2011年03月19日

★2011年3月第3週

[ 3月20日 節電や寄付の他に何が出来るか考えたい]
(1)博物館便り
地震から9日が経過したが、未だ被害の全容は見えず、原子力発電所での危機的状況が続き、約40万人と言われる避難所にいる方々、自宅で多くの人が救援物資等の支援を待っている。多分私も含め日本人の多くは未曽有の被害に対し、自分に出来る支援とは何かと自問する日々を過ごしているのではないか。
そんな中で、泉州地域と和歌山市周辺のミュージアムが結成したミュージアムネットワークの会合が開かれ出席した。
平成20年に作成した、泉州ミュージアム・ネットワークガイドのパンフレットだが、スタンプラリーについて21年3月、22年3月、23年3月の3回分の〆切を終了して、新しい加盟館も含めて発行したいとの議題に関しては結論が出なかった。
100万円以上の費用がかかり、大災害の直後で寄付を要請しても受けられる見込みが立たない事、また加盟館の気持ちとしても出せるお金があれば被災地復興等に使ってほしいという気持ちが強いためだ。
別の議題として、このネットワークとして統一したテーマで展示やイベントを開催すれば、マスコミ等が取り上げやすいので、アイデアがあればという話が出た。
私は「エコライフをテーマにしてはどうか」と提案した。大震災のあとに思うことは、便利で快適な生活を求めることにより、電気、ガス、水道といったエネルギー、資源を大量消費するライフスタイルが定着した。しかしそれがいかに危ういものであるかを実感する。電気、ガス、水道、電話も無い時代に私たちの先祖は1万年も前から日本列島で暮らしていた。
資源、エネルギーを大事に使い持続可能な生活を維持するいわば究極のエコライフで暮らしていた。
ネットワーク加盟館には弥生文化博物館がある。弥生人のエコライフを紹介し、現在にも役立つ先人の知恵を役立て、当館は自転車ライフを提案するというアイデアである。何人かの賛同する意見もあり、次回の会議で採択されるか決まるだろう。
<今週の展示車>
ウィーン少年合唱団創立500周年記念の少年向自転車です。
サドル位置を上げると後方へも移動するよう、シートチューブの角度をねかしてあります。
11.3-3.jpg
(2)通勤サイクリング
また冬の寒さが戻ってきた。堺にも雪が舞った。被災地で暮らす方々のご苦労を思うと胸が痛む。
寒さ対策としてシューズカバー、フリースのマスク、厚手の手袋等洗濯したものを再び取り出して使用している。凍える北風の中を元気に走っている。
日本の気候はなかなか厳しいものがある。1万年以上前からこの地に住み着いた私たちの先祖は地震、噴火、台風等絶え間ない大自然の猛威の中で自然を神として崇め、祈りを奉げて生きてきた。こうした気候、風土の中で日本独自の文化が生まれ、自然と共に生きてきたはずだ。過酷な自然が人を日本人として育て鍛えてきた。その中で知恵と努力を重ねて生き残ったのが私たちの先祖である。今回の困難も知恵と努力で克服できるはずだ。なぜなら私たちは日本人だからである。節電や寄付の他に私も何が出来るか考えたい。
話は変わるが、先週は大仙公園周辺施設連絡会も開かれ、女性スタッフに出席してもらった。
大仙公園周辺の文化施設(博物館、図書館等)が集まり、情報交換をしている。先週から気になっている堺市民が大仙公園へ避難に来られた時の対応をどうするか、参加館に聞いてみたが、「被災者受入れマニュアル」といったものを用意している館はなかった。幸い堺市で危機管理を担当した事のある方が、次回の5月の会合までにマニュアルのたたき台を作っていただけることになった。また各館が保有する災害時に役立つ道具や資材があれば、情報共有しようという事になった。(中村博司)
(3)新刊の紹介
砂田弓弦氏監修の自転車ロードレースマガジン「チクリッシモNo22」が八重洲出版より発行された。2011年のプロチームガイドと選手名鑑が付いています。価格は1,680円です。
砂田氏のブログによれば、レース中も選手が日本の災害を心配して、砂田氏に声をかけてくれるそうです。
11.3-3-1.jpg



posted by bikemuse at 12:33| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。