2011年05月28日

★2011年5月第5週

【5月29日 5月は小学生の団体見学が多く、にぎやかです。】
(1)博物館便り
ゴールデンウィークが終り、博物館は小学生の団体見学のピークを迎えている。
小学3〜4年生の時に地元の産業を学ぶ社会見学が組込まれていて、5月は毎年2,000人位自転車産業の勉強のために見学に来てくれる。
以前は自転車の組立作業を工場で見学する時期があったようだが、国内市場向け自転車の生産基地が中国に移り、堺では自転車の生産工場が本当に少なくなり、小学生の見学も受入れていないので、当館に来てくれるのだ。
当館の本物のクラシック自転車を見学したあとに、自転車ひろばでクラシック自転車のレプリカに体験試乗をしてもらい、自転車の仕組みと面白さを体験学習してもらうのである。従来型の単に見て読んで学ぶ博物館より面白く楽しい当館は子供達に人気が高いようだ。多くの子供達の中の何人かが自転車に出会った感動がその後の生き方を決める事もあるだろう。そんな感動体験を演出し、未来の自転車ファンを創るのが当館の使命だと考えて活動しているのです。
<今週の展示車>
「シマノ90年の歩み」に展示中の、1970年代中頃に誕生したマウンテンバイクの初期のモデル「マンテス」です。
1982年発売のDEORE−XTを装着しています。
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(2)通勤サイクリング
先週22日(日)の日本経済新聞朝刊のSunday Nikkei健康のコラムに「自転車 風切って胴回り きゅっ」と題して、当館のイベント「メタボコース」を中心に取材した記事がA-4サイズより一回り大きいスペースを使って掲載された。シマノの社内実験も紹介され、自転車が健康維持に役立つ内容になっている。大阪サイクリング協会の理事で、健康スポーツ医の梶山泰男医師と名古屋市立大学の高石鉄雄准教授のコメントも掲載されている。
私と高石先生が日経新聞出版社から出した「自転車で健康になる」も記事の中で紹介されていた。

(3)新刊の紹介
輪の国びわ湖推進協議会が編集した「ぐるっとびわ湖 自転車の旅」が京都新聞出版センターから5月10日に発売されている。価格は1,200円プラス税金です。
実務にあたったのは京都のNPO環境市民の自転車のグループでも活動する藤本芳一氏と辻野隆雄氏ら輪の国びわ湖推進協議会メンバーである。周回する自転車ルートを紹介するというより、丁寧にびわ湖周辺の自然や街、文化を紹介する内容で充実した取材の努力が感じられる力作です。
全国の書店で5月23日から販売されているが、入手希望の方は上記協議会のホームページ、http://www.biwako1.jp/からも申し込みできます。(中村博司)
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2011年05月21日

★2011年5月第4週 

[ 5月22日 博物館に設置した募金箱を開いて送金しました。]
(1)博物館便り
先週開催された大仙公園でのイベント「自転車のまち堺」は期待以上の成果があったようだ。
主催者である堺市堺区の担当者は約8,000人が来場して下さったと判断していた。当館も無料入館を実施し、635人の入館者をお迎えした。昨年は1,589人だったので、昨年の40%に留まった。しかしツアー・オブ・ジャパンのメインイベントが中止になる中で、これだけの入館者があったのは評価して良いと思うのだ。
このイベント会場にはテント10張程度と多くはなかった。「堺・自転車のまちづくり市民の会」は出張自転車デーとしてマナーアップ活動を行い、私もお手伝いをした。
堺・自転車のまちづくり市民の会のテントの隣では、東北地方の物産(せんべい、ラーメン、レトルトカレー、ジュースなど)食品を中心に販売していたので私も支援のつもりで3,000円分程購入して、博物館スタッフのプレゼントにした。募金箱もあり少しではあるが協力した。
当館も3月より博物館と自転車ひろばに募金箱を設置していて、先日開封すると66,207円にもなっていたので、日本赤十字東日本大震災義援金の口座に送金させていただいた。協力して頂いた方々に改めてお礼を申し上げます。
<今週の展示車>
1970〜1980年代に流行したFF・PPSを装着したジュニア・スポーツ車です。自動車用を思わせる変速レバーで操作し、ペダルを止めていてもチェンが回り続けるので、変速可能な機能を持ち、子供達の憧れでした。
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(2)通勤サイクリング
先日、6月19日に計画している「堺・自転車のまちづくり市民の会」のサイクリングの下見を行った。博物館に集合し、11人で旧市街めぐりを午前中に走った。仁徳陵、妙国寺、鉄砲屋敷、刃物会館、灯台などを回り、約15km走るのだが、途中に甘味所へ立寄り、味見の下見に時間がかかり3時間半程もかかってしまった。時間短縮とグループ分けで迅速に回れるよう配慮が必要です。
午後2時頃からは堺市南部の泉北ニュータウンの緑道を通って、天野街道経由で金剛寺まで走りました。26kmを約2時間でアップダウンの多い道を走りました。午後4時になり帰路を急ぐことにしてショートカットコースで約1時間で博物館へ戻りましたが、本来のコースとしては天野街道から西高野街道を走って博物館へ戻るコースを考えています。
近日中にこのコースを走ってみようと考えています。この日は94km走った。1月から4月までの走行距離は2,500kmだったので、半年で4,000km走るには5月と6月は750kmずつ楽しく走る予定です。(中村博司)
11.5-4.jpg設置場所が変わらない日本最古の洋式木製灯台です。


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2011年05月14日

★2011年5月第3週 

[ 5月15日 スポーツバイクにヘルメットは必要です。絶対に!]
(1)博物館便り
大仙公園周辺施設連絡会があり出席した。出席したのは堺市博物館、日本庭園、堺市中央図書館、都市緑化センター、大仙公園事務所、大仙公園の売店、堺観光ボランティア協会と当館である。
各施設の夏休みまでの各種イベントの情報を交換することが主な目的で2〜3ヶ月に1回開催している。それぞれのイベントのチラシやポスターなどを持ち寄り、貼り付けやチラシの配布を依頼した。また前回の連絡会で当館より問題提起した大仙公園内災害時危機管理について、緑化センターの方がマニュアルのたたき台を作って持って来て下さった。残念ながらマニュアルの検討をする時間がないので、各館で読んで検討することになった。当館からは次回には堺市の危機管理を担当する部署の方に来ていただいて話を聞くこと及び、情報網を作るため各館の電話と共に、公開してもよい個人の携帯電話を記入したリストの作成を提案した。
次回は夏休み直前に集まり、夏休みに開催する各館のイベントを持ち寄ることで閉会した。
<今週の展示車>
「シマノ90年の歩み」に展示中の第2世代のデュラエースEX搭載車です。システムコンポーネントという考え方がこの頃生まれました。
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(2)通勤サイクリング
5月7日からジロ・デ・イタリア(イタリア一周自転車レース)が始まっている。そのジロから悲しいニュースが流れてきた。レオパード・トレックチームのウォルター・ウィーラント選手が高速の下り坂で転倒して亡くなったのである。ヘルメットはもちろん着用していたのだが、顔面から縁石にぶつかったようだ。
自転車レースはこうした危険な面を持つことを改めて教えられた。1995年のツール・ド・フランスでカザルテッリ選手が同じく下り坂で頭を強打して亡くなり、ヘルメット着用が一部義務化されたことで、こうした悲しい出来事が起こらないことを期待した。
2003年のパリ〜ニースでキヴェレフ選手もゴール前スプリントに備えてヘルメットを着用しようとしている時に転倒して亡くなった。
この頃から自転車レースでは、ヘルメットはスタートからゴールまで着用するようになったと思う。
この3選手に共通しているは、頭部への強いダメージを受けていることだ。やはり頭部に強いダメージを受けないことが最悪の事態を避ける最も必要な対応であり、ヘルメット着用が最も有効であることに変りはない。私も100回以上転倒した経験を持つ。80km近いスピードでツール・ド・おきなわの下り坂を走ったこともある。今はこのようなスピードで走ることはないが、常にヘルメットを着用して自転車に乗っている。当館のイベントでもヘルメット着用を強く推進し、このような悲しい出来事が起こらないようにしたい。
ウィーラント選手の死を教訓として活かし、無駄にしないことが、自転車を愛し、常用する者として必要なことであると思う。(中村博司)
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2011年05月08日

★2011年5月第2週

[ 5月8日 大仙公園で東日本大震災復興のため地場産品の応援物産市が行われます。]
(1)博物館便り
ゴールデンウィーク期間(4月29日〜5月5日)の入館者は好天にも恵まれ、前年に比べて90人程増加した。ただ、休館日の5月2日に学校団体(151人)を特別に受入れたので、一般の入館者だけを数えれば60人の減少になる。自粛ムードが現れているのかもしれない。
私も5月4日は午前中にロードバイクセミナー、午後はラジオ大阪の収録をし、5月5日は健康サイクリングの実施とフル稼働であった。
来週15日(日)はツアー・オブ・ジャパンが中止になり、堺市では代替イベント「自転車のまち堺〜東日本大震災復興支援〜」というイベントを行う。
場所は当館が隣接する大仙公園の仁徳陵に面した、いこいの広場で自転車のまちづくりを進めるため実施する。堺自転車のまちづくり市民の会のテントも出し、マナーアップ活動をする。また東日本大震災の早期復興を支援して、東北3県(青森、岩手、山形)の地場産品応援物産市を実施する。
午前中のイベントにはお笑い芸人シャンプーハットのトークやアドバルーン、子供向け自転車安全教室(ウィーラースクールジャパン)も行われる。
当館も無料入館を実施して、このイベントに協力しますので、是非御来館下さい。
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いこいの広場の地図
<今週の展示車>
「シマノ90年の歩み」の2番目の展示車で初代デュラエースを搭載したイタリアのアラン社の軽合金ロードレーサーです。
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(2)通勤サイクリング
5月2日(月)に堺市の臨海部にあるシャープの工場の周りを走った。一周5kmで全くの平坦な道なのだが風があり、しかも黄砂が飛んでいてあまり楽しめなかった。
自転車で走って、楽しいコースというと、上り坂は除外したい気持ちが働き、海が見える風景は楽しめそうだが、このコースは単調すぎる。一周5kmに信号は2ヶ所と少なく、トレーニングには適したコースに間違いないが、もっと楽しく走るための創意工夫を考えてみたい。また自転車が走って楽しめるコースの条件として、どのようなものがあるのか考え、今後のサイクリングコースの設定や自転車道の建設提案などに生かしたいと思う。(中村博司)

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