2007年05月26日

★2007年5月第4週

[ 5月27日 ツアー・オブ・ジャパンが堺からスタートしました。]
(1)博物館便り
3月までのリニューアル工事とオープニングの準備、4月のマスコミ等の取材が殺到した時に比べ、今月は比較的静かに推移している。
先週日曜日はツアー・オブ・ジャパンが堺で開幕した。
その前日19日(土)には、堺市役所前でプレイベントが行われた。子供達の一輪車の演技や、中学生のマーチングバンドの演奏、そしてFMラジオとのミニライブコンサートのあと、いよいよ各出場チームの選手1名と監督が、ステージ中央にあるゲートの両サイドから噴き出す白煙のカーテンの派手な演出で、1組ずつ登場した。
今回初めて行われたプレステージイベントは、決して多い人数が集り、大きな盛り上がりがあったとは言えないが、街中の多くの人が集まるターミナル近くで、自転車レースが行われることを広くアピールするという役目を果たせたと思う。こうしたことも継続することが大事だと思った。
ツアー・オブ・ジャパンの「ツアー・オブ・ジャパン広報チーム」の公式サイトで、直前情報として、このプレステージでの模様と、当館の紹介が出ています。レポートしてくれた元気な女子大生岡田さんは、元自転車競技選手で、素直で熱心なところに好感が持てました。
07.5-4.jpg
来館した岡田さんに展示を説明した。





(2)通勤サイクリング
春から夏に変わろうとする季節は紫外線も強いようだ。特に紫外線は午後1〜3時頃が強いというのが従来の通説だったが、午前9時頃が最も強いという研究発表もあり、油断できない。
この時期の私の対策としては、コースを日陰の多い道を選び、夕方は陽射しが弱まってから帰途につく。その他ヘルメットにサンバイザーをつける事とグラブをはめる事だけは実行している。
本格的な夏になれば、新たな対策も必要になるが、今年は紫外線を防ぐというジャージーを着用して、その効果を試してみたいと考えている。(中村博司)

posted by bikemuse at 15:41| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

★2007年5月第3週 

[ 5月20日 水辺を走ると虫の群れにぶつかるが、納得しています。]
(1)博物館便り
5月は自転車月間である。リニューアル効果もあって、取材は多い。先週17日は関西テレビの、午前9時55分からの番組「痛快!エブリディ」の「モーレツ怒りの相談室」という特集番組で、自転車のマナーの悪さを取り上げるにあたり、自転車の交通ルールに詳しい専門家として出演依頼があった。
司会の桂南光さんは、当博物館の開館時に作ったビデオ「自転車おもしろ教習所」に出演していただいた事もあり、今回お会いしたら、当人からその話もお聞きできた。
今回の怒りの相談は、自転車通行禁止の時間帯に商店街を走る抜ける自転車が危険だというもので、携帯電話でメールをしながら走ったり、自転車のマナーの悪さが目に余るというものだ。
まず自転車の保有台数や、事故統計の報告があった。自転車と歩行者の事故は、1996年の582件から昨年は2,767件と、約4.8倍に増加した。
私はこの原因として、日本人の順法精神が低下している。自動車は信号が赤に変わっても、交差点に入るし、歩行者も車が来なければ赤信号でも渡る人が増えている、とコメントした。
そのあと投書のあった商店街のVTRが流れ、歩行者と自転車利用者へのインタビューがあった。
自転車利用者もルールは理解しているが、「人が少ないから」「足が痛かった」「皆、乗っている」など悪気はないと言い訳をしていた。
このあと無灯火の自転車で、携帯電話をしながら歩行者に背後から衝突。歩行者に重い障害が残った事故に対し、5,000万円の支払が命じられた事例の紹介があった。そして、スタジオ出演していた弁護士より「自転車は軽車両で、車道の左側を走ることが原則で制限速度も自動車と同じ」と説明があった。
ここで、歩道をなぜ自転車が通行するようになったのかの説明を求められ、私から、自転車の歩道通行が認められた歴史的背景から、自転車が通行を許可されている歩道は4割であると説明した。
このあと、交通ルールの紹介があり、自転車には自動車のように反則金制度がないので前科がつくという話に、出演者は驚いていた。
道路交通法が改正され、13歳未満の子供の歩道通行を認めようとする話に対してコメントを求められたので、歩行者と自転車の事故が急増している現状では疑問が残るし、自転車は車道を走るのが原則なので、自動車と自転車が車道を譲り合って走るのが本来の姿で、歩行者にしわよせするのはおかしいとコメントした。またオランダでは、対面2車線の道を一方通行にして自転車レーンを作った例を写真で説明した。
07.5-3.jpg 以前は両面通行の車道があったのを一方通行にして、自転車レーンと駐車スペースを作っている。右の自転車レーンは一方通行で、手前から奥へ走る自転車用で、見えている自転車は車道を走っているが、これが正しい走り方だ。


(2)通勤サイクリング
専門病院での検査でお医者さんからOKが出て、先週から通勤サイクリングを再開した。
しかしまともに1ヶ月も走っていないので、ペースはゆっくりだ。まだ明るいうちに博物館を出てゆっくり走ると、新緑の季節の良さをより強く感じる。
自宅近くまで帰ってもまだ明るいので、光明池という明治時代に作られた大きな農業用ため池の周りを走った。
水辺の道は眺めが良く好きだが、この季節になると群れを作った小さな虫がいっぱい飛んで、その中に突っ込むと顔にいっぱい虫がぶつかる。メガネを着用しているので目に入ることはないが、たまに口の中に飛び込んでくるのもいる。あまり気持ちの良いものではない。でもこうした事も、自転車で走れるからだと考えると納得してしまうのです。(中村博司)



posted by bikemuse at 16:09| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

★2007年5月第2週

[ 5月13日 博物館に復帰しました。]
(1)博物館便り
2階と3階を紹介したので、今週は1階のフロアを紹介したい。
1階の展示で一番変更されたのは収蔵庫の中に通路が新設され、ビデオを映写する多目的ホールへ抜けられるようになったことだ。これは2つ目的があり、1つは収蔵庫で展示の機会を待っている約250台の自転車を一望できるよう公開したことだ。
1台1台展示するような収容スペースはないので、通路から250台の自転車を眺めてもらうようにした。
しかし最前列の自転車を紹介すると、左から世界選手権のスプリントで10連勝した中野浩一選手の自転車や、初代デュラエースのロード用とトラック用のコンポを組込んだイタリアのレーサーもある。世界の旅行用自転車の最高峰、フランスのルネルスのスポルティーフがある。これはシマノ3代目の社長であった島野敬三氏の愛車である。その隣にはローラン・フィニオン使用のラレー、その隣にはランスアームストロングが1993年の世界選手権で優勝した、エディー・メルクス号がある。
この通路を作った2つ目の目的は、従来図書室で行っていた手作りおもちゃ教室を、多目的ホールで開くことにした。そしてホールの中央にある仕切りを利用すれば、ビデオ鑑賞とおもちゃ教室の両方と同時開催できるようにしたのだ。これで少ないスペースをより活用できる形にしたのだ。また図書室はおもちゃ教室を開かないので、いつでもゆっくり利用していただけることになった。
すべて良い事づくめのようだが、収蔵庫を見られるようになったので、いつも整理しておかねばならない。
館外展示の時に貸出す自転車を置くなど、舞台裏は必要なのだが、そのスペースが限られたものになった。しかし天井からワイヤーで正立した形で、約100台の自転車が収蔵され、通路に向って走り出しそうな収蔵展示は壮観ですらある。是非一度、自分の目で確かめに来てください。
07.5-2.jpg
1階の収蔵庫展示です。






(2)通勤サイクリング
体調不良も一応治まってきたので、9日より博物館の仕事に復帰しました。しかし無理は出来ませんので、通勤サイクリングはお休みしています。気候も良いのでウズウズしています。
来週から通勤サイクリングを再開する予定です。(中村博司)

posted by bikemuse at 17:10| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

★2007年5月第1週

[ 5月6日 風になれるスポーツを実体験した。]
(1)博物館便り

先週は2階の展示を紹介したが、今回は3階の展示に対する思いと、その目的を実現するために行った展示について紹介したい。
2階は自転車の歴史を紹介することで、その文化や技術的側面について紹介する展示であった。
3階は自転車の未来を提案する展示だ。自転車の未来とは、自転車が本来持っている「人を健康にする」「環境保全に役立つ」という特長を、いかに来館者に感動を持って納得してもらう展示をする。さらにそれを自分の生活に生かして(自転車ライフへの移行)もらうかを実現することである。そのために女性に対しては「ビューティーアップ」という訴えを展示している。女性は誰もが美しくなりたいと思っていると思う。その欲求に対して、自転車を使って楽しく健康的で美しい身体を実現できるという展示を行っている。
男性に対しては健康問題、特にメタボリックシンドロームというアプローチで、自転車運動がいかに生活習慣病の予防に効果が高いかをきちんと説明する展示を目指し、それを実現する第一段階として、当博物館で行うさまざまなイベントを紹介し、参加を呼びかけている。
子供達に対しては、小学校で環境教育が行われている事を受けて、環境保全に対して自転車が有効な事を説明する展示を行っている。
もちろん「自転車の仕組み」「自転車の安全点検」「自転車の交通ルール」それらを実現するための「自転車のまち堺」の展示には、自転車のまちづくり市民の会の活動紹介なども行っている。
是 非一度来館して、自分自身の目で確かめて下さい。
07.5-1.jpg
3階の展示風景





(2)通勤サイクリング
私は体調不良のため、博物館を休んでいます。
そのため通勤サイクリングもお休みです。相変わらず体調不良の原因は不明ですが、少しずつ体力は回復しましたので、昨日は久しぶりにロードバイクに乗ってみました。
脚力そのものは歩いていることもあって、衰えていませんでしたが、自転車は空中に浮ぶ運動という感覚がありました。 風になれるスポーツというのが体で実感できました。 (中村博司)

posted by bikemuse at 11:16| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする