2012年07月25日

★ 2012年7月第3週

1.博物館便り
 1) 「関西経済同友会」講演。
関西経済同友会(北区中之島)にて、会員の企業(銀行、新聞社、スポーツ関連商品会社、宣伝広告会社、旅行会社等)30名程の方々に対し、「トップアスリートの使用する自転車の進化」と題し講演させていただきました。
自転車は環境、健康等の話題が中心ですが、最新素材・最新テクノロジー・コンピュータを使った製品開発等、進化の著しいスポーツ機材としても注目を浴びています。 先ず大きな進化は、自転車の重量です。重量は競技用自転車にとってとても大きなファクターですね。今回紹介したロードレーサー、1964年(東京オリンピックの年)のロードレーサーは“重量 10kg”世界で始めて競技用インデックスディレイラーシステムを成功させた1985年製DURA-ACE SIS搭載ロードレーサー“重量9,6kg”そして、今年別府選手がオリンピックで使用するDURA-ACE Di2搭載ロードレーサー“重量7kg”と軽量化が進んで来ました。余り軽くなり過ぎると安全性が保てないとの配慮から、UCI(国際自転車競技連盟)では、最低重量を6,8kgと定めています。 これ以上軽い自転車はレースでは使用できないことになっています、 競技用ロードレーサーのフレームの進化は、鉄(クロームモリブデン鋼など)から、チタン・アルミ等の合金を経て、今はカーボンが主流となり、剛性と軽量化(自転車重量が軽くなった50%はフレームの軽量化に寄る)を達成しました。 軽量化要因の後の50%は、コンポーネンツやホイールに寄るものです。 重量が3割も軽くなった現代のロードレーサー、取り廻しも楽ですから、楽しく走れますね。 

2、 サイクリング
「吉野町・津風呂湖の水神祭り」周遊ラン 30.0km 
 堺市から車で1時間半ほど、空気と緑の山の中の吉野町に着けるとは便利になりました。今回はカー&サイクリングです。吉野川河川敷の無料駐車場(バーベキューや川遊びもできます)
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に車を置き、吉野町観光課にお寄りしたあと、河川敷→吉野駅→上市と自転車で走ります。上市の街は伊勢海道が通り、山上詣、高野詣、伊勢詣の拠点でした。 今も当時の人々の往来していた古い街並みに出会うことができます。荒格子・千本格子や蔵など、古い町屋が残っており往年の繁栄を伺えます。今、この古い街並みを走っていていても、静けさの中にも活性化している街の活気を肌に感じます。日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークが3本足の烏の、神武東征神話に出てくる八咫烏をイメージして作られていますが、この“ヤタガラス”の名称の清酒もこの街で造られています。
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自転車に乗って、古い街並みを散策した後、上市の街並みから小さな峠を越えるのがとってもいい感じです。
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都会のざわめきとは全く違った静かでも活気があり生き生きとした自然の中に人々の生活を感じながら青々とした田んぼの中、杉林を走り抜けると津風呂湖に着きます。
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1961年津風呂川をせきとめて作られた周囲32kmの湖です。
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今、自転車で行けるのは半分程度ですが、2年後くらいを目処に湖一周の道路を建設中で、地元の観光協会の方の話だと、サイクリングイベント、トライアスロン大会等スポーツイベントの開催を考えているとのことです。水が綺麗なので、魚釣りも盛んだそうです。50cm程も有るような、マスが泳いでいるのが、湖岸から見えました。
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7月10日は、水神祭りの日でしたので、午後に毎年恒例のお供えの餅を撒く「御供まき=ごくまき」が行われました。
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地元の関係者と私たち等老いも若きもお餅の取り合いです。 食糧難の時代ではないのでもう少しリラックスして拾えばと思うのですが、昭和生まれの人間はそうはいきません。遠慮の中にも白熱した戦いがそこにはありました。やっぱり「ごくまき」は盛り上がりますね。 来年は皆さん観光客の方々が沢山この「ごくまき」に参加してくれたら嬉しいですとの地元観光課の方のメッセージです。毎年7月10日に開催です。 吉野の昼食は、山間の村で焼いている素朴な「パン」と「柿の葉ずし」でした。
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本場の“柿の葉ずし”酢とご飯の甘さと鯖の整ったバランスの味が、一口頬張ると控えめにほんのりと口の中で一杯に広がり美味しいですねェ。 世界には沢山の料理が有りますが、こう云った風味の演出は、日本独特のものですね。
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総本家と言われている吉野で有名な、“柿の葉ずし”の「平宗」(ひらそう)は江戸時代末期、文久元年(1861年)奈良県吉野町上市で、すし、川魚、乾物の製造販売を行っていてその後、今から約150年前にその後吉野川沿いに料理旅館を始め、鮎料理、山菜料理等を供していました。その中で料理の一品として吉野地方の各家庭で作られた柿の葉ずしを遠来の客に提供することから広く全国に柿の葉ずしが知られるようになったのが、明治時代のことだそうです。“柿の葉ずし”は、6月頃が柿の葉の青葉が出回り旬だそうです。
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今年の秋(10月20日予定です)、自転車を電車車内にそのまま持ち込んで旅行ができる、吉野方面のサイクルトレインが運行予定です。
古事記サイクルトレイン開催要項
・関西及び東海方面から自転車の持ち込み可能な近鉄臨時列車を運行
・現地到着後、明日香や吉野などを自転車で周遊するイベント(計2回)を開催
[関西]近鉄大阪阿部野橋駅〜吉野駅(
(吉野山〜宮滝周遊サイクリングなど)
・列車内ではサイクリングマップの配付、及びボランティアガイド等による古事記解説を予定。                この電車で吉野へ行くのもいいですね。                 (長谷部雅幸)





posted by bikemuse at 12:19| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする
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