2011年03月12日

★2011年3月第2週

[ 3月13日 平成23年東北地方太平洋沖地震]
(1)博物館便り
三陸沖を震源とする大震災で東日本を中心に大災害をもたらしている。被害の詳細については不明だし、余震による新たな被害が予想されるので、気が抜けない状況だ。
大きな被害が出たと報道されている大船渡市に約30年前に販売店対象の講習を行うため訪ねたことがある。のどかな港町だった記憶しかないが、被災された方々に心よりお見舞い申上げます。
東京でも様々な影響を受けJRも「ゆりかもめ」等、私鉄等も止まった。実は私は一週間前に東京の博物館を訪問していた。被害の出た九段会館の近くにある科学技術館で、先週報告した「長寿命設計による折畳み自転車」を見学し、お台場にある日本科学未来館には「ゆりかもめ」に乗って訪問した。当館で科学の原理を自転車の仕組みを使って解説する展示を考える調査のためだ。
科学未来館では先端科学をきちんと解説するよりも、子供達に「科学は面白い」と思わせる見せ方を重視した展示やデモンストレーションを行っていた。ホンダが開発した世界初の本格的な二足歩行ロボット「アシモ」のショーを見学したが、サッカーボールを蹴る動作など、子供達の歓声が上っていた。こうした展示は当館の今後の展示の課題です。
11.3-2.jpgサッカーボールを蹴るアシモ
<今週の展示車>
フランスの有名なハンドメイドのツーリング車「ルネルス」のスポルティーフです。1970年代初めにシマノの3代目の社長である島野敬三氏がオーダーし作ったものです。
11.3-2-1.jpg
(2)通勤サイクリング
地震で首都圏の交通はストップし、タクシー乗り場に長い行列が出来ている様子が報道されていた。
東京には私のおじさんがいる。電話で安否を確認出来て一安心だが、外出先から自宅に戻るのに大渋滞に巻き込まれて大変だったとのことだ。帰宅難民と呼ばれる職場から自宅へ帰り着けない対策として、自転車がもっと見直されて良いと思う。大地震ともなれば自転車なら安全安心とは言い切れないが、ルート変更や渋滞に巻き込まれないなど臨機応変な対応が出来るのが強いところだと再認識した。
当館は大仙公園に隣接しているが、この公園は災害時の避難場所に指定されている。
堺は大阪湾に面しているが、紀伊水道等があり、大津波を直接受ける地理的な位置にはないが、水位が上がれば沿岸部が浸水被害を受ける可能性はある。沿岸部の方が大仙公園に避難して来られたら、トイレを開放したり、夜露をしのいでもらう等考える事が必要になる。
「天災は忘れた頃にやってくる」と子供の頃は聞かされたが、16年前の阪神淡路大震災、今回の大震災の前にも大きな地震や火山の噴火がこれだけの頻度で起こるのが私達の住む日本列島である。日本列島に住む者として運命共同体意識を持って助け合い、普段から備えを怠らず、天災に対応することが求められていると思う。(中村博司)





posted by bikemuse at 17:23| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。