(1)博物館便り
7月第3週に書いた東京ローカル番組「第二アサ(秘)ジャーナル」の放送日が決定した。7月31日(日)の深夜1時半から3時までの間の10〜15分程度で堺を紹介するとのことだ。念のため再度お知らせしますが、放映されるのは東京だけですので大阪では観ることができません。
今回を持って7年間続けた毎週日記の執筆を終えます。多くの方から「毎週書くのは大変でしょう」と言われてきた。確かに毎週日記に書ける事はないかと常に周りを見る習慣がついた。しかし書く材料はどこにでもある。自分で動き、体験し感じたことを素直に書くことだ。事実を調べ確認して書くことだ。長く続けるには嘘とまではいかなくても誇張して書かない方が良い。また書く前に文章の構成を考える習慣をつけたい。
私にも悩みはある。7年間続けてきた毎週日記を書く習慣で、文章を書くことが日常化しているのである。書かなくても良いのだが、何か書いていないと落着かない私がいるのである。今度は新聞等に投稿することなど考えたいと思う。
<今週の展示車>
ダウンヒル用マウンテンバイク。セイントという専用部品を装着しています。

(2)通勤サイクリング
休日を利用し、泉北ニュータウンと天野街道周辺を一筆書きサイクリングをした。泉北ニュータウンの緑道は泉北高速鉄道の泉ヶ丘駅、栂美木多駅、光明池駅に向かって伸びている。この緑道をうまく走ってできるだけ重複を避けてコースを作ろうと思ったのである。今回は2回目で前回は60kmだったが、今回のコースは70kmになった。もう少し手直しして「泉北緑道と天野街道一筆書き80km」というコースを作り、当館のイベント、市民の会サイクリングで使ってみたいと考えている。
先週は「自転車文化タウンづくりの会」が主催している、自転車コンクールの審査員が集まり、今年のコンクールの実施要項などを検討した。私にも協力要請があり、今後は時間にも余裕が持てると判断してお受けした。このコンテストは人と自転車双方に快適な空間を選び出し、自転車についての意識向上と自転車(駐輪と走行)空間のありかたを見出すため昨年実施された。今年は2回目を行うにあたり、コンクールの名称も含め、目的、手法、審査、広報、表彰に至るまで検討した。募集は9月頃に始めるため、正式発表は「自転車文化タウンづくりの会」のHPとフリーペーパー「CYCLE」で行われますので、是非応募して下さい。

コンクールテーマの設定や応募要項を打合せました。
(3)これからのこと
来週は東北の夏祭りのツアーに行ってきます。今年3月の東日本大震災に対して、私は何が出来るかを考え続けてきました。東北地方への観光客が激減というニュースもあり、妻と相談してツアーに参加することにしました。
予約して待っていたら、私のツアーは参加者が少なくキャンセルになり、日程を変え実施を決めたツアーに変更しました。確かに東北地方は余震が続き、放射能汚染の被害は終息しそうにないので、この時期にわざわざ東北へという心配はあります。しかし東北地方への支援は今後10年、20年と続けなければならないものであり、その被害を心に刻んでおくことが、今は必要であると考えています。
来年5月までは博物館の仕事の仕上げと、引継ぎをきちんと行うこと、一度は欧州へ行きパリとロンドンのコミュニティサイクルの実態を確認し、堺のまちづくりに役立てたいと思っています。
6月以降については全く白紙ですが、私の知識と経験が生かせる環境を探して
、仕事量を減らしながら本当のリタイヤする時期を決めたいと思っています。
長い間この毎週日記にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
来週からは私の後任として着任している長谷部雅幸さんに交代します。
私とは異なる視点で書かれる毎週日記に引き続きお付き合い下さいますようお願いします。ありがとうございました。(中村博司)