2012年07月28日

★ 2012年7月第4週

1.博物館便り
 1) “絵画コンクール”始まりました。
今年で21回目となりました、地球の未来と自転車のしくみを考える「夏休みこども絵画コンクール」が始まりました。この期間には、博物館内で絵画の先生が指導をしてくれるので、お子さんの絵を描く才能の上達にもお役に立ちますね。是非ご利用ください。 指導日:7月29日(日)、8月5日(日)、8月18日(土)、8月19日(日)、8月26日(日) 応募締め切りは、9月6日(木)午後4時30まで、郵送は必着です。 毎日たくさんの子供たちが博物館に来てくれていて、にぎやかで活気があります。
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イオンモール堺北花田店でも、絵画コンクール7月30日(月)まで開催しています。
自転車博物館の平常展示では見られない、フランス製ランドナーなどの自転車も展示しています。
2)“こんな自転車欲しかってん!コンテスト”始まりました。
小学5年生・6年生・中学生対象に開催します第五回「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」の今年の課題は、「災害のときに役立つ自転車」の企画です。大災害のときに、こんな自転車があったら災害現場でもっと人々のために活躍できると思える自転車を考えていただき、実現可能な案に対しては、実際に自転車を作ります。 どんな自転車のアイデアが出るか楽しみです。
3) ロンドンオリンピックが始まりました。
自転車博物館では、ロードレース競技に出場する“別府史之”選手がオリンピックで使用する自転車と同じ別府選手のスペアー自転車を3階に展示し、出場日本選手応援をしています。
同時に、アンディ・シュレク選手が、2011年のツール・ド・フランスで優勝した時に使用した自転車も展示しています。(長谷部雅幸) 

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2012年07月25日

★ 2012年7月第3週

1.博物館便り
 1) 「関西経済同友会」講演。
関西経済同友会(北区中之島)にて、会員の企業(銀行、新聞社、スポーツ関連商品会社、宣伝広告会社、旅行会社等)30名程の方々に対し、「トップアスリートの使用する自転車の進化」と題し講演させていただきました。
自転車は環境、健康等の話題が中心ですが、最新素材・最新テクノロジー・コンピュータを使った製品開発等、進化の著しいスポーツ機材としても注目を浴びています。 先ず大きな進化は、自転車の重量です。重量は競技用自転車にとってとても大きなファクターですね。今回紹介したロードレーサー、1964年(東京オリンピックの年)のロードレーサーは“重量 10kg”世界で始めて競技用インデックスディレイラーシステムを成功させた1985年製DURA-ACE SIS搭載ロードレーサー“重量9,6kg”そして、今年別府選手がオリンピックで使用するDURA-ACE Di2搭載ロードレーサー“重量7kg”と軽量化が進んで来ました。余り軽くなり過ぎると安全性が保てないとの配慮から、UCI(国際自転車競技連盟)では、最低重量を6,8kgと定めています。 これ以上軽い自転車はレースでは使用できないことになっています、 競技用ロードレーサーのフレームの進化は、鉄(クロームモリブデン鋼など)から、チタン・アルミ等の合金を経て、今はカーボンが主流となり、剛性と軽量化(自転車重量が軽くなった50%はフレームの軽量化に寄る)を達成しました。 軽量化要因の後の50%は、コンポーネンツやホイールに寄るものです。 重量が3割も軽くなった現代のロードレーサー、取り廻しも楽ですから、楽しく走れますね。 

2、 サイクリング
「吉野町・津風呂湖の水神祭り」周遊ラン 30.0km 
 堺市から車で1時間半ほど、空気と緑の山の中の吉野町に着けるとは便利になりました。今回はカー&サイクリングです。吉野川河川敷の無料駐車場(バーベキューや川遊びもできます)
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に車を置き、吉野町観光課にお寄りしたあと、河川敷→吉野駅→上市と自転車で走ります。上市の街は伊勢海道が通り、山上詣、高野詣、伊勢詣の拠点でした。 今も当時の人々の往来していた古い街並みに出会うことができます。荒格子・千本格子や蔵など、古い町屋が残っており往年の繁栄を伺えます。今、この古い街並みを走っていていても、静けさの中にも活性化している街の活気を肌に感じます。日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークが3本足の烏の、神武東征神話に出てくる八咫烏をイメージして作られていますが、この“ヤタガラス”の名称の清酒もこの街で造られています。
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自転車に乗って、古い街並みを散策した後、上市の街並みから小さな峠を越えるのがとってもいい感じです。
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都会のざわめきとは全く違った静かでも活気があり生き生きとした自然の中に人々の生活を感じながら青々とした田んぼの中、杉林を走り抜けると津風呂湖に着きます。
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1961年津風呂川をせきとめて作られた周囲32kmの湖です。
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今、自転車で行けるのは半分程度ですが、2年後くらいを目処に湖一周の道路を建設中で、地元の観光協会の方の話だと、サイクリングイベント、トライアスロン大会等スポーツイベントの開催を考えているとのことです。水が綺麗なので、魚釣りも盛んだそうです。50cm程も有るような、マスが泳いでいるのが、湖岸から見えました。
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7月10日は、水神祭りの日でしたので、午後に毎年恒例のお供えの餅を撒く「御供まき=ごくまき」が行われました。
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地元の関係者と私たち等老いも若きもお餅の取り合いです。 食糧難の時代ではないのでもう少しリラックスして拾えばと思うのですが、昭和生まれの人間はそうはいきません。遠慮の中にも白熱した戦いがそこにはありました。やっぱり「ごくまき」は盛り上がりますね。 来年は皆さん観光客の方々が沢山この「ごくまき」に参加してくれたら嬉しいですとの地元観光課の方のメッセージです。毎年7月10日に開催です。 吉野の昼食は、山間の村で焼いている素朴な「パン」と「柿の葉ずし」でした。
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本場の“柿の葉ずし”酢とご飯の甘さと鯖の整ったバランスの味が、一口頬張ると控えめにほんのりと口の中で一杯に広がり美味しいですねェ。 世界には沢山の料理が有りますが、こう云った風味の演出は、日本独特のものですね。
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総本家と言われている吉野で有名な、“柿の葉ずし”の「平宗」(ひらそう)は江戸時代末期、文久元年(1861年)奈良県吉野町上市で、すし、川魚、乾物の製造販売を行っていてその後、今から約150年前にその後吉野川沿いに料理旅館を始め、鮎料理、山菜料理等を供していました。その中で料理の一品として吉野地方の各家庭で作られた柿の葉ずしを遠来の客に提供することから広く全国に柿の葉ずしが知られるようになったのが、明治時代のことだそうです。“柿の葉ずし”は、6月頃が柿の葉の青葉が出回り旬だそうです。
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今年の秋(10月20日予定です)、自転車を電車車内にそのまま持ち込んで旅行ができる、吉野方面のサイクルトレインが運行予定です。
古事記サイクルトレイン開催要項
・関西及び東海方面から自転車の持ち込み可能な近鉄臨時列車を運行
・現地到着後、明日香や吉野などを自転車で周遊するイベント(計2回)を開催
[関西]近鉄大阪阿部野橋駅〜吉野駅(
(吉野山〜宮滝周遊サイクリングなど)
・列車内ではサイクリングマップの配付、及びボランティアガイド等による古事記解説を予定。                この電車で吉野へ行くのもいいですね。                 (長谷部雅幸)



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2012年07月12日

★2012年7月第2週

1.博物館便り
 1)NHKラジオ「ふるさと元気力」に生出演しました。
自転車博物館と活動を、NHKのラジオ番組「ふるさと元気力」にて紹介させていただきました。10分間程度でしたが、いつも通り、ずうずうしく目一杯!自転車の歴史、博物館の活動、サイクリングやメタボ講習等を私からお話させていただき、桜井さんから、楽しい女子ポタの活動を紹介させていただきました。アナウンサーの方が上手に話を引き出してくださったので、緊張はしましたが、楽しく自転車博物館の紹介をさせていただきました。
2、 サイクリング
「大阪渡船と大橋めぐり」大阪再発見ラン 22,5km 
 7月8日「大阪市が西部地域の開発にかけた意気込みが感じられる」をテーマにしたサイクリングをして来ました。
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 MCCメンバー14人と共にMCC会長の案内で、大阪下町の港区、大正区の渡舟と大橋を巡りながら、のんびりと大阪下町の近代史の解説をしてもらいながら、時間に追われないサイクリングを楽しみました。 
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渡船は時間で運行するので、結構待ち時間がありますから、その待ち時間の仲間との会話がこれまた楽しいもんです。
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大阪は水の都、八百八橋と言われるくらい川、橋、渡し舟が多いところですね。渡船は、大正区に7箇所もあり、また港区・此花区に1箇所の計8ヶ所あります。(今回はその内5箇所で乗船しました)これが大阪市営の公共交通機関で住民の生活の足になっています。渡船料金は無料です。京セラドーム前をスタートし、5箇所の渡船とIKEAでのスエーデン風ランチ
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の後に、なみはや大橋を渡り、ユニバーサルスタジオ前を通り、ひんやり涼しかった安治川トンネル(歩行者・自転車専用川底トンネル)
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をくぐって、京セラドームへ戻る2走行距離23kmのサイクリングです。
大正区は明治後半から昭和まで、東洋のマンチェスターと云われたくらい紡績が盛んな地域(綿糸・綿布の製造)で東洋紡績の工場があったりしました。大正区が、近代紡績発端の地だそうです。また、GMの工場があり1927年からシボレーなどの乗用車やトラックなど1927年から1941年に太平洋戦争の影響で創業停止になるまでの間15万台が造られました。(ノックダウン生産なので、正確には組み立てられたですね)ちなみに、関東ではフォードも自動車を造っていました。日本で造られたアメリカ車が有ったとは今回知りましたね。この他、製鉄工場や材木の集積基地としても活躍したところです。リトル沖縄もここです。平尾界隈には沖縄料理店の看板があちこちで見られます。次は、沖縄料理満腹ツアーもいいですね。 長い長い、日本最長の桁橋「なみはや大橋」のてっぺんまで行くと、現代の大阪の中心地(大正区・港区辺りが昔の中心地でした)が一望でき、これまた絶景です。
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日本で一番低い山「天保山4.53m」にも登山でき、
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時間に追われずのんびり歴史探訪サイクリングもとってもいいものでした。 外国の方の何人もがサイクリングに来られてました。
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このコースなら、小学生の居る家族連れサイクリングも可能そうですね。
今回廻ったコース:京セラドーム→大正橋→三軒家→落合上渡船場→落合下渡船場→千本松大橋(千本松渡船場)→平尾商店街→大正内港・千歳橋(千歳渡船場)→鶴浜→なみはや大橋→天保山→天保山大橋(天保山渡船場)→USJ→安治川トンネル→九条→京セラドーム 走行距離:22.5km (長谷部雅幸)


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2012年07月04日

★ 2012年7月第1週

1.博物館便り
1)「こんな自転車ほしかってんコンテスト」が始まります。 
テーマ「災害の時に役立つ自転車」
今年で第5回目となる「こんな自転車ほしかってんコンテスト」は、7月20日から10月31日の間受付が行われます。小学5年・6年と中学生が応募対象です。堺市内の全小学校94校と全中学校43校に加え、大阪市内の370校に応募用紙と、告知ポスターが配布されます。昨年は、862点の応募がありました。このコンテストの趣旨ですが、「自転車の未来は、21世紀に暮らす人が自転車をどのように使い、生活に生かすかによって決まる」と云う視点に立って、21世紀の自転車の企画を考えるコンテストを実施しています。社会の技術革新がどんどん進む中で、私たち人間が行っている日々の営みは、地球にも、社会にも、私たちの身体にも、多くの負担を強いています。そうして迎えた21世紀では、地球規模での環境問題、全ての人々にとって住みよい社会への課題など、社会はさまざまな問題や課題を抱えています。そこで21世紀を担う子供たちが一人でも多く、自転車の企画を通して、今ある社会の問題や課題に取り組んでもらえることを期待しています。
2012年のテーマは「災害の時に役立つ自転車」です。
2011年3月11日、東北地方を中心に大地震が起こり、巨大な津波によって海岸に近い地域の多くの家や工場、道路、公共施設が大きな被害を受けました。津波が来なかった地域でも、電気、ガス、水道などが止まりました。こんな状況の中で注目されたのが自転車でした。歩くより3〜5倍速く、燃料がいらず、通れる道も車より多かったのです。
 2012年の今年も、竜巻や豪雨、土砂災害など、私たちが暮らす日本列島は大自然の大きな力による災害にさらされ、たくさんの人が被害にあいました。このような災害の時に役立つ自転車の企画が今年のテーマ「災害の時に役立つ自転車」です。 

2、 サイクリング
「天空のサイクリング‐U」満喫
より高いところに行きたがるのは、サイクリストも同じ?ですね。
梅雨の合間に和泉葛城山系の山々を縦走してみました。 30歳の頃は、MTBで金剛山から和泉葛城山系の尾根伝いのハイキング道「ダイヤモンドトレール」を走りました。 特に、真冬に雪が20cm程も積もった尾根は、白い雪と杉の緑とがとても清々しく美しいものです。この中をグループで走るのはとても楽しいものです。さて今回のルートは、泉北−鍋谷峠(667m)−三国山(885m)−平(525m)−堀越観音−蔵王峠−滝畑ダム−花の文化園−泉北 合計67kmです。
鍋谷峠の下の気温20度、峠の頂上では18度と気温は2度も異なりとっても涼しく走れました。
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今日は、天空サイクリングパートUなので、登りは楽に行こうと鍋谷峠667mを30分掛けてゆっくりクリア。通常は、この峠を真っ直ぐ紀ノ川方向に下って、途中峠の茶屋に寄り美味しい「ぼた餅」をいただくわけですが、今回は、峠の頂上の先50mほど先を左折し、杉木立の急な登り(15%は有りそう。だけどこの後にもっと恐ろしい17%超の坂に今日は出くわしたのです)を登ると、三国山(885m)に到着になります。
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鳥のさえずりと、杉木立の中を通り抜ける風の音は、脳を噴霧清涼してくれますね。三国山山頂から急な坂を下って、幾つかの坂を越えて来ると、平(525mの山里)に着きます。
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3720.jpgここは、「串柿の里」として有名な、かつらぎ町になります。柿、梅等が栽培されていて、秋には未だ柿色の吊るした干し柿が農家の庭先だけで無く、干し柿の天日干し場にはそれは綺麗な秋の風景を作ってくれます。
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天空の里ですね。昔のままの日本の美しい田舎の風情が残っています。 
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それもそのはずで、この辺は、山中ですから道幅も狭く、なんと言っても上り坂がきつい!! 私も遂に自転車から降りて押したほどのきつさでした。
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この、山や谷を越えたところで、山腹に位地する「堀越観音」に到着します。
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山腹を使った境内は綺麗に整えられています。ここまでの距離約40k未満。こんな近くでも、堺市内から見ると別世界ですね。この後、蔵王峠を経て、滝畑ダムから花の文化園(河内長野)までずっと下って楽チンに来れます。途中の緑に苔むした橋の袂に咲く、色々な色が混合した紫陽花が綺麗でした。
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3779.jpg(長谷部雅幸)



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