2006年10月06日

★2006年10月第2週

[ 10月8日 自転車は左側通行です。]
(1)博物館便り
先日横浜の方より電話をいただいた。
1930年代に購入し、父親が使用していた英国製ラレーの自転車を受継いで愛用していたが、処分するのはしのび難いので、寄贈を申し出ていただいたのだ。
もちろんタイヤなどは消耗品であり、わざわざ横浜でタイヤ交換など修理していただいての寄贈であった。
ゆったりした乗り心地であると、コメントをいただいていたので私も試乗してみた。変速機はスターメ・アーチャーの内装3段で、ハンドルは手前に曲っていて今の自転車と異なる、しっかりした乗り心地である。
70〜80年の時代を経ても、手を加えれば、今も使用可能なことに私は感動してしまった。私も私なりに若い頃に使った自転車を部品を交換して愛用しているが、だかが20年ほど前のものだ。確かに速く、快適に走れるカーボン製のロードバイクもレースの世界では「戦う武器としての自転車」として必要なものだと思う。しかし、日常愛用する自転車については、それこそ一生使い続けるという視点をもって、自転車を選ぶことも「使い捨てがあたり前の時代」にあって、必要な視点ではないかと思う。
今回の自転車を含め、開館以来15年間にさまざまな自転車の寄贈を受けてきたが、未公開の自転車も多く、2007年4月1日から始まる特別展示について「昭和の自転車」というテーマで、自転車を通して昭和という時代を見つめる展示を考えてみたいと考えている。そして寄贈を受けながら、展示の機会がなかった自転車を一挙に公開し、感謝の気持ちを表したいと考えている。
06.10-2
1930年代のイングランド製のラレーの紳士用自転車。





(2)通勤サイクリング
日没が早くなり、ハブナイナモを点灯して帰る日が多い。できるだけ交通量の少ない道を走り、泉北ニュータウンに入ると、人と自転車のための緑道を走っている。この緑道を走っていると当然だが、自転車と対向することも多い。
私は自転車は左側通行だから、左に寄るが、相手は相手の右側に寄ってくる。つまり正面衝突しそうになる。やむなくブレーキをかけて止まる。相手も当然止まる。先日は同じ日に2回、3回とこのような状況が起った。「自転車は左側通行です。」と言うことにしているが、なぜこんな事になっているのか私にはわからない。単にもうすぐ右へ曲るので、右へ寄っていただけなら、まだ多少納得できるが、「自転車の歩行者感覚の定着」で自転車は右側を走る、あるいは、自転車は道路の右でも左でも走って良いと考えている人が増えているとしたら大問題だ。(中村博司)



posted by bikemuse at 17:27| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする
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