2007年04月28日

★2007年4月第5週

[ 4月29日]
(1)博物館便り

今回はリニューアルされた2階の歴史展示について述べたい。
昨年までの展示は、50台の自転車を年代順に並べて、1台ごとに説明パネルをつけていた。そのため、3つの課題があった。
@自転車の発達は分るが、大きな転機となる自転車とその意義が分らない。
A二輪車、三輪車、折りたたみ車を別々に展示していたので、どのように共存していたか分らない。
B自転車の産業が生み出した技術が、どのように他の分野で活かされたか分らない。
こうした課題に対して、現在の展示がどのように改善されたのかは、ご自身で確かめに是非一度当館へお越し下さい。

07.4-5.jpg2階の歴史展示風景です。







(2)通勤サイクリング
10日程前から体調が悪く、博物館へ行くのを休んでいる。従って通勤サイクリングもお休みである。
元気印が取り柄の私にとって、これだけ休むのは20年ぶりかもしれない。
私の体調不良を考えると、2つの要因があるはずだ。外的要因と内的要因だ。
内的要因については、今後の病院での検査であきらかになると思う。
外的要因として考えられるのは、リニューアルの準備と、実際に工事が進行したこの半年は、ストレスが続く日々だった。
工事の休みの日は、3月20日に発売された八重洲出版の「大人のサイクリングビギナーズ」の執筆に追われた。正月休みもこの執筆を続けた。
リニューアルとは異なる仕事もあり、気分が変わることもあったが、絶対的な時間の制約があった。
2月20日頃までに原稿は全て提出した。その後はベルギーとオランダへの6日間の出張があった。ベルギーのフランドリアチームの式典で行うプレゼンテーションの準備もあった。
こうした博物館業務の他に、リニューアル、本の執筆、海外出張と重なり、仕事量は私の能力をはるかに越えてしまったのが外的要因だったと思う。しかしこれは4月1日のリニューアルオープンで終了する予定だった。それまでは悔いの残らぬように、出来る限りの努力をして何とか4月1日を迎えた。しかし4月1日以降もラジオ、テレビ、新聞等の取材が多くなり、仕事量は減らない。
しかしオープンを終え、緊張感の糸が緩んで来た、年齢的な体力の低下もあり、体の弱い部分に変調が起こったと理解している。
4月29日の自転車ライフ体験セミナー、4月30日の健康サイクリングは休ませてもらい、申込者にご迷惑をおかけした事をお詫び致します。5月中旬には復帰できると思います。(中村博司)
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2007年04月22日

★2007年4月第4週 

[ 4月22日 私の本が自転車ライフの拡大になる事を願っています。]
(1)博物館便り

先週は泉北ニュータウンの中にある泉北養護学校で、交通安全教室を行ってきた。
軽度の知的障害を持つ、自宅から自転車で通ってくる子供達10人に対して、交通ルールの説明と、それぞれ使用している自転車を持ってきてもらい安全点検を行った。
交通ルールは簡単なパンフレットがあるので、それに即して行った。しかし自転車はどこを走れば良いか、健常者でも知らない人が圧倒的に多いし、さらに歩道の上を自転車で走るルールについて理解している人は一握りにすぎないように思う。
こうした現実を考えると、道は遠いと思わざるを得ないが、千里の道も一歩からと、たゆまぬ努力が必要と考えている。

(2)通勤サイクリング便り
私の2冊目の著書である「大人のサイクリングビギナーズ」はおかげさまで好評のようだ。
私がお世話になった方々に差上げて、読んでもらった反響はまずまずのようだ。
また本屋の前を通る時は、この本がどのように置かれているかチェックしている。
いわゆる平積みで置いてもらっている事が多いようだ。3月20日発売で約1ヶ月。サイクリングの季節である。この本をステップにして、自転車ライフを楽しんでいただく人が1人でも増える事を願っている。(中村博司)

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2007年04月14日

★2007年4月第3週

[ 4月15日 地球温暖化に対して私たちが出来ること。]
(1)博物館便り
リニューアルの最終仕上げとして、自転車の歴史を見せるビデオの改訂版を制作中である。
自転車の歴史とは、技術の進歩と用途の拡大の歴史であるというのが私の持論である。
ドライジーネはハンドルを使って方向を決め、バランスをとる事を可能にした技術の発明であり、初めてペダルをつけたミショー型は、量産化されることで、レースの開始という用途の拡大を生み出した。ドライジーネのハンドルの動きをビデオに収録するため、新たに撮影をした。撮影時に用意された衣装が着用できたことから、私がハンドルを操作するモデルを担当した。但し顔は撮影していません。
しばし19世紀初めの貴人の気分になって、撮影を楽しみました。この時の記念写真を掲載します。
このビデオは4月中には完成し、ゴールデンウィークには館内で使用する計画です。お楽しみに!
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ドライス男爵に扮した私の姿です。






(2)通勤サイクリング便り

暖かくなって自転車で楽しく走っている。今年の桜は咲いてから寒さがぶり返したこともあって、長い期間咲いていた。そんなわけで相変わらず桜を楽しんで、あちこち走っている。こんなに長い間桜を楽しんでいるのは私の記憶にない。
こうした異常気象は歓迎であるが、何が起るか予想がつかない所が異常気象の怖い所だ。
異常気象の原因として考えられているのが、二酸化炭素を代表とする温暖化ガスの増加である。私たちの生活する中で排出される二酸化炭素は、自家用車からの排出が最も多く、半分以上を占める場合もある。
自家用車の使用回数を少しでも減らし、自転車を活用するライフスタイルこそが、私たちが出来る最も有効な温暖化対策なのだ。
しかし便利な事に慣れてしまうと、後退することは難しい。特に年齢を重ねると無理の出来ない体になって、ますます新たな挑戦への意欲が衰えてしまうものだと思う。
しかし私は決して悲観しているわけではない。最近顕著になってきた、都心回帰現象である。便利な都市に住めば自動車は駐車場代や税金など、多くの費用がかかる割にメリットが少なくなる。そのため、自動車を手放す人が増えている。こうしたライフスタイルの定着は確実に自転車の追風になっている。しかしそうしたライフスタイルの変化に対して、まだ都市の環境整備が対応できていない。なのに不法駐輪や歩道での自転車のマナーの悪さを、現象面としてだけ取上げられるのは納得できないと感じている人も多いと思う。
「自転車を活用したまちづくり」こそが今の日本に最も必要な施策の1つであると博物館から発信していきたい。(中村博司)

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2007年04月08日

★2007年4月第2週 

[ 4月8日 当然ですが、お酒を飲むと自転車には乗りません。]
(1)博物館便り
リニューアルオープンは完成し一息つきましたが、この仕事を優先させたためにまだ完成していないものがあります。
今年の特別展「昭和の自転車展」のポスター制作です。4月下旬には完成させたいと思っています。
今年から4月29日は「みどりの日」から「昭和の日」という祝日に変わりました。それを記念して、自転車を通して昭和という時代を振返り、日本の激動の時代を生きた自転車12台を展示しているのです。
@輸入自転車 A国産自転車 B戦後の復興 C輸出の復興 Dレジャー E高度成長 F女性と自転車 Gサイクルブーム H車社会と自転車 Iオイルショック J健康スポーツ Kアウトドアライフ 
こうしたキーワードは昭和の時代を象徴的に現していると思います。こうした時代に自転車はどのような変化をしたのか?どのような対応をしてきたのか?を考えてみたのです。ここに展示した自転車の多くは開館以来15年間に寄贈していただいたものですが、展示の機会がないまま収蔵庫で保管していましたので、感謝の気持ちを持って展示させていただきました。

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昭和の自転車展 
@輸入自転車の展示車です。





(2)通勤サイクリング
今週は片道しか自転車通勤しない日が続いた。
ようやくリニューアルが完成し、協力していただいた方と親しく食事などを開いたためだ。私は自転車で毎日走っているためか、よくお腹が空いている。50歳台後半のおじさんの言う事ではないですが、いつもお腹が空いているような気がする。
そんなわけで、食事の時間は至福の時である。先月末にも妻と自転車博物館の近くのイタリアンレストラン(ウィングチップ)で食事をした。
私の著書「大人のサイクリングビギナーズ」でも、店内で撮影させてもらった素適なお店です。おいしくて、価格もリースナブルなので、とても気に入っています。その時に妻に言われてしまった。「食事をしている時は幸せそうな顔をしているが、お酒(ワイン)が入ったら、本当にリラックスした顔になった」そうである。お酒は酔うために飲むのではなく、食事をさらに楽しくするために飲むのが私の流儀である。
そんなわけで、食事を楽しむ=お酒を飲むことになり、帰りは自転車に乗らなかったのである。
次の朝はどうしたか?自転車を7台使っているので、その心配は無用です。(中村博司)

posted by bikemuse at 10:22| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする