2008年07月26日

★2008年7月第4週

[ 7月27日 飲んでも、飲んでも、飲み足りない季節]
(1)博物館便り

先週より当館恒例のビックイベント「夏休みこども絵画コンクール」が始まった。このコンクールにはテーマが3つあり、@人と自転車の生活風景 (生活画) A博物館の自転車の写生(写生画) B夢の自転車(想像画) と絵画のジャンルとも分類は一致している。博物館にはAの写生をする子供達とその保護者の方が朝からやってきて、館内で熱心に写生をしている。このコンクールの応募作品は昨年3万点を超えた。自転車の写生での応募は約3,000点程と全体の一割にすぎないが、優れた作品が多く、入賞する作品としてはたぶん一番多いと思う。
絵画に限らず、真面目に熱心に取組む姿勢が大事で、努力の結果は、はっきり表れるのである。絵画コンクールについては、当館開館以来継続して実施しているので、今年は17回目である。完全に地域の小学校の夏休みの宿題として定着している。昨年3万点を超えたが、今年は少子化の中で、応募作品数は今まで通り、増加するのか少々心配であり、同時に期待もしている。
最近の新しい試みとしては、市内のショッピングセンターに自転車を展示し、写生をしてもらう事も昨年より始めた。地下鉄御堂筋線の北花田駅に隣接するイオンモールに「昭和の自転車展」12台を展示し、写生してもらっている。期間は7月23日(水)より7月30日(水)までである。
23日は7時に自転車を積込み、8時にイオンモールへ搬入した。昨年以上に写生に来る子供達が増える事を願っている。
今年の夏、私の心配の種は「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」である。初めてのコンテストであり、思考能力を伸ばし、問題解決能力、学習意欲の向上が本当に実現できるだけのコンテストになるのか・・・心配は尽きない。
7月20日にスタートしたこのコンテストのために博物館へ来てくれる子供達のために、小さな展示を作った。
親子が3人乗ると交通違反になる補助席を2つ取り付けたお買物車と説明パネル1枚、オランダの首都アムステルダムを走る3人乗れる自転車2種の写真パネルを2枚展示している。
「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」の展示。
館内の2階にあるガイダンスシアター(映写装置)の左側のスペースに展示した。

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(2)通勤サイクリング便り
先週は20日(日)に健康サイクリング(緑のトンネルを走る)、21日(祝)はロードバイクのスクールを行った。幸い?好天に恵まれ暑くて、暑くて、出来るだけ日陰の多い道を選んで走った。
講習や休憩時間は、木陰の多い所で行うよう注意した。何しろ汗の量が半端ではない。参加者は全員水筒を持って来ているのだが、自販機のある休憩場所ではスポーツドリンクやお茶を争って購入していた。私も魔法瓶に冷たいお茶を入れて持参していた。その時は十分に飲んだつもりだったが、夕食時に飲み物を飲んでも、飲んでも、まだ飲みたいという感じだ。体から水分が本当に抜けていた事がわかる。
木陰の多い道を選んで走っていたので、そんなに汗をかいた意識がなかったのだが、改めて水分摂取は大事だと思った次第である。
ツール・ド・フランスはアルプス区間に入っている。選手達はあれほど汗をかいているにもかかわらず、時々小用を足すシーンが写っている。やはり相当な量を飲んでいるのだろう。以前ヤン・ウルリッヒ選手が書いた「僕のツール・ド・フランス日記」という本を読んだ時、ツールの期間中に選手が何を食べ、飲んでいるかのリストがあり、水分は合計すると1日に10リットル摂取することになる。10リットルですよ。信じられない量ですね。(中村博司)

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2008年07月21日

★2008年7月第1週 

[ 7月6日 6月は540kmしか走れませんでした。]
(1)博物館便り

当館は3年前より経済産業省の「地域自律・民間活用型キャリア教育〜こんな自転車欲しかってん!」事業に、南大阪地域大学コンソーシアムと連携協力して、子供達の思考能力を高める教育プログラムを実施し、問題解決能力、学習意欲の向上に画期的な成果を上げてきました。
経済産業省の3年間のスケジュールが終了したので、このプログラムを残していきたいと考えている。
当館は「自転車の未来は、21世紀に暮らす人が自転車をどのように使い、生活に活かすかによって決まる」という視点に立って、小学生5年生から高校生を対象に21世紀の自転車の企画を考えるコンテストを実施することにした。
16年前の開館以来継続して実施している絵画コンクールはそのまま残し、「絵画コンクールは子供の個性を伸ばすコンクール」「こんな自転車欲しかってんコンテストは子供の考える力・生きる力をつけるコンテスト」と位置づけ取り組んでいこうと思う。このコンテストに関心のある学校の先生方で総合学習時間での取り入れ、夏休みの課題として、当館の見学の折に時間を作っての応募など御検討いただき、関心をお持ちであれば応募用紙を送りますので御連絡下さい。お待ちしています。こんな自転車欲しかってんコンテストのポスターです。

08.7-1.jpg今年のテーマは話題の「幼児2人を安全に乗せられる自転車」です。







(2)通勤サイクリング便り
6月は出張等が多く、あまり走れなかった。540kmしか走っていない。これでは1年間で6,500km程にしかならない。ペダル回転もスムーズでなくなり、走っていても違和感を覚える。2〜3日連続で走ると、自転車と体が一体感を感じるのは分かっているのだが。
実はシマノでは、シマノラリーなるメタボ解消イベント?を行っていて、2つの部門がある。ウォーキングの歩数か自転車の距離を毎月計測して報告し、6ヶ月間の合計が一定以上の基準をクリアすると、賞品がもらえるのだ。
このラリーの自転車部門には、私も所属するシマノドリンキングチームというレースに参加するツワモノも多く参加していて、1,600kmも走っている人が2人もいた。レースで入賞する人には、こうした努力という理由がありました。ちなみに自転車部門の私は55人の参加者で17位でした。ベスト10に入るには800〜900km走る必要があります。しかし7月は飲み会の予定がすでに5回も入ってます。シマノドリンキングチームはお酒を楽しく飲むために健康を目指して走るチームです。私にとっても飲まない日にどれだけの距離を走れるかが勝負です。(中村博司)
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2008年07月20日

★2008年7月第3週

[ 7月20日 授業は自分の生き方が問われる子供達との真剣勝負]
(1)博物館便り
7月6日にも報告した「こんな自転車欲しかってん」コンテストは順調にいきそうだ。15日と17日に市内の小学校でコンテストのミッションを与え企画書の書き方を教える授業を南大阪地域大学コンソーシアムの方と一緒に行ってきた。
私のミッションを与える授業では、博物館で常時上映している「夢・自転車」という映像で、自転車の歴史と世界の人々がどのように自転車を使っているかを見てもらう。そしてその映像に出てくる3種の自転車の使用目的とその工夫された機能を話した。
最初は自動変速機を装備したクロスバイクだ。映像の中では家族づれで走るシーンや中年夫婦が使うシーンに登場している。私はここでクロスバイク用のカジュアルな服で説明し、次はあらかじめ下に着ていたTシャツとショートパンツの姿で、マウンテンバイクの説明をした。次はロードバイクの説明だが、Tシャツとショートパンツを脱いで下に着ていたレーシング・ジャージの姿で、スピードを出すためにドロップハンドルを使うだけでなく、ぴったりしたレーシング・ジャージーを着ていると説明した。この暑い体育館の中で3セットの服装を
着て授業するのは少々大変だった。最後はミッションを与えるのだが、パワー・ポイントを使い、「19世紀の人は自転車を発明し安全に走れるよう工夫した。」
「20世紀の人は誰もが買える価格にして変速機やマウンテンバイクを発明した。」「21世紀に生きる君たちがどう自転車を使い活用するかで自転車の未来が決まります。今回のテーマは、“幼児2人を安全に乗せられる自転車”です。今日からあなた方をシマノの企画部の社員に任命します。頑張って企画を考えて下さい」とミッションを与えた。15日は約150人、17日は約80人の子供達が熱心に聞いてくれ、嬉しかった。
17日の学校ではこの授業のあとに「仕事に対する考え方を学ぶ授業」があるので協力してほしいと要請があり、ミッションの授業をした体育館から教室へ移動して、授業に協力をした。質問は3つあり @どんな仕事をしているのか。 A仕事のやりがいを感じられる時はどんな時か。 B困難にぶつかった時どうするのか。 というものだ。
@については博物館の展示について話した。 Aやりがいについては健康や環境に良い自転車の活用を訴えてきたが、最近自転車に乗る人が増えてきて、やってきて良かったと思っていること。 Bについては問題をどう解決したらよいか考え続けることが大事で、考えていればいつか何かのヒントから解決法が発見できると答えた。 
このスピーチが良かったのか、翌日に校長先生からお礼の電話をいただいた。この学校はいきいきタイム(生活科・総合的な学習の時間)で生きる力を育むことに力を入れている。
こうした授業に関わることで「教育は自分の生き方が問われる子供との真剣勝負。全力で取組まないといけない。」と教えられた気がした。
08.7-3.jpgミッションを与える授業で、ロードバイクの説明をした。





(2)通勤サイクリング便り
大阪の夏は暑い。しかも湿度が高く汗が蒸発しにくいので、流れる汗で全身汗まみれになる。
自宅に帰り着くと、とにかく水シャワーである。体を水で冷やしながら全身泡だらけにして汗を流す。
来週は25日と26日シマノバイカーズが富士見パノラマリゾートで行われる。
今回は初めてロードのエンデューロも行われる。さわやかな高原で、私は里山ツーリングのガイドを担当する。しばらく乗っていないマウンテンバイクでいい汗をかいて、シマノの若い社員と一緒に参加者に喜んでもらえるようメカトラブル等に備えて走りたい。(中村博司)

posted by bikemuse at 12:57| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

★2008年7月第2週

[ 7月13日 迷子になる事を楽しむサイクリング]
(1)博物館便り
先週は(株)シマノの自転車通勤者を対象に自転車交通安全講習を行った。
自転車産業の企業として自転車通勤を奨励するのは当然としても、自転車通勤途中での事故は減らす努力は必要である。その第一歩として自転車の交通ルールを学び、自分の安全は自分で守る技術、知恵を身につけてもらうための講習だ。多分これを読んでいる方も自転車のルールは知っていると思っている方が多いと思う。しかし法律の条文には矛盾点ある。
代表的なものは「進路変更は手信号で行う」と規則にありながら「片手運転はいけない」という規則も存在する。これを厳格に守ろうとすれば、方向指示器のついた自転車に乗る必要があるが、世の中には1980年頃流行した通学用自転車しかなく、今では入手不可能だ。
それはともかくとしてシマノの自転車通勤登録者は、全員受講しなさいと言う通達が効力を発揮して200人以上集まってくれた。2回目の講習を翌週に行うので、350〜400人位は受講してくれるはずだ。
私の持論としては自動車とのコミュニケーションをどうとるかが自転車利用の安全確保のポイントになると考えている。
派手なジャージを着用し、ヘルメットをかぶることも自転車の存在を回りの自動車運転手に知らせるコミュニケーションの道具だ。手信号やアイコンタクトも大事だ。
コミュニケーションを無視した信号無視や一時停止は命を危険にさらす行為だ。
特にシマノの社員という立場を考えれば、企業の社会的責任、特にコンプライアンス(法令遵守)は、当然なのである。
そうした自覚を持つ事の大切さを話した。

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(2)通勤サイクリング便り
先週は走行距離が伸びない話を書いた。それで博物館の休館日である月曜日に2時間半程走った。
7月7日(月)の大阪の天候は快晴である。天気が良すぎる。日焼けは避けたいが走りたい。そこで泉北ニュータウンの中に作られた、人と自転車のための道「緑道」を走ることにした。考えれば今月20日(日) は博物館イベント、健康サイクリングで「緑のトンネルを走る」のがテーマのサイクリングだ。
最近は緑道の新しいルート開拓も出来ていないのでコースの下見にもなると考え走り出した。
やはり木陰の道は涼しくて最高だ。
しかし、泉北ニュータウンは丘の町で谷間と丘を上ったり下ったりを繰り返しての走行になった。
ずいぶんと道に迷いもしたが、普段から全体像はつかめている町なので、広い道に出れば現在位置はすぐに わかる。安心感があり、時間の制約もないので迷子になるのを楽しむサイクリングになった。
結局2時間半で約50km走った。
家に戻り、シャワーを浴びて体重を計ると63kg台だった。普段は65kg位なので体重の2%位が減少していた。途中水は飲んだつもりだったが、2%の減少は熱中症寸前である。体重の3%の水分が失われると運動能力や体温調節能力が低下するといわれている。運動による自分の体重減少が2%を超えないよう水分を補給しよう。しかししっかり走ると体が軽く感じられた。
車道を走ればもっと距離を走れたのは事実だが、たまにはゆっくり楽しく走るのも悪くない。
特に日差しの強い日は木陰の多い道を選ぶ事の大事さを再認識しました。(中村博司)



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