2007年09月28日

★2007年9月第5週

[ 9月30日 初めてハワイセンチュリーライドを走ります。]
(1)博物館便り
先週は堺市内の高校で交通安全の講演を依頼されて、全校生徒700人の前で話した。
その高校は自転車通学が多く、先生方も自転車で通ってくる人が多い。そんな自転車を通勤に使う他、何処へ行くのも自転車という熱心な先生に頼まれたのだ。
講演の内容が交通安全だけではつまらないものになるので、夢、挑戦、感動「自転車と共に歩んだ私の半生」というタイトルで、これから長い人生を歩む高校生に、私の高校生の頃から自転車の道に入ってきた歩みを話してみようと思った。
交通安全の話は全体の3分の1程度にした。いろいろ仕掛けを作って、ロードバイクも持ち込んでみたが、はっきり言って空振りに終った。今の高校生はこんなものなのだろうが、聞く耳を持たない高校生と、聞いて面白くない話をする講師の関係になってしまった。今までそれなりに講演を重ねてきて、少しは聞いてもらえるよう面白く話すことが出来ると思っていたが、今回は修行の足りなさを実感した。この失敗を生かす工夫をまた考えたい。

(2)通勤サイクリング
先週日曜日はロードバイクスクールを行った。朝から陽射しも強く、キャンセルも少しあったが、18名の受講者が集った。
最年少は父親と参加した9歳の少女から、最高齢は60歳までとバラエティーに富んでいる。もちろん10代20代30代40代50代と、こんなにもスポーツバイクを使う人が増えて来たことは嬉しいかぎりだ。奈良県や滋賀県、兵庫県から遠路参加していただいているが、これは喜べない。スポーツバイクを買っても、その乗り方、楽しみ方を教えるお店が少ない事や、スクールが開催されていないことになるからだ。
スポーツバイクを愛好したいと思う人が増えている割に、こうしたソフトの提供がまだまだ不足しており、スポーツバイクの定着にはまだ課題が多いのが現実の姿だ。しかし先週も書いたように、スポーツバイクに自ら乗って、自分の言葉で語る事の重要さを知る経営者の方が増え、自転車が好きな人がどんどん自転車の世界に入ってきている。
私もスポーツバイク普及に役立つイベントを始めるなり、執筆活動に力を入れていきたいと考えている。

07.9-5.jpgロードバイクスクール教習風景







この日記が掲載されている頃、私はハワイのセンチュリーライドの手伝いに行っています。
センチュリーライドの主催者からの依頼で、シマノから派遣されるテクニカルサポートメンバーの一員として手伝いをするのです。ロードバイクも持参し、50マイル地点のサポート終了後にスタート地点へ走って帰る予定もしています。(中村博司)

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2007年09月22日

★2007年9月第4週 

[ 9月23日 スポーツ自転車の普及に大きな変化]
(1)博物館便り
先々週も書いたが、2週間前から10月スタートの連載記事50回分の執筆に集中していた。
この執筆もほぼ完成した。来週に写真撮りを予定している。すべての原稿を提出してしまえば、1年間の連載ではあるが、締め切りに追われる心配がなくなるので、すごく嬉しい。この原稿は(社)共同通信社からの依頼を受けているので、どの新聞に掲載されるかは未定だが、複数の地方新聞に掲載される可能性がある。
内容的には最初の10回で自転車の可能性、つまり21世紀に役立つ自転車の活用、11回から20回で自転車の選び方、21回から30回で自転車のフィッティングと乗車姿勢、31回から40回で安全に走るための注意点、41回から50回で自転車を使う旅の提案をする展開である。
もし購読している新聞に掲載されたら目を通してください。
(2)通勤サイクリング
先週にお知らせしたマスターズのレース結果ですが、マスターズ5部(55歳以上60歳未満)には22人のエントリーがあり、1周6kmのコースを5周で30km走りました。
結果は7位でした。ほとんど逃げらしきものもなく、集団のまま30kmを走り、最後は16人のゴールスプリントの勝負でした。大学生の頃は私も積極的な逃げをするなど、レースを組み立てるような事も出来ましたが、今はそれだけの持久力もありません。一応8位までの入賞にはなりましたが、実力で勝ち取ったといえず、嬉しさと恥ずかしさ半分という感じです。しかしこのレースに参加して驚いたのは「サイクルワールド」の福井社長もレースに参加されていたことです。自転車業界の経営者の方々でも、サイクルベースあさひの下田社長やNBSの筒路さんなども自転車で通勤や週末のライディングを楽しんでいるのです。
こうした会社の社員の方も乗る人が増えているのは嬉しいことです。10〜20年程前までは、自転車業界で自転車に乗っている人は、スポーツバイクショップのご主人達とシマノの社員が中心というのが一般的だった事を思えば、大きな変化です。
日本のスポーツバイク人口の急増は、自転車の業界にも大きな変化をもたらしている・・・そんな確信が持てます。その変化のおかげ?で私への「執筆、テレビ出演、講演」への依頼も急増中です。
自転車が好きでシマノへ入った第一期生として、30年の潜伏時代を経て、私に出番を与えてくれた変化に感謝です。(中村博司)

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2007年09月15日

★2007年9月第3週

[ 9月16日 絵画コンクールの応募作品が3万点を越えました。]
(1)博物館便り
当館最大のイベント、夏休みこども絵画コンクールの募集が終った。
応募作品数はこの絵画コンクール始まって以来、初めて3万点を越えて31,595点となり、昨年の28,824作品から9.6%増えた。応募テーマ別では @人と自転車の生活風景が6,883作品で6.6%増 A館内自転車の写生は3,052作品で15%増 B夢の自転車は21,660作品で11%増だった。
応募作品の増加に従い質的向上もめざましい。
これから審査を行い、表彰作品約500点は、9月28日(金)から10月4日(木)まで8日間、地下鉄御堂筋線の北花田駅に隣接するイオンモール堺北花田プラウで展示し、10月5日(金)からは当館で展示する予定である。
審査や指導を担当して下さる先生方をはじめ多くの方のご支援を受け、この絵画コンクールは継続できている事に感謝している。また多くの絵画コンクールが開かれている中で、これだけ多くの応募作品を提出するために努力をしていただいた学校の先生方や児童の保護者の方々に感謝したい。
当分少子化の傾向が続く中で、この絵画コンクールもいつかは応募作品の頭打ちの状況は生まれるかもしれない。しかし本当に児童の成長を願う心を失わなければ、このコンクールは地域や子供達に支持されると信じて活動を続けたいと思う。

07.9-3.jpg過去の当館の絵画コンクール 特選作品の展示






※ お知らせです。
急な話で申し訳ありませんが、9月21日(金)午後2時より4時半まで、当財団で研究委託している「研究結果発表会」を実施しますので、ご来館下さい。
14:0015:10は名古屋市立大学の高石先生より「自転車運動中の糖代謝に関わる研究」 
15:20〜16:30は武蔵丘短期大学の星川先生より「健康づくりのための自転車ポジション設定の基礎研究」です。
どなたでも参加できます。お待ちしています。

(2)通勤サイクリング
朝夕は本当に走り易くなった。まだ残暑の厳しい日もあるが、一時の酷暑と言える暑さは過ぎて、まずは気持ち良く走っている。実は今週末の16日(日)にマスターズのロードレースに出場する。昨年は都合でツール・ド・おきなわに出なかったので、2年ぶりのレースだ。距離は30kmと短いので無理せず、怪我をしないように走ります。
私にとってレースは体力測定と考えています。勝つ事を目指すのではなく、レースに参加できる体力維持が本当の目的です。(中村博司)

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2007年09月08日

★2007年9月第2週

[ 9月9日 秋祭りの季節が来た。 ]
(1)博物館便り
博物館も世の中の変化に対応し、人々の学習要求の多様化、高度化に対して、社会教育施設としての役割を果たすことが求められている。
博物館はかくあるべしとした「博物館法」は昭和26年に制定されている。その当時は博物館は200館程だったが、平成17年10月には5,614館になっているそうだ。その内訳は博物館法上の博物館である登録博物館は865館、博物館相当施設は331館、博物館と名乗っているが実質はショッピングやレストラン中心の博物館類似施設が4,418館ある。堺市内にも当館や堺市博物館は登録博物館だが、包丁などを扱う刃物ミュージアムは販売中心の博物館類似施設になる。当館が「日本で唯一の自転車博物館」と名乗る根拠は、この登録博物館になっていることにある。 @博物館としてふさわしい博物館資料がある。 A博物館学芸員とその他の職員がいる。 B博物館を運営するのに必要な建物と土地がある。 C年間150日以上開館すること
上記4つの要件を備えている事を申請して審査を受け、1998年に認められたのである。また当館はこども絵画コンクールや自転車乗り方教室などに積極的に取組んでいるが、そうした活動が「私立博物館における青少年に対する学習機会の充実に関する基準」を満たしているとして2002年に文部大臣名で官報にも告示された。全国でたった3つの館にのみ認められたのだ。
今回、大学で博物館学芸員の資格を取得するため勉強中の学生を実習生として8月31日より9月9日まで受入れている。
当館では講義などは行わず、乗り方教室、健康サイクリング、絵画コンクールの応募作品の仕分け作業、参加賞の発送などに汗を流してもらって、体で博物館の活動を体験学習してもらっている。

(2)通勤サイクリング
日暮れが早くなってきた。10月から始まる新聞用の連載原稿の執筆などはすでに一度使った原稿を規程の文字数になるよう書き直す作業をしている。
文字数を少なくするのも意外と時間がかかる。文章の重要な部分は残しながら ”たとえ話” ”余分な装飾的な言葉を外し、骨格部分をシンプルでわかりやすい文章に改めるのだ。”
何度も読み返し、重複して書いた部分を削除する。そんな事をしていると陽が暮れて夜道をハブダイナモで明るく照らしながら帰途につく。そんな時に聞こえてくるのが秋祭りのおはやしの賑やかな練習だ。
車が少ない昔からの集落を抜ける道を通勤路に使っていることで、道に沿った電線には明るい提灯が並んでいる。こうした泉州地方の秋祭りでは、岸和田のだんじり祭(9月15・16日)や博物館にも近い百舌鳥八幡宮の月見祭(9月22・23日)が有名だが、古くからの集落にはそれぞれに神社があり、そのお祭りがとても盛んなのだ。
日本人のふるさとに対しての思いは、近畿地方が一番強いと聞いたことがある。その原点はこうした秋祭りへの強い帰属意識によると思える。私の15kmの通勤路では4箇所位でこうした”おはやし”が聞こえるのだが、今夜はどれくらいのところで聞こえるか楽しみだ。(中村博司)

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電線にずらりと並ぶ提灯

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だんじりの練習風景
posted by bikemuse at 16:59| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする