2010年03月27日

★2010年3月第4週

[ 3月28日 1年をかけて東京から堺までの自転車リレーがゴールした。]
(1)博物館便り
堺市で自転車のまちづくりに取組んでいるが、毎月20日は自転車デーとして自転車利用のルール順守、マナー向上の運動に取組んでいる。
通常は堺市役所前広場にテントを立てて信号待ちをしている自転車利用者に「自転車の無料点検を行っております。空気も入れますよ」と呼込んで、自転車整備士の資格を持つ小売店主の方に点検してもらっている間に、ルールのクイズに挑戦してもらっている。
今月は市役所前広場の北にある堺東商店街(堺市中心市街地活性化協議会)と私たちの自転車のまちづくり市民の会のタイアップで啓発活動を行った。
商店街の中にある空店舗を拠点にパネル展示と自転車の点検、商店街の方から堺東駐輪場案内マップの配布を行った。堺東商店街の中にも駐輪自転車が多い。自転車で買い物に来てほしいが、ルールとマナーの向上をどう両立させるかというテーマに他の団体との交流を行いながら考えていきたい。
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商店街の空店舗にのぼりを立てて、中でパネル展示と自転車の無料点検を実施した。
<今週の展示車>
2007年の大改装の時から展示している自動変速と自動サスペンション機能を持つ、より快適な自転車ライフを提案するクロスバイクです。
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(2)通勤サイクリング
先週はめずらしい来客があった。元シマノの開発で働いていて、シマノドリンキングのメンバーだった人が仲間と15名程で来てくれた。静岡県に住んでいる自転車愛好グループがツーキニストの疋田智氏を招いて講演会を行ったそうで、その後の酒の席で疋田氏が自転車を1台プレゼントすると約束した。疋田氏の自転車を車で静岡まで運ぶだけではつまらないので、東海道を愛好グループのメンバーがリレーで走ることにした。連続リレーでなく、毎月1回程度到着地からまた次の目的地までのリレーを繰返して走り、ゴールを静岡から大阪まで伸ばすことになり、そのゴールを堺の当館にしたのだ。約1年前に東京をスタートして、ようやくゴールしたのである。
リレーはメンバーが毎回異なる。今回は高槻や奈良の方も応援団として来てくれた。
職業もさまざまで、国交省から高槻市へ出向している方や行政として自転車道の整備を行っているなど、自転車という素晴らしい道具に対し、熱意をもって取組んでいる方が各地にこんなにも多くいらっしゃった事に感動し嬉しくなりました。(中村博司)
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当館の前でゴールを記念して写真撮影。
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2010年03月20日

★2010年3月第3週

[ 3月21日 パリ−ニースなど欧州自転車レース本格始動]
(1)博物館便り
大仙公園内・周辺施設連絡会に出席した。
大仙公園の周辺にある堺市博物館、堺市中央図書館、日本庭園、緑化センター、大仙公園事務所、観光ボランティア協会等が集まって、共同で来場者を増やす努力をするために10年前に作ったのがこの連絡会である。
当初は持ち回りの講演会なども実施したが、大きな成果が得られず現在は各館のイベント等の情報の交換と各館の作成したパンフレットやポスターを配布する程度である。
1年間で6回の開催となったが、他館の大きなイベントを知ることは大変参考になる。私もツアー・オブ・ジャパンのスケージュールなどお知らせしている。この会の事務局を担当している堺市博物館の方々に感謝するばかりだ。
<今週の展示車>
当館の3階の展示は自転車ライフを提案することを目的に展開している。自転車通勤は健康、環境保全に最も効果が期待できる生活であり、その自転車を展示したいと考えた。身近なものとして私が以前(2000年〜2007年)使っていた通勤用ロードバイクだ。ビアンキ社のアルミメガチューブに7700デュラエースを装備し、ハブダイナモ+ランプも装着している。
このレーサーでツール・ド・おきなわを何回か走り、そのあと通勤バイクに改装した。
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(2)通勤サイクリング
3月上旬からヨーロッパのレースが本格的に始まり、パリ−ニースのステージレースがケーブルテレビで生中継されるようになった。
私が1973年に欧州へ派遣された時に最初に同行したのは、パリ−ニースだった。選手は雨と雪、寒さに悩まされるが、テレビには登場することはないメカニックも泥だらけの自転車を洗い、かじかむ手でレーサーのメンテをしていた。寒くて寒くて紅茶にブランデーを入れて暖をとって作業をしていた。そんな事を思い出しながらテレビを夜遅くまで見てしまう。そんな事を繰返していたらいたら少々風邪をひき、先週は通勤サイクリングを3日も休んでしまった。(中村博司)

(3)新刊の紹介
自転車ロードレース専門誌「CICLISSIMO」(チクリッシモ)の、2010年第1弾、No.17が3月19日(金)に発売されます。プロツール全18チームと欧州と米国のプロコンチネンタル12チームの計30チームを紹介。今年1年のレース観戦に役立つまさに保存版です。インタビュー記事もロード世界チャンピオンのエヴァンス、38歳のアタッカーであるフォイクト、3大ツールを制覇したイノーが登場。
10.3-3-1.jpgチクリッシモNo17の表紙。税込価格は1,680円です。
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2010年03月14日

★2010年3月第2週 

[ 3月14日 泉北ニュータウンにもひょうが降りました。]
(1)博物館便り
先週は高校生の授業を受入れた。堺市内の私立高校から、生徒にもっと地元堺の事を学んでから大学や社会に出てほしいので、堺の自転車の歴史や技術について2時間半程を使って授業をしてほしいとの要請があり、引き受けたのだ。
最初の50分を使い、自転車と堺の関わり、当館の活動、堺市の自転車のまちづくりについて話した。次の50分で自転車産業から生まれた技術(ベアリング、パイプ構造、ステアリングシステム、チェン、空気入りタイヤ)などについて話し、当館のビデオ(自転車の歴史、世界の自転車ライフの紹介)を見てもらってから館内を見学してもらった。
最後に私の自転車人生について話した。高校の時に国体に出られる可能性を考えて、大学で自転車レースに打ち込み、この博物館で働くようになるまでの生き方が多少でも若い人の参考になればと思った。
10.3-2-2.jpg自転車の歴史について話す。
<今週の展示車>
ルイガノ社のクロスバイクである。24段の自動変速装置を搭載している。ルイガノ社発祥の地カナダ、ケベック州はフランス語圏なので、フランス的ブランドネームなのだ。ただ生産国は、他ブランドの多くも生産基地としている台湾である。
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(2)通勤サイクリング
先週は雨天が多く、2日連続で雨の中を走った。3月10日は南大阪泉北ニュータウンにもひょうが降り、冷え込んだ。
朝は700×28c装着のサイクリング車で雨の中を走り、夕方も陽の陰りが遅くなったので自宅へ走り出した。気温は下がっていたので、レインジャケットを着て走る。幸い雨は止んでいた。泉北ニュータウンに入り、いつもの緑道に入る。車道とは立体交差になっている小さな陸橋を渡ると「ゴツ、ゴツ」と音がする。降った雨が氷に変わったのかと思ったが、よく見ると氷のカケラが無数に散らばっていた。道の上は地熱で氷が解けるのだが、陸橋の上はその氷が残ったのだ。ブレーキをかけず、ハンドルも切らずまっすぐ走りぬけるよう、転ばないよう慎重に橋を通って帰りました。(中村博司)

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2010年03月07日

★2010年3月第1週 

[ 3月7日 長い間探していたマウンテンバイクがやって来た。]
(1)博物館便り
3月に入ってアメリカからの来館者が8名やって来た。シマノアメリカで働くテクニカルサポートチームのメンバーだ。
日本でも行っているが、アメリカはとにかく広いので、メカニックの機材を満載した自動車を長距離運転して各地のレースイベント会場で仕事をこなす彼らには頭が下がる。
今回はシマノのコンポのメンテナンスの研修のために来日し、新しい知識をしっかり勉強してもらったそうだ。メカに詳しい彼らだから博物館では食い入るように自転車のメカニズムを見つめていた。
2007年にハワイのセンチュリーライドのサポートを一緒に行ったニール君も来ていて、久しぶりに再会し握手した。友遠方より来たるの心境だ。
<今週の展示車>
ブリヂストンサイクルの中高年の男性向に作られたクロスバイクである。2007年のリニューアルオープンの時に購入して展示している。
大人の男性にとって、ママチャリは恥ずかしいし、ロードやマウンテンバイクといったスポーツ系でなく街乗りを提案するクロスバイクだ。
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(2)通勤サイクリング
先日雨の朝に完全防備で出発したが、雨はあまり降らず快適に晴れた・・・と言いたいが、少し着込みすぎて暑かった。冬の雨のつもりで備えると暑く感じる。やはり春だと感じた。
2月に入って1台自転車が博物館にやって来た。1981年に世界初の量産化されたマウンテンバイク、スタンプジャンパーのレプリカモデルである。スペシャライズド社が25周年にあたる2006年に限定で生産し、シマノにも寄贈していただいたものを、今回博物館で保管することになった。
2006年のDEOREXTのクランク等がついていたので、1975年頃のDURAACEのトリプルの試作クランクを装着した。変速機やブレーキも1980年代のものに変更した。このマウンテンバイクは4月1日から始まる特別展で展示する予定だ。お楽しみに(中村博司)
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「1981年にスペシャライズド社が堺の工場へ生産を依頼して、アメリカで発売したスタンプジャンパー」2006年のレプリカ。
posted by bikemuse at 10:59| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする