2008年09月27日

★2008年9月第4週

[ 9月28日 今年も絵画コンクールに素晴らしい作品が集まった]
(1)博物館便り
当館の最大のイベントは何といっても夏休みこども絵画コンクールである。今年も過去最大の32,913作品が集まった。昨年より4%程も応募が増えた。内訳としては「人と自転車の生活風景」に7,052作品、「博物館内自転車の写生」に2,988作品、「夢の自転車」には22,873作品の応募になる。
これらの作品は、堺市立の小学校の図工部会等で活躍していた先生方に審査していただいた。特選、サクラクレパス賞、ミキハウス賞、努力賞の作品520点程を、9月26日(金)から10月2日(木)まで地下鉄御堂筋線の北花田駅に隣接する、イオンモール堺北花田で展示している。
10月3日(金)からは当館に展示場所を移す予定である。
多くの応募作品の中から選び抜かれた素晴らしい作品ばかりだ。是非鑑賞していただきたいと思う。
08.9-4.jpg堺市長賞の作品は、館内のミキハウスの坂本達氏が世界一周に使った自転車を描いたものだ。




08.9-4-1.jpg堺市教育長賞は、生活画で自慢のマウンテンバイクに力強く空気を入れる子供(たぶん自分自身)を描いている。自転車の仕組みを見事に描き、神経が行き届いた作品だ。


(2)通勤サイクリング
先週の毎週日記で書いた高知市で行われた日本体育協会主催の日本スポーツマスターズのロードレースに参加し、今年は4位に入賞した。
昨年の7位に比べ順位は上がったが、少々恥ずかしい気持も残っている。それは常に集団の真ん中にいて、レース展開に参加できなかった事による。
9月21日の高知は朝は曇りだったが、昼前から雨が降り始め、50〜54歳の部である第4部のレース中に雷雨が激しくなり、第5部(55〜59歳)のスタートは49分遅く、第6部の1分前の13時49分になった。これはマスターズ大会全体が雷の影響で試合を中断することになった影響である。スタート時は雷雨も収まっていたが、路面は水溜りが多くコーナーは注意して走った。積極的に逃げを試みる選手は少なく、平穏に進んだ。私も足を使わないようにし、先頭が見える前から10人くらいの位置をキープした。唯一の上りは10m位の高さがある橋を越えるときであるが、22人でスタートした集団はすこしずつ減って、14人のゴール勝負になった。橋の頂上は3〜4位で通過し、残り500m程を全力で走ったが、そのままゴールした。
走り終わった時はさすがに息が上がったが、そのあとは疲れは感じなかった。しかし2日程は腰が痛かったり、やはり短い距離であっても全力で走ると体中の筋肉に相当の負荷がかかっていたことがわかる。
来年は伊豆の日本サイクルスポーツセンターでロードレースとトラックレースも行われるようだ。久しぶりに1周5kmのアップダウンの激しいコースを走ってみようかと思うが、それにはこの一年間しっかり走り込むことが大事だ。(中村博司)

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2008年09月20日

★2008年9月第3週 

[ 9月21日 フランドリアのレーサーが届きました。]
(1)博物館便り
報告が遅れたが、9月上旬にヨーロッパより自転車が数台届いた。1台はフランドリアのレーサーで初代デュラエースが装着されている。
昨年2月にチーム解散30周年の年に、その記録をまとめた本が出版され、その記念パーティーが開かれて私が出席した。1年半程前の毎週日記で報告した通りだ。その折、会場に展示された当時のレーサーは、当館より部品を提供して、今回その完成車が届いたのだ。
私にとっては思い出がいっぱいあるフランドリアの自転車である。シマノにとっても、レースに挑戦を開始した1973年に初めてデュラエースを装備して、ツール・ド・フランスをはじめとする欧州プロレースに参戦した記念すべき自転車でもある。これは当館のコレクションに加えたいと考えていたので喜びもひとしおである。
ただこのフランドリア車には、サドルやペダルは当時のものではない新しいものが装着されていたので、当時の部品と交換して見える収蔵庫の最前列に展示している。
08.9-3.jpg

初代デュラエースを装着したフランドリアチームバイク。

(2)通勤サイクリング
朝夕は涼しくなり、快適に走っている。
夏の間に日焼け予防にしていたアームウォーマーは、朝の下り坂では体を冷やさないことに役立つように思える。
9月21日(日)は高知市で行われる日本体育協会主催のマスターズのレースに出場するので毎日真面目に走っている。私は55歳〜59歳の部に出場する。
レースコースは一周3km程の周回コースを8回廻る24.6kmで競われる。ケガをしないように安全第一で走り、チャンスがあれば7位に入賞した昨年同様、入賞をねらいたいと思う。
そうは言いながら、通勤サイクリング以外に練習はおろか自転車にも乗っていない。
私の家は丘の上にあるので、朝は車が多い主要な道路で下りを利用してスピードを上げて走る。帰り道はコースを変えて、小刻みにアップダウンのある交通量の少ない道を走っている。一気にダンシングをして短い坂を上り切ったり、ゆるい上り坂はシッティングでスピードを落とさないように走る。約1km程も信号のない上り坂は、ペダル回転を70〜80回転程を保ち、ハンドルの上を持って行く。最後に信号があり、ここからは10〜12%位の坂が100m程ある。疲れている時や出張、雨などで連続して走れていない日は39×27のギアでゆっくり上る。昨日は信号をうまく青信号で通過でき、勢いを生かして一気にその激坂を上り切った。不思議な感覚だった。この坂をスピードを落とさずに初めて上れたような気がした。
上り坂を速く走るための練習とは、長い上り坂をゆっくり走る練習ではなく、こうした短い坂を一気に上る感覚を身につけることだと思う。
長い上り坂でも、脚筋力を使う激坂ポイントと一息つけるポイントが交互にくる。一息つける所ではペダル回転を上げるなどうまく使って、全体のスピードが落ちないようにしているのだと思う。時にはサドルに座って走り、時々はサドルからお尻を上げて踏み込むなど、全身の筋肉を交互に使って休ませる事で回復させる工夫も必要だ。またこの練習は一種のインターバルトレーニングで持久力を増すのにも役立つはずだ。
高知のコースはあまりアップダウンのない平坦なコースのようだし、本当はゴール勝負の練習をした方がよいのだが、ゴール勝負は得意ではないで、安全第一で走ります。(中村博司 )
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2008年09月13日

★2008年9月第2週

[ 9月14日 曲り角の多いサイクリングで迷子を出さない工夫]
(1)博物館便り
先週末は「環境NGO自転車きゃらばん」主催の「エコツーリングイベント」に協力した。この団体は夏休みに大学生の有志が集まって、8月11日から札幌から自転車で出発した。
環境に優しい行動を呼びかける活動をしながら道内を巡った後フェリーで新潟に渡り、南下してゴール地点の自転車のまち堺に着いたのだ。
9月6日(土)にゴールイベントとして「エコツーリングイベント」を実施した。これは20名程度の小学生を対象に「サイクリングをしながらエコクイズに挑戦!」するもので、当館は会場とレンタサイクルを提供した。
当初より、小学生を20名集める事は容易ではないので、友人や知り合いを通して少なくとも10名位確保のメドがないと、このイベントは成立しないとアドバイスをしていた。
私の心配した通り、応募は5人に留まり、しかも当日朝に子供の発熱があって3人が欠席して、2人の小学生に対し、20人程の大学生が付き添う形でイベントは実施された。
私もサイクリングへ出発する前に交通安全のためのルールについて20分程講習も行った。イベント終了後、私は「参加者募集に問題があった。次回は学校へ行って先生方と協同してできるイベントを考えるべきである」と厳しいアドバイスをした。
しかし考えてみれば、彼らはイベントのアマチュアであり、こうした努力に対して評価しないといけなかったのだろう。私はイベントのプロフェッショナルとして、常に費用・労力に対する効果・結果が求められる立場にあるので、ついつい厳しい目で見てしまうのだ。
(2)通勤サイクリング
先週7日は八尾市の久宝寺の寺内町と八尾空港を巡る健康サイクリングを、地元の方のコース案内協力を得て実施した。天候に恵まれすぎて少々暑かったが、まずは順調に終了した。
定員は一応20人なのだが、21人の参加者と、当館へ博物館学芸員の実習に来ている大学生が3人参加し、私を含むスタッフが3人の、合計27人の大世帯での走行となった。27人が一列で車道の左端を並んで走るのだが、信号は1回では渡れない。途中で赤に変わって、30秒程も待って再スタートとなるが、交通ルールを守り安全を確保するのに必要だ。
こうした集団走行で一番困るのは迷子が出ることだ。そこで出発前に参加者には次のようにお願いした。
「曲り角を曲る時は必ず後方を見て、参加者が後ろから来ていなかったら、そこで待って下さい。曲ってしまうと、後ろから来る人がどこへ行けば良いかわからなくなります」。こうした事が徹底されたのか、事故も迷子も出ずに無事終了した。
こうしたイベントは主催者の努力だけでは成立しない。参加者の積極的な協力で成立している。参加者の皆様方に感謝である。私もさらに楽しめるサイクリングコースの開発に力を入れて、より多くの参加者と共に走る喜びを味わいたい。(中村博司)
08.9-2健康サイクリングに参加したメンバー


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2008年09月06日

★2008年9月第1週 

[ 9月7日 地球温暖化の被害は異常気象に現れる]
(1)博物館便り

先週8月28日から9月2日まで南海電車堺東駅に隣接する堺高島屋で、第14回「よく見よう郷土 堺」展で自転車部品を組み込んだ生花の展示が行われた。
この自転車展のために7月17日(木)に出品を予定している小学生、中学生や高校生に、なぜ堺が自転車の街なのか、自転車と環境保全、交通ルールなど、生花と生活に役立つと思われる話を講習した。その講習後には、堺の自転車メーカーから預かった各種の部品をお渡しした。あれから1ヵ月が経過し、今回の作品の発表となったわけである。生花の展示は3日程度しか出来ない。会期は6日間なので、前期と後期に分けて展示が行われた。私の見学した後期では、30点程が展示されていた。
作品の横にはお花のスケッチが置いてあり、子供達はまず、このスケッチを描いてからお花を生けるのだと、この会の代表の方からお話を聞いた。
堺を発祥とする茶道は常にお花が生けてある。こうしたお茶やお花の文化は、効率ばかりを求める社会において楽しまれる機会が少なくなっている。こうした文化の継続と美に対する感覚、センスを育むのは、小学生や中学生の時期に学んでおく必要がある。この時期に作られる人格が、その人の人格を決定してしまう。
代表の方は「子供達のために大人として出来ることを最大限努力したいと、この会を立ち上げしたが、こんな事を考えるのは、年をとったせいかもしれない」と笑っておられた。
私と同じ団塊の世代の方がこうして頑張っておられるのに対し、出来るだけの協力と私自身の活動に、さらに努力が必要だと思った。
08.9-1.jpg08.9-1-1.jpg





自転車部品と花の見事な展示
(2)通勤サイクリング便り
9月5日午後3時から4時頃までの1時間に、堺には93.5mmの降雨があり、JR阪和線全線で一時不通になったと新聞に出ていた。この時私もたまたま堺市のホテルへお客様を迎えに行く約束があり、豪雨の中を車で市内を走った。何とか南海堺駅に近いホテルの近くの所まで行くと、道が完全に30cm以上も水没している。動けなくなっている車もあり、このまま突っ込むと、私の車も止まるので、やむなく方向を変えて脱出した。南海堺駅の近くに車を停め、半地下の通路を通って行こうとすると、ここも10cm程水没している。靴と靴下を脱いで迎えに行った。お客様にも靴を脱いでもらって車に乗ってもらった。
このような集中豪雨による降雨量は、堺市の観測史上最多で、浸水被害も300件以上と新聞が報じている。地球温暖化による多くの被害は異常気象に現れるとは聞いていたが、私も身をもって体験することとなった。
こうした体験も含め、地球温暖化防止のために私達が出来る事、私には自転車の有効活用であるが、さらに多くの情報発信が必要だと思った。(中村博司)

posted by bikemuse at 16:45| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする