2008年04月26日

★2008年4月第4週

[ 4月27日 グランフォンドに初めて参加します。]
(1)博物館便り
先週は大阪府立泉北高等支援学校で自転車安全講習会を行った。
昨年まで泉北養護学校という名称だったが、高等支援学校と名称変更になった。障害者に対し「養護という養い、護る」という言葉より、「自立を支援」するという教育の方向に変える意味があるようだ。
軽度の知的障害を持つ16歳以上の子供達が通っていて、その中で自転車で通学する生徒10名程と先生方5名に、自転車の手入れや交通ルールの教習を約1時間で行った。
生徒の自転車を1台1台チェックした。空気圧が低い、チェンが錆びている、ブレーキバーに握りしろが少ない、泥除けやカゴのネジが外れてしまったものなどがあり、一つずつゆっくり説明しながら、調整とメンテナンスをした。空気は自分で入れてもらった。
そのあと、自転車の交通ルールをパンフレット1枚を使って説明した。今回の道交法の改正で、自転車の車道通行が確認された事を説明したら、「車道通行は恐い」という反応が返ってきた。その通りだと思う。そんな時は歩道を通っていいと返事する。歩道は歩行者優先なので「自転車通行可」の標識があれば、歩行者にじゃまにならないように走る。標識が上っていなかったり、歩行者が多い時は、自転車から降りて歩きなさいと説明した。 自転車は乗れば軽車両だが、降りれば歩行者になる乗り物なのだ。
こうした障害を持つ子供達が通う学校で、自転車通学を認めている学校は少ない。自転車に乗ると多くの情報を収集し、理解し、行動する良いトレーニングになると思うが、リスクも発生する。先生方はこうしたリスクを少しでも少なくするために、私の講習を必要としている。この講習をずっと続けてほしいと先生方から要請があり、私もこの博物館にいる間は続ける事を約束した。

(2)通勤サイクリング
少しずつ暖かくなってきた。まだ長袖ジャージーを着用しているが、ウィンドブレーカーを着ないで走る日が増えてきた。
ウェアが薄くなることは、軽く動き易い。ペダルを回す回転数も少し上ってきた。ゴールデンウィーク中は博物館主催イベントに集中するが、そのあと私は「石見グランフォンド」に参加する。
5月10日〜11日の開催だが、5月10日(土)の170kmの長距離サイクリングコースはアップダウンが多く、たぶん標高差は3,000m位あるようだ。
ちょっと手ごわいコースだ。しっかり走り込むことが必要だが、使うロードバイクも考えなくてはいけない。
ワイドギアと長時間で長距離を走るため、十分にリラックスできるセッティングが必要だ。それで少しハンドルのステムを逆さにセットし直して、ハンドル位置を高めにセットしてみた。レーサーからツーリング車のスタイルっぽくなってしまったが、これで少し長い距離を走ってみよう。
新しいシーズンが始まると、新しい自転車が欲しくもなる。私も新しいロードバイクを入手予定だ。そんな情報収集に最適なガイドブックが発売されている。「ロードバイク試乗インプレ2008」(八重洲出版)だ。
自分の選んだロードバイクがどんな評価を受けているのか、ちょっと関心があります。 (中村博司)

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2008年04月18日

★2008年4月第3週 

[ 4月20日 当館の八重桜が満開になりました。]
(1)博物館便り

先週13日(日)は今年初めて「大人のための自転車ライフ体験セミナー」の「入門セミナー」を実施した。この入門セミナーは4・6・8・10月の4回実施するイベントで、自転車のメンテナンスとパンク修理の体験、正しいサドルの高さやペダリング、安全なブレーキ操作を教えるものだ。時間は午前9時から正午まで3時間の中で実技を入れるので、自転車に乗る時間はなく、いわゆる座学が中心だ。
パンク修理の体験は自分の自転車でやる事が本来望ましいが、タイヤを外すために使用するタイヤレバーでチューブに穴を明ける事も多いので、用意した博物館のマウンテンバイク用車輪を使って実際に体験してもらった。ロードバイクの細いタイヤを使うより数段容易であるが、それでも初めての体験の方が多く、9人の参加者に対し、私とアシスタント2人の合計3人で教えた。そのあとはメンテナンスの指導をした。
参加者が乗ってきた自転車を1台1台チェックして、問題点を指摘し、その場で調整などを行った。一般的なメンテよりも参加者の自転車で、現実に起こっているトラブルの原因を未然にチェックすることで、よりリアリティーがあって面白いと思っている。
その中でブレーキの握りのクリアランスを調整したり、変速機の位置決めの調整、チェンへの注油、ブレーキの片ぎき調整(ロードバイクとマウンテンバイク)など、参加者の自転車を調整しながら教えた。
参加者にとっては、自分の自転車がチェックされるので、少々ハラハラ・ドキドキがあったので、より関心を持ってくれたと思うし、その結果において身につくのに役立ったはずだ。
体験セミナーは、この入門セミナーの他に、ロードバイクセミナーを5・7・9・11月に実施します。次回5月5日は、和泉市コミュニティー体育館駐車場に集って、9時から正午までロードバイクの基本ライディングテクニックを教えるセミナーです。昨年までシマノ・スキルチームで走っていた大内選手も手伝ってくれる予定ですので、関心のある方は参加して下さい。

(2)通勤サイクリング
桜前線が大阪を通ってしまい、散りそめの桜から落ちた花びらが地面を敷き詰めている。散る桜は少し寂しい気持ちもするが、風に舞う桜も風情があり、私は好きだ。
ところで、自転車博物館の桜は染井吉野ではなく八重の桜が多く、ようやく満開を迎えた。美しく咲き誇る当館の桜を楽しんで下さい。(中村博司)

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2008年04月11日

★2008年4月第2週

[ 4月13日 日本一低い山に登りました。]
(1)博物館便り

当館は自転車文化の発信、自転車ライフへのスムーズな導入のためのイベント開催をする一方で、地元堺市での「まちづくり協力」活動を行っている。まちづくりは人づくりでもあり、キャリア教育への協力もその一環になる。広い意味で毎年5月に開催されるツアー・オブ・ジャパンへの協力も含まれると思う。その地元開催の実行委員会が開かれ、私も実行委員の1人として出席した。
今年からは実行委員長は大阪府自転車競技連盟の会長で、ナショナル自転車の顧問でもある斧隆夫氏が就任されている。今年の一番大きな変更点は、従来「大阪ステージ」と呼ばれていたが、今年から「堺ステージ」に名称が変わったことだ。
堺市は2年前に政令指定都市に移行し、独自色を出したいと考えていて、当博物館のある地域に集中する百舌鳥古墳群の世界遺産登録を目指している。
産業の面から言えば、自転車を地場産業と言える街は、たぶん堺市以外にないと思うし、堺の歴史・文化・産業を広くアピールすることが堺独自の「顔」となって行くはずだ。ツアー・オブ・ジャパンという日本を代表する自転車レースが自転車というスポーツの道具のみならず、健康、環境保全を堺から発信することに役立てたいし、「堺ステージ」というブランドを高める活動に、少しでも役立つ事を願っている。ツアー・オブ・ジャパンの「堺ステージ」堺市泉北周回コースを5月18日正午スタートです。

(2)通勤サイクリング
先週は、シマノの新入社員研修の1つとして堺市内サイクリングが計画され、今回も協力した。
前回は古墳と環濠をめぐったが、今回は少し足を伸ばし、木製灯台と日本一低い山である「蘇鉄山」へ行った。
この灯台は1877年に建設された国内最古級の洋式木造灯台である。外観は白色の板張りで、昨年に解体修理が完了したばかりで美しい。灯台の周囲も合わせて改修された。
南海本線堺駅から南へ50m程にある土居川の南岸に沿って行けば、旧堺港を回り込むようにして灯台に行ける。すぐ近くに阪神高速湾岸線が通り、風情を楽しむには少々無理があるが、一見の価値はある。この灯台に隣接する大浜公園には蘇鉄山がある。一等三角点がある山としては全国で最も低い山で、高さはわずかに6.85mである。この蘇鉄山の約300m東南にあった御蔭山の頂に一等三角点が1885年に設定されたがその後削られたので、1939年にこの蘇鉄山に移設されたと山頂のパネルが説明している。
また環濠沿いに植えられた桜並木は美しく咲き誇り、参加者も大満足のサイクリングになりました。
このような地元の人のみが知るような静かな場所にあるスポットを訪ねるのは、自転車は最高の道具でした。(中村博司)
08.4-2.jpg旧堺灯台










08.4-2-1.jpg蘇鉄山の山頂にある一等三角点


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2008年04月06日

★2008年4月第1週 

[ 4月6日 「メタボ健診」を受けました。]
(1)博物館便り
4月に入って「メタボ健診」が始まった。40歳から75歳までの男女が対象で、腹囲(おへそまわり)を測り、男性は85cm、女性は90cm(異論も多いようです)以上で、血圧、血糖値、血中脂質の異常が見つかるとメタボリック症候群と診断される。 その場合は健診の医師から、生活改善の指導を受けることになる。
私も毎年1回はいわゆる「人間ドック」というものを受けている。
今年は3月中旬を予定していたが、たまたま交通安全講習の依頼を受け、日程を延期したら、4月に入ってしまい、そのメタボ健診を受けることになった。といっても私の場合は、おへそ周りを計っただけで終った。もし腹囲が男性の場合85cm以上で、「高血圧」「高血糖」「高脂血症」のうち2つが異常値となると、動脈硬化性疾患の発症率が高くなるのだ。血管の壁が厚くなったり、弾力性が失われ血管が劣化したり、狭くなったりする動脈硬化は、日本人の死因の2である「脳血管疾患」、3位の「虚血性心疾患」の原因となる。
幸いというか、当然というか、私の腹囲は80cmを越えず、血圧は少し低すぎる傾向だし、高血糖、高脂血とも適正値で何の生活指導も受けなかった。
健診医の話によると、今回のメタボ健診に合わせて、適正値はより厳しい値に改正されているとの事であり、日常生活に適度な運動を取り入れるよう生活指導を受ける人は増えるにちがいない。それは日常生活に運動効果が得やすい自転車の特長が見直されることにつながると思う。
自転車にますます強い追い風が吹く時代の到来であり、この風を生かす活動が当博物館に求められている。
(2)通勤サイクリング
久しぶりに通勤ロードバイクの手入れをした。
愛用のアルミフレームの通勤バイクを通勤ロードバイクの見本として展示したので、従来のクロモリのロードバイクを使用しているが、フライトデッキというスピードメーターを装備するため、ブレーキと変速の両方を操作するデュアルコントロールレバーを交換した。すると必然的に変速とブレーキのワイヤーも交換することになった。きちんと調整するには時間もかかったが、同じバイクかと思うほど操作感が良くなった。変速も速くキチンと決まるようになった。やはり自転車は手入れが大事ということを再認識し、嬉しくなった。
自転車の部品を交換したり、ワイヤー類の交換は自分でやると少々面倒ではあるが、それによって良くなった自転車に、もっと乗りたいという気持ちにさせてくれる。
冬の間は自転車に触ると手が冷えて、細かい作業がやり難かったのだが、春になると自転車に触りたくなるものです。きっとあなたの愛車も、あなたの手入れを待っていますよ・・・。 ( 中村博司)

08.4-1.jpg1984年にオーダーしたクロモリロードレーサー。部品交換を何度もしたので当時の部品はヘッドパーツとハンドルぐらいだ。今回もメンテ用部品を交換して乗り易くパワーアップした。

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