2009年11月28日

★2009年11月第5週 

[ 11月29日 自転車ルール クイズは有効な手段]
(1)博物館便り
先週は講義資料の制作に頭を痛めた。
特に12月3日(木)に大阪府立大学の公開講義「堺・南大阪地域学T」の講師として90分間話をする。タイトルは「日本の自転車文化首都を目指して」という内容にした。なぜ自転車なのか? 堺と自転車の歴史、欧州の自転車活用社会の事例紹介、自転車活用社会の実現を目指して、という順で話を進める予定だ。この1週間はこの資料を作成し、改訂を重ねて最終的にパワーポイントで95枚の資料になった。
この講義の内容は平成22年3月に「フォーラム堺学・第16集」他の方の講義と共にまとめられて発行される予定だ。
今後の堺市における自転車政策に影響を及ぼす可能性が高いので、自分の知る限りの資料と考えをまとめた。
<今週の展示車>
1950年頃に作られた競輪用自転車です。大阪市内にあった「キングスピード」で、競輪選手に人気の高かったブランドです。競輪選手として最初のレースから参加した方から寄贈いただいたものです。
木製のリム、堺市にあったタカギのクランク等を装備しています。
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(2)通勤サイクリング
先週22日の日曜日は、堺市の美原区民まつりが開かれた。私も堺・自転車のまちづくり市民の会の方と出張自転車デーに協力してきた。
この日の午前中は健康サイクリング(イベントレポート参照)で石川サイクルラインを走り、午後のみの協力である。
大人用と子供用の自転車ルールクイズに答えてもらい、記念品を差上げるものだ。
子供達は保護者の方に教えてもらいながら記入していたが、ちょっと驚いたことがあった。
中年の女性が「自転車は右側通行か左側通行か?」で悩む人が少なからずいたことだ。
子供達に歩道は歩行者優先であること、大人達にも交通ルールのおさらいをして、自転車で安全に走ってもらうことに、こうした活動は有効なのだと実感できました。(中村博司)
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堺市美原区民まつりに「堺・自転車のまちづくり市民の会」のテントを出して「自転車デー」を行った。

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2009年11月21日

★2009年11月第4週

[ 11月22日 寒くなり、雨の日に走るための装備を考えました。]
(1)博物館便り
先週日曜日は交通安全の教室を実施した。毎年春と秋に2回、大阪府警察本部と堺警察署の協力を得て開催している。
当館は自転車の乗り方を教える教室は毎週開催し、年間に1,700人程の受講者がある。ただ自転車に乗れることと、安全に自転車を走らせる事は違う。交通ルールを知って守ることが自転車を利用する者として必要だ。本当は1,700人の方にこの教室を受講してほしいと思うが、毎週警察に協力してもらうことは出来ないので、乗り方教室に参加した人には交通ルールのパンフレットを渡している。
今回は148人の参加者に対し3つのグループに分け講習した。
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自転車ひろばで実施している交通ルールを教える教室。写真は昨年のものです。
今週の展示車の紹介は1950年にドイツで作られたスピードの世界記録車である。
K・H・クラーナルという選手が1951年に154.5km/hを出したと記録にある。たぶん自動車を風除けに使って出したものだ。
前ギアは46Tでスプロケットは7Tを使用しているので、ペタル1回転で後車輪が6.57回転することになる。タイヤを700×20Cのタイヤで直径は664mmで外周は2m9cm程になるので、ペタル1回転で進む距離は13.75m程になる。ロードレーサーの53×12のギアでは9m23cm程なので、そのギアレシオの大きさが分かる。
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(2)通勤サイクリング
先週17日は大阪では雨が降り、いつもの泥除け付の雨天通勤車に乗り、上はオレンジ色のゴアテックスのレインジャケット、下は長パンツに黄色い風よけパンツを重ねた。15kmも走ると水溜まりに突っ込んだりする場面も何度かあり、 体は温かいが手足はしっかり濡れて凍えた。SPDシューズも通常のものだったので、メッシュ部分から水が浸入し、手袋も布部分から入ってきた。
シューズはゴアテックスのシューズがあるので、冬の雨に備えて用意し、手袋は皮のスキー用でも出しておこうと思う。また雨の日に走るとブレーキシューは早く摩耗するので、時々チェックし、溝が無くなっていたら早めに交換したい。またブレーキ性能が落ちるので、早めに出発して、スピードを控え目に走ることが安全のため必要だ。
オレンジ色のジャケットに黄色いパンツを着用すると派手すぎるのは分かっているが、雨天での通勤の安全確保のためにやれる事は何でもするのが私のやり方です。(中村博司)

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2009年11月14日

★2009年11月第3週

[ 11月15日 ツール・ド・おきなわ85kmは完走できませんでした。]
(1)博物館便り

11月28日(土)午後4時から1時間位東京で講演することになった。
8月に「自転車先進国デンマークの現状と未来」を聞きに行った「サイクルスクエア北参道」が会場だ。
テーマは任されたので「ロードレーサーの歴史」ということにした。これは現在当館で開催中の特別展のテーマであり、その特別展のポスターも来てくれた人にプレゼントする。そのまま話をすると堅い話になるので、話の中心は1973年にDURA ACEがツールに参戦した時、私もチームのメカニックとしてツールの全ステージの現場にいた時の話をしたいと考えている。その時ベルギーのフランドリアチームには、世界選手権で2回勝ったフレディー・マルテンス氏や東京オリンピックの銅メダリストでドイツテレコムチームの監督もしたゴッドフロート氏もいた。そんな彼らの話、2年前に彼らと再会した時の話などしたいと考えている。
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フレディー・マルテンス氏と2007年2月に再会した時に写した写真である。

(2)通勤サイクリング
ツール・ドおきなわには2000年から10年間で7回出場している。2000年と2001年に50km、2002年と2003年に80km、2005年の120km、2007年の200kmにエントリーした。60歳以上は参加できない200kmについては59歳の時に背伸びしてエントリーしたが、90km地点でリタイヤした。今回も85kmの距離の半分を走った所で無念のリタイヤとなった。
85kmにはエントリーは418人で、完走者は104人で完走率が24.8%と通常の完走率70〜80%に比べ極端に低かったことがその理由だ。これはスタート予定時間が、他のレースのトラブルの影響を受けて遅れたが、チェックポイントの時間は警察との道路使用許可の関係で変更されなかったのである。辺戸岬の85kmレースのスタート予定時間は9時間43分頃に予定されていたが、実際にスタートしたのは10時33分頃で、50分遅れてスタート。
400人のスタートなので、先頭がスタートしてから順々走り出し、シマノセールスの長谷部氏と最後尾からついていく。
85kmは集団の前方に走る人を除けば、脚力はあってもレースに慣れていない人が多い。後方に陣取っていると、前方の選手に置いていかれるので、2〜3列で走る選手をパスして前方へ行く。しかし見通しの良い海岸沿いで確認すると、1km以上の列になっている。スタート地点から20km弱で普久川ダムへの激坂を上るので、できるだけ順位を上げる。約100人追い抜いた。
普久川ダムでもスピードが遅い選手を次々に抜いて、100人以上追い抜いた。130kmや200kmの遅れた選手も含まれている。この85kmは完走率が高いので、完走できると確信していたので、普久川ダムを越えて下り坂も安全なスピードで下ると、次々に追いつかれるが、またアップダウンのコースが続き、上り坂で50人位追い抜いて高江のチェックポイントに来たら12時ちょうどまでのタイムオーバーで、失格を宣言されてしまった。時計は12時3分であり、こんなことならもっとスタート時の位置を前に陣取っていれば間違いなく完走できたのにと後悔したが、万事休すである。たぶん85kmでは120〜130位ぐらいを走っていたと思われる。このあとゼッケンを外し、ゴールまで車がほとんど走らない道を快適に走った。沖縄の青い空と海、レースの緊張感から解放され、サイクリングを楽しみました。ロードバイクの魅力は、スピードある快走と集団走行にある。1人で30km/hしか出ない人が4人も集まれば40km/hで1時間も走行可能だ。そんな空気抵抗を少なくし、チームワーク良く走る面白さを多くの人に伝えるため何をすべきか、博物館のイベントの中で考えて行きたい。(中村博司)
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スタート前にシマノセールスの長谷部氏と記念写真。この時は完走できると信じ、最後尾からスタートしたのだ。

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2009年11月07日

★2009年11月第2週 

[ 11月8日 ツール・ド・おきなわ85kmに出場します。]
(1)博物館便り
11月3日の文化の日にFM大阪のスタッフ、DJのKOJIさんとリスナーの方合わせて17名が来館してくれた。
環境省の支援も受けている「Peace未来ムーバープロジェクト」というイベントで、堺eco観光コースをサイクリングで回るという内容だ。これに使う自転車の借用依頼を受け、堺市から預かっている観光レンタサイクル10台だけでは不足するので、当館のレンタサイクルを7台追加して協力した。
13時スタートで私は10分程「自転車がなぜエコなのか」を話した。エネルギーは体内に蓄積された脂肪を使うので化石燃料を使わないだけでなく、健康にも良いと話した。そのあとビデオで自転車の歴史を学んでもらい、自由に館内を見学していただいた。13時50分頃にはサイクリングに出発し、一行は市役所で観光エコ観光のコンセプトの話を聞いたあと、自転車は堺東駅の観光案内所に返却いただいた。
今週の展示車の紹介は1930年にオランダで作られたミルク運搬車である。
前後輪の間に積んだ9ガロン入りミルク缶により、乗り手の位置が後方になるため、フロントフォークはチェンとギアを通じてハンドルに連結されている。山坂の多い地形では重いミルクを積んで坂は上れないが、平地が多いオランダの地形だから生まれた自転車である。
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(2)通勤サイクリング
11月に入ったとたんに木枯らし1号が吹き、強い北風が入って気温が下がり、冬の到来となった。
木枯しは本来「凩」と書く。季節の到来を知らせる風には4つあり、春は「東風(こち)」、夏は「薫風(くんぷう)」、秋は「秋風」、そして冬の「凩」である。大陸で発達した高気圧から吹きつける冷たく乾いた北風で、草花の葉を枯らし、吹き散らすので「木枯し」とも呼ばれるのです。木枯しの吹いたこの日は月曜日で休館日であったが、博物館に出て来て11月8日のツール・ド・おきなわで使うトレックを整備し、ツアー・オブ・ジャパンで使われた大仙公園周回コースを乗ってみた。
木枯しの強風にあおられるので15km程走ってやめてしまった。
普段の通勤バイクは10kg程もあるが、このトレックマドン6.5の重さは7kgである。今年最初で最後のレースとなる沖縄の85kmのレースを安全に楽しみたい。(中村博司)
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