2011年06月25日

★2011年6月第4週

[ 6月26日 長雨のあとに猛暑がやってきた]
(1)博物館便り
先週22日のNHK大阪ローカルニュースで、市民が行う堺市の自転車のまちづくり活動が紹介された。夕方6時頃に「ニューステラス関西」という番組で、今年の1月頃から調査を開始し、6月19日(日)の市民サイクリングの様子も収録したから、半年間もの長期間の取材であった。私も何度もインタビューを受けた。
実はこの放送はまだ見ていない。録画するよう頼んであるのでもうすぐ見る予定だが、私にとっては取材・収録に協力することが仕事で、これらが終わると、放映という結果については急いで見ないと・・・といった気持ちはないのです。
<今週の展示車>
1991年製のコルナゴ社のC35MTBである。レーシングカーで有名なフェラーリ社とコラボしたカーボンモノコックのマウンテンバイクです。
当館の開館(1992年4月)に合わせて購入したものだ。
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(2)通勤サイクリング
当館のある大阪、関西では梅雨の長雨が一段落したと思ったら猛烈な暑さがやってきて、体調がおかしくなっている。
夏の暑さに対応できる体になるために、少しずつ気温が上がってくれることを願うばかりである。
今月19日の市民の会と当館主催のサイクリングでは午前中15km、午後50km程走ったほかに、自宅から当館への通勤も30km加わり、約95km走った。おかげで今月の走行距離は800km位になる見込みだ。
(3)新刊の紹介
ツール・ド・フランスの公式プログラムが6月20日より八重洲出版より発売されている。
ベルナール・イノー氏による出場22チームの解説など、192ページで構成された中身のある公式プログラムになっている。税込み価格1,575円です。
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(4)ツール・ド・フランス写真展のお知らせ
写真家砂田弓弦氏の写した29点の写真展「ツール・ド・フランス七月の輪舞〜砂田弓弦写真展〜」が6月28日(火)より7月24日(日)まで東京の六本木ヒルズの52階で開かれる。6月28日(火)には砂田氏と片山右京氏のトークショーも開かれる。入場料は1回目は1,500円、2回目は700円、3回目は500円になるステップアップ割引が実施されます。
スペシャライズド社とトレック社の最新のレーサーも展示されます。(中村博司)

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2011年06月18日

★2011年6月第3週

[ 6月19日 ランドナーとスポルティーフが活躍する季節 ]
(1)博物館便り
先週堺観光ボランティア協会のメンバー15人に対し、当館の活動報告と館内説明の講習を行った。
博物館は単なる資料の展示場ではない。資料という道具を使って人に感動を与え知的好奇心を満たし、心を豊かにする事を使命としている。残念ながら展示資料だけでは感動は生まれにくい。そこにそれを説明、解説をする人の熱意が相手に伝わり、感動を生み出すのである。
私が来館者に「自転車は素晴らしい道具です」と説明するのが良いが、私はこの毎週日記を含め多くの業務を抱えているので、堺観光ボランティア協会に依頼して毎日曜と祝日に当館に常駐し、来館者に説明をお願いしている。
毎年特別展を含め展示も変わるので、年に1回はこの展示研修を実施させていただくのだ。
<今週の展示車>
1990年頃に変速レバーとブレーキレバーを一体化したSTIは、最初にマウンテンバイク用に開発された。そのSTI(シマノトータルインテグレーション)を装着した3人乗り自転車だ。
シマノを世界企業に発展させた島野尚三、敬三、喜三の3兄弟がシマノ創立70周年記念パーティーでアトラクションとして乗車したものである。
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(2)通勤サイクリング
梅雨で関西も毎日のように雨だが元気に走っている。
幸い私も自転車を8台程使っていて、そのうち2台が泥除け付のランドナーとスポルティーフと呼ばれるサイクリング車で、この時期に大活躍してくれる。
違いは車輪径で、ランドナーは26インチ(650B)でスポルティーフは27インチ(700C)を使っている。
この2台とも車体は30年以上前に作られたものだが、部品は少しずつ交換してきたので、昔から使っているのはハンドル周りぐらいである。
変速レバーは車体につけられていたが、ブレーキ一体型に交換した。ロードバイクではブレーキレバーと変速レバーが一体化したデュアルコントロールレバーを使っているので、変速操作の時に混乱するからである。
雨の日はオレンジ色のゴアテックスのジャケットを着用し、長いパンツをはく。困るのはシューズである。合成皮革で出来ているとはいえ濡れると乾くのに時間がかかる。風通しの良い所にインナーソールを外して、乾くのを待つ。新聞紙を詰め込むと速く乾く。私は古いシューズを捨てずに、この時期に使っている。
いつか梅雨も明けるだろう。いよいよ夏が近づいてきた。(中村博司)

(3)新刊の紹介
八重洲出版から「チクリッシモNo24」ジロ・デ・イタリア完全レポート号が6月20日に発売される。別府史之選手も大健闘し、完走しました。価格は税込み1,575円です。
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2011年06月11日

★2011年6月第2週

[ 6月12日 アメリカ人ジャーナリストと堺市内めぐり]
(1)博物館便り
先週お知らせした夏休みのイベント準備の、第2のイベントの話である。
社会の問題を自転車企画を通して考える「こんな自転車欲しかってん!」コンテストは今年で4回目になる。このコンテストを始めたのは、平成17年〜19年の3年間に限定して経済産業省が「フリーター、ニート」対策として、若い世代に職業意識を高める狙いでNPOや企業が中心となり、小中学生に働く意義や面白さを理解してもらう取組みを支援した。
堺市のNPO「南大阪地域大学コンソーシアム」が、上記プロジェクトに「こんな自転車欲しかってん!」というテーマで応募し採用されて、当館も(株)シマノと共に協力した。
子供達が社会に出てからさまざまな課題を解決するための思考リテラシーを養うカリキュラムはとても有効で、多くの子供達の成長に役立つことを実感した。そこで、このプロジェクトを当館のイベントに出来ないかと考え、南大阪地域大学コンソーシアムの協力を得て、平成20年に「幼児2人を安全に乗せられる自転車、21年は「乗りやすい!じょうぶ!盗まれない!みんなで使える自転車」、22年度は「高齢者が安心して乗れる自転車」をテーマに設定して実施した。
今年は大震災を受けて「災害のときにも役立つ自転車」というテーマにして実施予定で進めている。残念ながら応募作品数は絵画コンクールとは桁が違い1,000件にも満たないが、絵画コンクール以上に子供達の成長に役立つと信じて、改善を重ねて継続していきたいと考えている。
<今週の展示車>
フランチェスコ・モゼール製のロードレーサーで1990年にジロ・デ・イタリアで優勝した頃にジェンニ・ブーニョ選手が使用したものだ。初代のデュアル・コントロールレバーを装着している。
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(2)通勤サイクリング
6月上旬にアメリカの著名な観光ジャーナリストを案内して堺市内を走る機会があった。記者はRon Bernthal氏という方である。ニューヨークにある自治体国際化協会に派遣されている堺市の職員からの連絡があった。内容は堺市で自転車について取材し、市内をサイクリングしたいとの希望を持っているので、堺市観光部からその対応を私に依頼してきたのである。
当初はゆっくり時間をかけて走れると考えていたが、直近になって約3時間の時間しかとれないので、当館の見学━シマノ外観写真撮影━仁徳陵━竹内街道、土居川公園経由━水野鍛錬所━鉄砲館━南海堺駅より大阪へというハードなスケジュールとなった。しかし梅雨の季節ではあるが天候に恵まれ、気持ちよくサイクリングを楽しめた。Ron氏も「今回の訪日取材で一番楽しい時を過ごせた。また堺に来たい」と言ってくれた。2カ月に1度位は来日しているようなので、また一緒に走ってみたい。(中村博司)
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サイクリング中にRon氏が自分のカメラで観光部の方に撮影してもらった写真です。お礼のメールに添付して送ってくれました。




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2011年06月04日

★2011年6月第1週

[ 6月5日 異常に早く梅雨入りしましたが、元気に走っています]
(1)博物館便り
ゴールデンウィークが終り、6月に入ると夏休みのイベント準備が始まっている。当館の夏休みのイベントは2つある。
1つは「夏休みこども絵画コンクール」で当館最大のイベントだ。昨年の応募作品数は34,519作品で、当館の入館者約29,000人に比べてもさらに多い。絵を描くことは人間にとって重要なコミュニケーションツールだ。もちろん言葉(会話、文章)や動作(ジェスチャー、手話)が最も重要だが、絵を描くことを子供の頃から身につけることは、第3のコミュニケーションのツールを持つ意味で重要だ。また自転車の絵を描くことは自転車という機械のしくみ(科学)を理解することでもあり、人力で動く自転車だから環境保全や健康に役立つことを感じ、自転車の良さ、魅力を心に刻んでほしいと願っている。こうした子供の成長を最重要目的に実施してきたからこそ、地域の子供達、子供の個性を伸ばすことになると小学校の先生方の支持を受けて、20年前に500点程の応募作品だったこのコンクールが、多くの応募作品を受入れるイベントに育ったのだと思う。今年はサクラクレパス社の協力を得て、サクラクレパス賞を例年の21作品から42作品に増やすことにして準備中だ。もう1つの「こんな自転車欲しかってん」も夏休みに実施予定だが、このことについては来週に報告したい。
<今週の展示車>
シマノは1984年、変速システムに位置決め機構を初めて高級レース用部品に導入した。7400デュラエースの誕生である。このレーサーはスイスのシロ社が作り、インボーデン選手が使用したものだ。
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(2)通勤サイクリング
5月26日に関西でも梅雨入りしたこともあり月末は雨天が多く、泥除けの付いたスポルティーフで走る日が多かった。幸い雨の中で走っても寒くはなく、水はねでお尻が冷たくなることもないので、決してガマンして走っているわけではない。ただ年間8,000km走行を目標にしているので、今月は750kmをメドにしていたが、結果的に800km走った。
堺・自転車のまちづくり市民の会のサイクリングも6月19日に実施するので、1〜6月の合計が4,000kmを越えるのは間違いない。出来れば7月以降のために、日照時間の長い6月に走り貯めしたいものである。

(3)新刊の紹介
2005年4月に出た旧版「大阪・神戸周辺自転車散歩」は私も協力し、コースを紹介してもらった。あれから6年経ち、「新版 大阪・神戸周辺自転車散歩」が山と渓谷から4月25日に発行されている。価格は1,800円プラス税です。執筆は石丸英明氏、カワグチマコト氏、新川雅一氏、Rikews氏の4名で見所を紹介し、コースの紹介は地図と共に高低表がついていて、丁寧に作られています。(中村博司)
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