2013年12月07日

★ 2013年11月第3週

1.博物館便り
『自転車乗り方教室(初心者スクール)』が11月4日(月)NHKで紹介されました。
公益財団法人シマノ・サイクル開発センター(自転車博物館 サイクルセンター)が毎週開催しています「自転車に乗れるようになろう」の『自転車乗り方教室(初心者スクール)』が、NHKテレビにて紹介されました。
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 全国放送の祝日ゴールデンタイムでしたので、それは多くの方がご覧になられたようで、翌日から沢山の問い合わせ、また激励のお声をいただきました。
1994年から始まったこの教室は、地域の方々自転車の便利さ、乗る楽しさを知っていただこうと始まりましたが、実直に開催してきた今年11月末までの20年間に、実に延べ2万5千216人もの方々が受講されました。多くの方々に支持・支援いただき20年もの間継続してこれた「自転車乗り方教室」、今後も「自転車に乗る楽しさ・便利さ」を感じてくださる方々を応援すべく活動していきたく思います。 皆様のご支援ありがとうございます。
放送は、11月4日(月・祝日)NHK総合テレビ番組「にっぽん紀行」午後7時30〜7時58分「かならず笑顔にしてみせます〜大阪・堺 自転車教室〜」と題して放送されました。 
以下、NHKのHP掲載の番組紹介文をご紹介します。
日本列島各地を訪ね、ささやかな、しかし本物の「人間ドラマ」を発見する紀行ドキュメンタリーです。大阪で評判の無料自転車教室。家での練習では自転車に乗れなかった子どもが1日で笑顔に変わるのだ。その秘密はどこにあるのか。汗と涙と笑いに満ちた親と子の物語を追う。
「1日で乗れるようにさせます」のモットーの下、大阪で評判の無料自転車教室。家ではどんなに練習しても自転車に乗れなかった子どもたちが、帰る時にはみな笑顔に変わる。先生は定年退職後のボランティアの“じいちゃん”たち。泣いたり、投げ出したりする子どもを励まし、一緒に走り、巣立たせるのだ。そんな子供の成長を喜び、一方で子どもとの関係を見つめ直す親たち。たかが自転車、されど自転車。汗と涙と笑顔の物語を追う。

2.サイクリング
『堺・和スイーツサイクリング』開催しました。2013年11月16日(土)
茶の湯を文化に昇華させた「堺の文化人」たち。その茶の湯に対として供される「和菓子」。堺が国際貿易港として栄えたことによる海外から入って来る素材を使った独特の和菓子。戦国武将に好まれたお菓子、千利休に愛されたお菓子など、古い歴史を持つ老舗和菓子舗が並ぶ堺の旧市外の街並みを巡るスイーツサイクリングを行いました。
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 堺の旧市街は江戸時代の大火の後、現在の碁盤の目のような道路に造りかえられました。ですから、道は直線が多く街並が分かり易く海岸に近いため平地ですから、旧市街タウンサイクリングなら初心者も安心です。
自転車博物館を出発、京町通りを海岸方向へ進み、茶道の千家一門の供養塔、千利休好みの茶室 実相庵が在る「南宗寺」前を通り、最中一筋の専門店「南曜堂」です。添加物を一切使用せず、100年以上続く老舗では、堺の江戸幕府の天領(直轄)にちなんだ「天領最中」があります。続いて200m程移動し、鎌倉時代末期創業(1329年)の「かん袋」で、名物「くるみ餅」を店内で食します。
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秋のサイクリングでは温かいお茶が出てとても嬉しい。
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商号の「かん袋」は豊臣秀吉の命によります。 かん袋では、明国(中国)より輸入された農作物にて餅を塩味にして作り、その後ルソン(フィリピン)から輸入された「砂糖」が加えられ、現在の甘味にしました。ここからは、しばらくサイクリングを楽しみお腹を減らします。戦前には一大娯楽施設場のあった「大浜公園」を通り、
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現存する日本最古の木造灯台「旧堺灯台」
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と最近対岸の日本最大級の壁画(タイトル:浪漫やさかい〜時代を越えて通じるロマン〜)を眺め一休み。
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 休憩後再びペダルを踏んで湾沿いを海風を頬に感じながら旧市街へ向かい、
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創業1532年の老舗「本家小嶋」へ到着。こちらの「芥子餅」は、古来ヨーロッパから各国の港を経由して渡来した船が、インドから積んできた「芥子」を餡にまぶした和菓子で、茶聖・千利休も愛したといわれている銘菓です。11時で既に完売と云うことで、賞味できませんでした。残念! 次へ向かうは、堺の伝統産業会館へ行きます。 ここでは、堺ゆかりの伝統産業製品「自転車・刃物・線香・和菓子・注染・昆布・敷物・鯉幟など」を展示・紹介・販売をしています。
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館内には、紹介映像もあり一度で堺の産業通になれます。 次なるところへは、直線路で造られた旧市街のお寺が多く残る神明町東、九間町東を抜け江戸時代初期の町家「山口家住宅」(国の重要文化財指定)へ行き見学。
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その後南へ向かい二百数十年の歴史を持つ老舗「八百源来弘堂」で肉桂(シナモン)を使った銘菓「肉桂餅」をいただきました。 香りの良い「肉桂」(ニッキ)は、求肥(白玉粉・餅粉)に保水性の良い砂糖・水飴を混ぜ合わせることで、数日経っても柔らかく、香りの良い上品な和菓子に作りあげられています。 ここからは帰路となり、遠方への旅、新築、転居等の厄除けとして有名な「方違神社」(ほうちがい)へ参拝し、多くの古墳が残る百舌古墳群のひとつ「反正天皇陵古墳」から、世界三大墳墓の一つ「仁徳天皇陵」外周を廻り大仙公園でゴールしました。
和菓子の老舗を巡り、海で灯台を眺め、お寺の多い旧市街から、旧家を見学し、古墳を巡り紅葉の美しい公園へゴールする全行程14kmの周遊サイクリングを27人(男性19人、女性8人)+インストラクターで行いました。 普段乗りの軽快車で充分廻れるコースです。 皆さんも一度巡ってみませんか。(長谷部雅幸)

posted by bikemuse at 09:17| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする