん自動車の邪魔になるからだろう。
そのあげく、「自転車は車道に戻すと危険なので『現実的』に自転車を厳しく取締るべき」だというだけなのだ。
自転車も道路を走る交通機関であり、道路交通法を守るのは当然の義務である。
警察が今まで、自転車利用者のルール違反を容認してきたのは怠慢であり、これから本気で自転車に目を向けるのは評価できるので私は取締りに賛成である。
しかし権利と義務は表裏一体であるべきで、自転車が走る権利について考え、環境整備を行ってほしいと思う。
時間の制約もあり、私の取組む「自転車のまちづくり」の話ができず残念だった。

(2)通勤サイクリング
6月3日(土)は東京・南青山のOVEで自転車セミナーの2回目を行った。今回のテーマは「自転車通勤のすべて」である。
私の自転車通勤車を見ながら話をした。私にも多少の見栄があり、20年も使っているロードバイクでは美しいとは言い難い。
そこで2年前までツールドおきなわで使っていた、アルミフレームのロードバイクにハブダイナモ、ランプ、後方点滅ランプを装備して通勤ロードバイクに改装したのである。チェレステブルーのサドル、タイヤバーテープを使い、カラーコーディネートされたロードバイクはなかなか美しく、通勤サイクリングがさらに楽しいものにしてくれるだろう。
6月4日は今春より始めた「健康サイクリング」を実施する。距離は従来の「自転車散歩」より10km伸ばし、30km位も走る。そこで距離をかせぐために、今までのルートに新ルートを付け加えるために、朝と夕方の通勤サイクリングの時にコース探検をした。
路地裏を通る道もずいぶん発見したが、イベント時に私が案内しても個人で同じコースを通ることは無理だと思った。
やはり皆さんに利用してもらえるよう覚え易い道にしようかと思う。
サイクリングイベントはこういう所が時間も悩みもあるが、反面、自転車に最適の道を発見した時の感動は何事にも変え難いものがあるので、やめられません。(中村博司)

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posted by bikemuse at 13:26| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする