2013年10月02日

★ 2013年9月第4週

1.博物館便り
(1)『大阪府警西警察署・西区自転車安全運転リーダー』制度が始まりました。
“これから大阪市西区を誰もが住みよい優しい地域にしていくため、西区からあらたな自転車文化を発信します”との事で、自転車安全運転に関する新しい取り組みが「大阪府西警察署・西区役所・西区福祉協議会他、ボランティアグループ方々」によりスタートしました。
目的:「自転車の交通秩序の整序化及び規範意識の高揚を図り、自転車が関連する交通事故を減少させるため、自転車安全リーダーの養成を実施し、安全で快適な自転車環境作りを目指すものである。」とした、大阪府西区において自転車運転の安全を向上するためにリーダーを養成する新たな取り組みです。この取り組みでは、道路交通法講義の他、自転車の歴史、学科テスト(学科試験の成績次第でライセンスの終了証が4種類に分けられるほど厳格)及び実技指導とかなりレベルの高いものとなっています。受講終了後には、自転車に貼る「自転車安全リーダー証」及び携帯する「修了書ライセンス」が手渡されます。
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 このように、市民の方々の自転車安全運転意識となる、モラル・マナー意識の向上は自転車文化を支える大きな柱と思いますので、私も1時間ほどの講演をさせていただきました。

(2)自転車の交通違反罰則があります。
1)決められたところを通行しないと交通違反となります。
通行区分
道路交通法第17条第1項
罰則:3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
自転車は、歩道と車道の区別のある道路では、車道を通行しなければならない。
[左寄り通行等] 道路交通法第18条第1項
自転車は道路の左側端に寄って道路を通行しなければならない。
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2)歩道を通行できる場合でも、守るべき交通ルールがあります
普通自転車の歩道通行
道路交通法第63条の4第1項
● 自転車歩道通行可の標識等がある場合。
● 自転車を運転している人が
・ 13歳未満の子ども
・ 70歳以上の高齢者
・ 身体の不自由な人の場合。
● 道路工事をしているとき、駐車車両や交通量が多いなど、車道を安全に通行することができない場合。
歩道を通行することができる。
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*普通自転車の歩道通行
道路交通法第63条の4第2項
罰則:2万円以下の罰金又は科料
● 歩道を通行する場合は、歩道の中央から車道よりの部分を通行しなければならない。
● 歩道を通行する場合、すぐ停止できるような速度で徐行すること。
● 歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。
● 自転車通行指定部分がある時は、指定部分を通行しなければならない。
● 自転車通行指定部分については、指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行すること。
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*軽車両の路側帯通行
道路交通法第17条の2
罰則:2万円以下の罰金又は科料
自転車は、著しく歩行者の通行を妨げる場合を除き、路側帯を通行することができる。この場合、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければならない。
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下図のような歩行者用路側帯は自転車での通行ができません。自転車を押して歩くか、車道の路側帯寄りを通行しましょう。
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2、サイクリング
『千早赤坂村の棚田』稲穂が金色に輝き!絶景です。
実りの秋を象徴するのが、日本人の主食お米の収穫期ですね。
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 この収穫期の金色に輝く田んぼを見たくて、“日本棚田百選”に選ばれた大阪の南東部の南河内郡「千早赤坂村」の、「下赤坂棚田」を観に行きました。
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 先ずは、平安時代以降に高野山参詣の街道が高野街道」から千早赤坂村を目指します。高野山詣での街道は堺から始まる「西高野街道」と、京都から始まる「東高野街道」が河内長野駅前周辺で一本に合流し高野山へ通じて行きます。
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 現在でも高野街道沿には三日市宿として賑わった宿場町の古い街並みが残り、旅の趣を深いものにしてくれています。 河内長野市には、日本酒の製造技術が向上し良い酒ができるようになったのが室町時代末期。 当時の酒造りは寺院が中心で(フランスのワインと同じですね)現在もある天野山金剛寺では、室町時代から戦国時代にかけ僧坊酒として酒作りがされ、全国では濁酒が大部分の中、高度な技術で清酒を造っていたのが天野山金剛寺でした。この酒の名称が天野酒で、特に豊臣秀吉に好まれました。 現在では、1718年295年前に創醸した、河内長野市の「西條蔵」が昭和46年に「天野酒」の名称を復刻させ現在に至っています。 西條蔵は、情緒にあふれた「高野街道・酒蔵どおり」にあります。
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沢山の種類のお酒の他、吟醸酒かすアイスクーリーム(アルコール分0%)がありました。
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 秋のイベントが数多く計画されているこの周辺から、
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三日市宿を抜け、
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府道310号線で観心寺に参り
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(お寺前の茶店「阿修羅窟」は土・日・祝祭日のみ営業で、店内の趣は大正時代か昭和初期、この雰囲気中でいただく“ぜんざい”はおすすめ)
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 山の中の府道209号線−705号線を経て千早赤阪村中心部に近づくと、棚田入口看板が右手に見つかります。
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自動車で入るならこの道から、千早赤阪村立中学校裏(下赤坂城跡)に出ます。 自転車ならこの看板のところから入らず、真っ直ぐ200m程先まで進み、右手に入る道から入ると、この綺麗な棚田を先ず見ることができます。
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 この棚田の中を通りもう一つ上の田んぼに行くと静かな秋の実りの田んぼの遙か向こう側に高層建築の建ち並ぶ大阪市内が眺められ、
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この場所に居ると時間が止まっているような安堵感の中で蜃気楼を見ているようでした。 ここから、下って千早赤阪村立中学校裏(下赤坂城跡)に出て観光用棚田上に出ます。ここから眺める「下赤坂棚田」は金色に輝く稲穂が風に揺れた光景は、日本の原風景とも言える景色をつくり出していました。 今回のコースは、緑深い自然の形状の中に造られた山坂が多くあり、自然を満喫するサイクリングにはとっても良いコースでした。
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 走行距離:70km
(長谷部雅幸)



posted by bikemuse at 15:09| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする
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