2010年02月28日

★2010年2月第4週 

[ 2月28日 梅と桜の季節がやってきた。]
(1)博物館便り

先週は泉州ミュージアムネットワークの会議に出席した。
近年ミュージアムの設置は鈍化したものの増加しているが、入館者は横ばい状況が続いている。入館者数の増加はどの館にとっても重要な課題である。そのためには情報発信が重要だが、各館とも広告宣伝予算は限られる。当館もこうした予算は持っていないが、費用負担のない取材には最大限の協力をしている。
博物館が共同で入館者促進対策ができないかということで、泉州地域の26館の博物館のネットワークを作り、博物館を紹介するマップを制作したのは1997年のことだった。同時にマップによるスタンプラリーも実施することになり、当館から賞品にマウンテンバイクを提供している。
現在加盟館は48館に増加し、年4回発行の情報誌「Mネットかわら版」は32号にもなっている。また加盟館は和歌山県の和歌山市と海南市の6館も入っていることから「泉州ミュージアムネットワーク」を改称する話も出ており、今後議論を重ねることになった。
確かに地域での連携を強め、共同で課題解決の道を探すことは大事なことではある。しかしチームワークの良さだけでは問題が解決しないのは、スポーツの世界でも同じだ。各個人、各館の魅力を高めることが何よりも重要なことだと考え、さらに努力を重ねたい。
<今週の展示車>
ブエルタ・ア・エスパーニャで2000年、2003年、2004年に優勝したロベルト・エラス選手が使用したレーサーである。
エラス選手が2003年に所属していたUSポスタルチームのバイクである。シマノ・アメリカから入手したのは、車体と車輪だけなので、当時のスペックを調べて完成車にしたものだ。
10.2-4-1.jpgトレックのフレームに7800デュラエースのレーサー。
サドルの下あたりにロベルト・エラスと入っています。
(2)通勤サイクリング
先週の体調不良の時は3日間自転車に乗らずに体力回復に努めた。なんとか体力が戻り、日曜日のマウンテンバイクツーリングの道案内をするため、32km走った。その後は毎日30kmの通勤サイクリングを続けて体調、体力は完全に戻った。
今週は暖かい日が続き、ジャージーも真冬用から薄いものに変更し、ウィンドブレーカーも2枚重ねから1枚にして体温調整している。幸い花粉の飛散はひどくないので、マスクもせずに走っている。これから花粉も本格化するので、その時どのような影響が出るのか不安ではある。しかしやはり春は良いですね。自転車の季節がやってきたと肌で感じ、梅と桜を楽しみたいと思います。(中村博司)
10.2-4.jpg泉北ニュータウンにある荒山公園には47種、約1,300本の梅林があります。今が見頃です。






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2010年02月20日

★2010年2月第3週

[ 2月21日 先週は自転車に乗れませんでした。]
(1)博物館便り
先日、地元の私立中学校で行われた総合学習の発表会に審査員として協力してきた。基本的に5年前からずっと小学校での総合学習の時間を使ったキャリア教育にシマノと共に協力してきた。また一昨年より「こんな自転車欲しかってん!」のコンテストを開始した。
この中学校は、このコンテストに参加したいのだが、1度生徒にコンテストの内容について話をしてほしいと要請があり、その時はバルセロナ市のコミュニティサイクルが実際に使われているDVDも見せて説明していた。
今回はその発表会に出席してコメントを生徒に話してほしいとの事だった。総合学習で学んだ事を発表するのは、1年生と2年生で学校内の予選に残った7人程のチームが20チームである。1年生は壁新聞作品の発表だった。2年生6チームが「こんな自転車欲しかってん」をテーマに発表した。
限られた時間に出来るだけの努力をして、きちんと発表している姿に小学生とは異なる成長した姿が頼もしく思えました。
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<今週の展示車の紹介>
KOGA-MIYATA25周年モデル。コガ・ミヤタ社はオランダのフェーレンフェーンにおいて1974年に創業し、1999年に25周年モデルを100台作った。その部品には1973に誕生したデュラエースの25周年モデルが搭載されている。コガ・ミヤタ社の美しい車体にデュラエース25周年モデルの磨き上げられた部品がマッチしたモデルである。
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(2)通勤サイクリング
今週は鹿児島県への出張とそのあとの体調不良により、自転車に乗れなかった。
鹿児島県に当館の自転車を展示用に貸出していた10年前は加世田市だったが、平成の大合併で南さつま市になり、地方公共団体の財政が厳しいなかで、自転車の借用費用もその削除対象になったようだ。
久しぶりに現地で7台の自転車に対面したが、大事に保管されていて、何の傷やサビらしきものも無かった。
現地で当館の派遣したトラックへの積込みを確認してきた。ただその出張のあと38度の発熱もあり、休養していました。来週からは通勤サイクリングを再開します。

(3)新刊の紹介
藤下雅裕氏の著作「ロードバイクのメンテと修理」手入れや調整だけでなく、泥除けやバッグの取り付けなど、旅行、イベント等に必要な事柄が多いので参考になりました。(中村博司)
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2010年02月13日

★2010年2月第2週

[ 2月14日 ついに花粉症を発症したようです。]
(1)博物館便り
先週、大阪大学とロンドン大学のジョイントセミナーに出席した。
堺の自転車まちづくりの委員会の新田委員長は、大阪大学の「リノベーションまちづくり研究拠点」の代表をしておられるが、そこの主催である。
リノベーションまちづくり国際セミナーの副題は〜道路空間の新たな使い方=戦略・計画・デザイン〜である。セミナーは3人の講師によって行われたが、まずロンドン大学のピーター・ジョーンズ教授の基調講演「道路空間の再生〜”Link&Place”street planning and design」であった。
私の理解が本当に正しいかは別として、内容を簡単に説明する。「都市の中にある道路(街路)は2つの性格を持っているLink=輸送が目的の使い方と買物や食事、人と会うための街路は、Place=場所が目的であるという使い方がある。」
輸送では時間を節約し、素早く動く機能が求められ、場所ではゆっくり過ごすことができる機能が求められ、全く相反する性格を持つ。
輸送を主に考えると車道を2車線分広くとり、歩道を狭くするが、場所を主に考えると車道は1車線にして、自転車レーンの設置や広い歩道にオープンカフェを開くといった使い方になる。
従来の道路計画はこうした場所としての重要性を評価していなかった。地域の歴史的建物や道の文化的価値を考えて評価し、さらに空気の汚染がどの程度まで受入れられるかといった環境の指標も作ったうえで、街路のネットワークを考えるものだ。
この考え方を実際の政策に生かすための手法についても説明はあったが、長くなるので省略するが、新田先生のコメントによればこうした道の使い方については、日本にも影響を与えるだろうとの事だ。私もそれには同感である。
私も堺の自転車のまちづくりに取り組んでいるので、勉強になりました。
10.2-2.jpgセミナーで講演するジョーンズ教授
<今週の展示車>
先週と同じく自転車ライフを提案するフロアに置かれているマウンテンバイクである。2006年に作られたアメリカのスコット社のフルサスペンションのマウンテンバイクでDEORE-XTを装備している。
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(2)通勤サイクリング
2月6日(土)は休みをとって自宅にいたが、私にとって大変な日になった。
この日は朝から風が強く、少し庭へ出たら鼻の中がかゆくなってくしゃみをした。いきなり鼻水も出てきて止まらない。眼も涙が出てきた。
初めは風邪かと思ったが、花粉症の妻から、花粉症の症状だと指摘され・・・・しぶしぶ納得である。
以前から健康診断の時、好酸球という血液検査の値が高くて、医師から花粉症の症状が出ているかといつも聞かれていた。つまり条件は揃っていたので、発症は時間の問題だったかもしれない。
午後からはマスクをつけて外出した。なるほど症状はおさまり、マスクの効果の大きさに感心した次第。
60歳を越えてから花粉症を発症することってあるんですね。
さて自転車に乗る時の花粉症対策を考えねば・・・・少々頭が痛い問題です。(中村博司)


posted by bikemuse at 12:37| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

★2010年2月第1週 

[ 2月7日 鬼は外、福は内]
(1)博物館便り
先週は泉北ニュータウンに近い小学校でのキャリア教育の発表会に審査員として協力した。小学6年生が5〜6人で1つのチームを作り、合計9チームの発表が行われた。
キャリア教育については2007年12月の第2週の毎週日記にも詳しく書いているので省略するが、子供達の素晴らしい発表に「こんな子供達が大人になったら、この堺ももっと良くなる」と確信した。
9つのチームの発表はどれも90点以上のレベルに達していて、どのチームを最優秀に選ぶか審査員の意見も分かれた。私も表彰状を授与することを担当したが、最優秀チームの女の子が泣き出した。本当に頑張って考えて、考え抜いたアイデアをパワーポイントの資料にまとめ、発表会では紙で作った試作品を役割分担して、いかに有効かをパフォーマンスで見せる工夫をしてきた。そんな強い思い、それが最高の評価を得たことで達成感は最高になったのだろう。私も表彰状を読み上げながらもらい泣きしそうになった。
<今回の展示車>
今回から当館の3階にある「自転車ライフを提案する」展示車を紹介していきます。
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2008年12月に組んだフランスのラビエーレ社のマウンテンバイクである。現行のXTRというレース用最高級ブランドの部品を装備している。私もマウンテンバイクツーリング等で数度乗りましたが、踏み出しの軽さは感動的でした。
(2)通勤サイクリング
2月3日の夕方、いつもの民家が続く道幅2m程の細い道を走っていた。
博物館からJR阪和線沿いを南下し、津久野駅から泉北ニュータウンに続く通称「泉北2号線」を走るのが私の通勤ルートだ。その線路沿いの道から、泉北2号線に抜ける車がほとんど通らない道が私の好きなルートである。すぐそばで突然「鬼は外、福は内」と子供の声が聞こえた。
この行事は旧暦の正月がこの立春の頃にあたり、古い年の神様が去って、新しい年の神様がまだ来ていない年のつなぎ目の夜のわずかな隙間につけこんで、邪悪な鬼どもが悪さをするのだ。そこで戸口には鰯(いわし)の頭を柊の小枝に挿し、豆を撒いて鬼を追い払うのだ。無防備な年のつなぎ目の夜を守り、新しい年を迎える大事な行事なのです。(中村博司)
10.2-1-1.jpg厳しい寒さに負けずクリスマスローズが花を咲かせました。
posted by bikemuse at 11:21| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする