(1)博物館便り
先週は他県の教育委員会の方が来館された。
キャリア教育として、ものづくり体験を行う事業を行っていて、その1つに自転車をテーマにしたプログラムを行っている。
自転車の分解組立実習と共に、自転車の歴史等を学ぶために当館へ下見のために来られたのである。当館もシマノと共に堺市の小学校でキャリア教育「こんな自転車欲しかってん」の授業に協力し、このノウハウを生かして博物館イベント「こんな自転車欲しかってんコンテスト」を実施している。この目的は子供達の問題解決能力を養うことにある。
当館の自転車の展示やDVD、そしてイベントとキャリア教育の取り組みに大変関心を持っていただいたようだ。堺市以外でも自転車をテーマにしたキャリア教育が良い結果をもたらし広がるよう、当方としても協力していきたいと考えている。
<今週の展示車>
1960〜1980年代に小中学生中心に大流行したフラッシャー等方向指示器の付いたジュニア・スポーツ車です。

(2)通勤サイクリング
陽射しが強まり、眩しさを感じるので、メガネをUVカット付きの夏用に変更した。寒さも弱まったので、フリースのマスクやシューズカバーを使わずに走っている。こうした防寒具は真冬には効果が絶大で、真冬の朝の通勤サイクリングには必需品だ。ただ厚いジャージーやウィンドブレーカーの重ね着と共に着用するのが面倒なこともあり、使わずにすむに越したことはない。
春になれば身軽に走れる。重装備から解放され、体が軽くなると心も軽くなる。咲き誇る梅林を訪れるなど、少し遠回りしたくなる季節がやってきた。(中村博司)

(3)新刊の紹介
八重洲出版から「スポーツ サイクル カタログ2011」が2月21日(月)に発行されている。
ロードバイクを中心に新モデルを多数紹介しているが、巻末にツーリング用のキャンピング車も紹介されていて目が留まり、時間をとって旅をしたくなりました。
