2010年09月25日

★2010年9月第4週

[ 9月26日 スポーツマスターズに出場して7位に入賞しました。]
(1)博物館便り
先週22日(水)は昨年度の研究開発事業として大学の先生方に研究委託をした研究結果を発表していただいた。
浜松大学の星川先生の発表は、8人の学生に7週間にわたり週3回30分ずつの90回転ペダリングの自転車運動を行って、大腰筋と大腿筋群の横断面積の増大を調べるものだった。
その結果は、体重や体脂肪率に変化はなかったものの最大酸素摂取量は10%程度増加し、脚筋力は8〜17%増加し、大腿筋の断面積は3〜6%増、大腰筋の断面積は2%程度増加したというものだった。
こうした自転車運動は有酸素運動の効果にプラスして、下肢筋群の筋力向上にも役立つ。また別の効用として、高齢者の転倒予防や歩行能力との関連で着目されている大腰筋の向上に役立つことも期待できる。
名古屋市立大学の高石先生には「電動アシスト機能が下肢筋群の活動に及ぼす影響」について発表していただいた。特に2008年12月から電動アシスト自転車のレギュレーションが緩和され、従来の脚力プラスアシスト1から脚力プラス2に変更されている。アシスト無し、従来のアシスト付、新規格のアシストとの比較テストである。
結論から言うと、この新規格の電動アシスト自転車は高性能であり、脚筋力が低下してしまった人が再度自転車を使い易くする効果はあるが、健常者にとっては日常生活動作以下の筋活動量になる可能性があるというものだった。
10.9-4.JPG発表風景
<今週の展示車>
中国の上海市で1992年に作られたフェニックス号である。当館の開館に合わせて購入したものだ。
10.9-4-1.JPG
(2)通勤サイクリング
三重県伊勢市で開催された日本スポーツマスターズ2010の自転車ロードレースに参加してきた。コースは一周3kmで10周するのだが、コースの高低差は15mしかないフラットなコースである。しかしこの15mの上りがくせ者で、約150m上り坂に9%のきつい坂なのだ。これが毎周回来るので、集団も少しずつ人数を減らすのである。最終回の鐘が鳴って、この上り坂の先頭でアタックがかかり、私は集団の後にいて反応できず、3人の第2集団の一番後ろでゴールした。
コースには、道幅が狭いのだが直角に曲がるカーブが3ヶ所もあり、転倒に巻込まれないよう注意して走った。結果的に60歳にもなると皆慎重に走り、事故はなかった。
無事完走できて、賞状もいただいたので満足だ。ただ最終回のアタックに反応できていれば、上位入賞も可能だったわけで、これは来年の課題である。(中村博司)
10.9-4-2.JPGスポーツマスターズ、60歳以上の部で7位入賞の賞状である。
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2010年09月17日

★2010年9月第3週

[ 9月19日 堺に来たらコミュニティサイクルを利用してください。]
(1)博物館便り 
9月7日に夏休みこども絵画コンクールを締め切った。
応募総数は34,519作品と、昨年より1,450作品応募が増えた。少子高齢化の社会と言われ、子供の人数は減少傾向だが、地域・学校関係者他の支援を得てきた結果で、深く感謝しています。
テーマ別では「人と自転車の生活風景」が7,536作品で345作品増、「館内自転車の写生」が3,542作品で400作品増、「夢の自転車」が23,441作品で705作品増であった。
審査も堺市の小学校の図工部会で活躍されて、退職されている先生方の協力を得て無事に済んだ。
次は10月2日(土)の表彰式に向け、表彰対象者、来賓の方への連絡、表彰状と賞品の手配、表彰式の設営準備、表彰作品の展示の準備と目が回る忙しさである。
話は変わるが、9月22日(水)午後3時から4時半まで、当館が大学の先生に研究委託している研究結果発表会を実施する。スケジュールとしては私が前座で「堺が生んだ茶の湯の文化から自転車文化の誕生へ」を15時10分〜15時30分まで。
15時30分〜16時まで浜松大学の星川先生より「高回転ペダリング運動が大腰筋および大腿筋群の横断面積に及ぼす影響」。
16時〜16時30分まで名古屋市立大学の高石先生から「電動アシスト機能が下肢筋群の活動に及ぼす影響」について発表していただく予定です。是非お越し下さい。
<今週の展示車>
1990年頃に作られたフランスの旅行用自転車でベルトーというブランドである。フランスの旅行車はルネエルスやアレクサンジェールが有名だが、このベルトーも良い仕事をしている。
当館の開館に合わせて購入したものだ。
10.9-3-1.JPG
(2)通勤サイクリング
最近は朝夕が涼しくなり、本当に走りやすくなった。
通勤ロードも絶好調で、やはりプロに手入れしてもらうと、こうも異なるのかと感心している。このロードバイクをメインに走ってきたが8月にクランク付近でコツコツという異音がするようになった。クランクやギアあたりは増締めしたが、緩んでいる様子はなかった。しかし私も執筆に集中していて、自転車を手入れする気になれなかった。やむなく友人の経営するプロショップに修理をお願いした。「中村さんもう少し手入れしてやって下さいよ」と苦言を受けたが一週間程で見事に手入れが済んで戻ってきた。バーテープも交換し、気分も変わってとても嬉しい。
堺のコミュニティサイクルは9月1日に運用を開始した。自転車関係の人も、コミュニティサイクルを使って当館へ来て下さった方もいる。ロンドンのコミュニティサイクルも7月30日に運用を開始したが、開始前に1万人が登録したとニュースで見た。こんなスタートは望むべくもないが、市民と観光客に活用してほしいと願っている。(中村博司)
10.9-3.JPG
堺のコミュニティサイクルのパンフレットです。定期利用なら1ヶ月2,000円ですみます。現在ステーションは南海電車の堺駅、堺東駅から500m、JRの堺市駅、百舌鳥駅にあります。

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2010年09月11日

★2010年9月第2週

[ 9月12日 サドルの高さを再調整したら調子が良くなりました。]
(1)博物館便り
博物館には2種類あって、博物館法という法律に基づいた活動をする登録博物館と物品販売や飲食を提供する商業活動が中心となる自称博物館がある。
当館は博物館登録された施設で、今年も博物館学芸員の資格をとるために必要な「博物館実習」を希望する学生を3人受入れていた。
8月27日から9月9日までの2週間、毎日博物館の活動を手伝いながら、当館の活動を学んでもらった。
「自転車乗り方教室」は1日中暑い中で子供達に自転車に乗れるよう指導するものだし、「健康サイクリング」もアップダウンの多い道を走った。そして実習の終盤には、絵画コンクールの作品の仕分け作業と、肉体的、精神的にも厳しかったと思う。
今年は自転車レースや大学のサイクリング部の経験者が来て熱心に学び、私達の活動をサポートしてくれて感謝している。私も現役の大学生とゆっくり話をする機会は少ないし、彼らにとっても大学以外での学びのチャンスを生かしてくれたようだ。
この実習生の受入れも10年位続けているのです。
<今週の展示車>
今年の特別展示のうちの1台である。
1958年生産のオランダの典型的自転車ダッチバイクである。背の高いオランダ人のためにトップチューブを2本にして強度を高めている。たぶん2m近い人が使うのだろう。
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(2)通勤サイクリング
朝夕が涼しくなって、エアコンなしでも眠れるようになった。
最近は著作の執筆で忙しいが、サドルの高さについても、通勤で使うシューズをレース用シューズに変えたのに私は無頓着に低めで乗っていた。少し反省して、サドルの高さを1mmずつ微調整をして乗って試している。
確かにパンツのクッションにしても、プロ選手なら同一メーカーの同一ブランドで使っているので変化しないが、私は各種パンツを7〜8着も使い、サドルも少しずつへたりが出る。
サドルを上げすぎると、脚がペダルに十分に届かないので、お尻が左右に交互に揺れて痛くなる。また膝を痛めることもある。しかし低い位置では力が出しきれない。
いつもの上り坂を同じように走ってみて体感的にいいなと思う所に調整したら、以前の位置より7〜8mmも高くなった。その分ハンドル位置は相対的に低く、前傾姿勢になっている。しばらくこれで乗ってみようと思う。(中村博司)。
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8月29日の健康サイクリングで道案内のため先頭で走る私です。
posted by bikemuse at 13:08| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

★2010年9月第1週 

[ 9月5日 暑くて 暑くて 8月は545km走行しました。]
(1)博物館便り

先週8月31日にローラン・フィニオン選手が50歳の若さでガンのため亡くなったとニュースで流れていた。
フィニオン選手は1983年と1984年にツール・ド・フランスで優勝し、1989年には最終日のタイムトライアルで50秒差をつけていたグレッグ・レモン選手(アメリカ)に8秒差で逆転されて2位に沈んだ。あれからもう21年も過ぎていたとは。
実は当館にはフィニオン選手がカストラマチームに所属していた1991年頃のレーサーを保有している。
1992年に当館がオープンする時、シマノに送られてきていた初代STI装備のフィニオン選手のレーサーを私が引取ってきたものだ。また引退後の1990年代初め頃、ツァー・オブ・ジャパンの堺のステージに合せて大阪に来て、シマノと当館を訪問し、見学していただいた。
冥福を祈ります。
10.9-1.JPG 当館所蔵の自転車。シート下にL・Fignonと名前が入っています。
<今週の展示車>
今年の特別展示のうちの1台である。1990年頃に作られたスウェーデンの郵便配達車である。
凍結した道でも走れるよう、スパイクタイヤ仕様である。
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(2)通勤サイクリング
9月に入ったが暑さは衰えを見せない。あまりに暑く、こんな暑さの中を自転車で長い時間走ることは体に良いはずがないと思い、自重していたら、8月の走行距離は545kmであった。6月は846kmだったから300kmも少ない。おかげ?で体重が2kg程増加し65kgになってしまった。
今は10月発行予定の本の執筆に集中している。これも今月中旬には終了。その頃には少しは涼しくなって走り易くなっているだろう。
8月28日付の日経新聞のNIKKIプラス1に「なんでもランキング」でおすすめのサイクリングコースが紹介されました。私も13人の選者の1人でしたが、まだ走っていないコースもあり、早く走りに行きたくなりました。(中村博司)

posted by bikemuse at 15:44| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする